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山スキーについてきょうも少見を。スキー人口が減り、その対策としてスキーメーカーや販売店は、目先を少し変えた山スキーで、人気回復を狙ったのだろうか。ゲレンデを飛び出した海外の華麗なスキーヤーたちに刺激され、日本でも同じようなことができると考え、そしてそれに、いわゆるアウトドア雑誌が追随した、ということなのか。
日本のような比較的急峻な山岳地形で、どれほどそういうスキーができるのだろうかと、疑問が湧かないではない。が、同時に、同じようなことがすでにあったことも思い出す。岩登りである。
わが国の山には、岩壁が少ない。標高も3千メートルが精一杯である。にもかかわらず、世界のレベルに伍すことのできるクライマーが続出するという時代があった。だから、可能性は低いだろうが、もしかしたら山スキーにもそういうことが起きるかも知れない。ただし、岩登りがそうであったように、事故の増加を避けることはできないないだろう。
また、山スキーはすでにあるのだから、今のような滑降を主体にした新しいスキーは、別の名称にした方がいいと思う。山スキーには重いキスリングを背負い、アノラックを着た古い時代の登山者の、質素朴訥のイメージが今も残っているのだから。
加えて、山靴に着用可能な「元祖山スキー」の生産、販売も止めないでもらいたい。こちらの方が、現在の山スキーと言われる高価なスキー、金具、虻蜂取らずのスキー靴一式よりも、普及の可能性は余程高いのではないのだろうか。ヒッコリーにジルブレッタ、竹製のストック、とまでは言わないから。
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HALについては、いろいろな方にご心配をおかけしました。今はこんな感じでいます。
1月はまだ予約ゼロ。2月の3連休10、11、12日はキャンセルとなり、空いています。2月は3、4、5と日と17、18、19日予約あります。この間及びその前後でしたら、少人数でも受け付け可能です。お問い合わせください。
冬季の営業については以下をクリックしてください。「冬季営業の案内(’17年度」は、前年のものを流用している部分もあって、段落や改行がおかしく、見苦しいかも知れませんが何卒ご容赦を。少人数の場合は一応ご相談ください。また他の団体と計画が合えば、少人数でも管理棟の予備の部屋10畳ふた間を利用することができます。