Photo by Ume氏
室内の水道が凍った。この冬初めてのことで、今朝は、「今冬最低」と言われた昨日の朝よりも寒かったということになる。何となく、説明のつかない感動のようなものを感じているが、強いて言うなら温暖化が案じられる昨今、冬のしたたかさとでもいったものに対してだろう。
一昨日、クマのことをちょっと書いた。冬眠をサボるクマもこの寒さでは、朽ちた大木の根っこあたりを寝所にして、春の来るのを待つしかないだろうと。しかし、どうやらクマが冬眠するのは、寒さ対策やエネルギー消費を低減させるためだけではないらしい。特に雌のクマの場合は、この間に出産子育てという大仕事をしなければならない。それが冬眠・冬ごもりの習性の主たる目的であるようだ。
上野動物園では、通常温度のままの小屋でも、身ごもったツキノワグマは冬が近付いたら冬眠し、その間に出産もしたという。野生の雌クマの場合も、出産や、授乳のために必要な体力や栄養が確保できてから冬眠に入るようだから、冬眠をサボり森の中をうろつくのは、腹をすかした雄のクマか、出産を諦めた雌のクマということになるか・・・。
もう一つ、クマの交尾は夏から秋に行われるが、「着床遅延」といって受胎は11月過ぎてからで、これは腹が大きくては冬ごもり出産の準備に支障ができるからだろうと考えられている。妊娠の期間は冬眠中のたった2ヶ月くらいで、1月ごろには500グラムにも満たない仔グマを1乃至4匹出産するという。さらに、その後の授乳の期間も短く、僅か3か月くらいの短期で済ませ、にもかかわらず、冬眠明けの4月を迎えるころには仔グマの体重を母乳で、2乃至4キロくらいにまで成長させるのだというから、母グマはエライ(!)。
仔グマは本当に愛らしく、可愛い。しかしそれを連れた母グマは恐ろしい。クマのいなくなることを心配する人もいれば、いない方がいいと言う人もいる。行政も保護すべきか、駆除すべきか、時には揺れているように思えるツキノワグマだ。
「(イナムービーズ 森の声)本日拝見いたしました。素晴らしいですね、アラスカの森でしょうか?高価な撮影カメラと編集機材、そしてドローンで撮影された四季。又、BGMが素晴らしいですね(以下略)」。O谷さんのように、同じ業界にいた方から早速、以上のようなコメントをいただけました。
赤羽さんからの問い合わせ、誰か詳しい人に聞いてみます。
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