入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

    ’18年「冬」(17)      

2018年01月20日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 入笠のような山でも、たまに事故がある。登山者の場合もあれば、そうでない場合もある。最近では昨年の11月、未舗装の道路を走りたがる中年の単車乗り(=オフロードバイカー)の転倒事故があり、ヘリコプターと救急車が来た。
 きょうの毎日新聞、山岳遭難への防災ヘリの出動に際して埼玉県には、救助に危険や困難が予想される雲取山や甲武信岳、その他の特定山域においては、「運行5分当たり5000円」の救助費を請求できるとする条例があり、最近(16日)起きた二子山の事故に対して、この条例が適用されたことを県が明らかにしたと報じている。
 これに対して、年間で山岳遭難が「250件以上」も発生する長野県ではどう考えているかと記者に聞かれて、県の消防課は「有料化の必要性はない」と返答したという。その理由が、県警や自衛隊所属のヘリも出動する場合があって、県の防災ヘリだけがその費用を請求するのは「難しい」という説明だったという。呆れた、それが「必要性はない」の理由になるのか。埼玉県では、こういった事故に対して警察や、自衛隊は出動しないのだろうか。
 その一方、救助隊が編成され、陸から出動する場合はどうなるか。民間の救助隊員には1人辺り日当約3万円、さらに交通費や宿泊代、保険料も追加され、装備費がかかることもある。捜索隊の人数については救助隊に任せるしかなく、しかも助かろうと助かるまいと、捜索願の申請者に対しては後日、請求書が送られてくる。これに、民間のヘリが投入された場合には、1時間で50万円ぐらいの料金が加算されるはずだ。
 警察や自衛隊といった公同士での整合性を考えるのも結構だが、同じ山岳事故でも公と民ではこれだけ違うのである。訳の分からないような説明で済ませるのではなく、埼玉県の例も参考にして、もっと真剣に検討する余地がありはしないだろうか。同じ山岳事故を起こした者の間で、あまりにも差がありすぎる。
 明日、もう少し。

 2月の3連休10、11、12日は、まだ充分に余裕があります。2月は3、4、5と日と17、18、19日予約あります。この間及びその前後でしたら、少人数でも受け付け可能です。お問い合わせください。
 冬季の営業については以下をクリックしてください。「冬季営業の案内(’17年度」は、前年のものを流用している部分もあって、段落や改行がおかしく、見苦しいかも知れませんが何卒ご容赦を。少人数の場合は一応ご相談ください。また他の団体と計画が合えば、少人数でも管理棟の予備の部屋10畳ふた間を利用することができます。
 

 



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