
錯誤捕獲されたクマ
昨夜、里にも雪が降ったらしく、朝起きたらうっすらと積もっていた。気温は昨日よりも高く零度と、水道も凍結してはいなかった。
まだクマの話が終わらない。「大先輩」から、クマの生態についてもいいが、山の中でクマたと遭遇したらどうするか、クマよけの鈴は有効か、などといった、もっと実際に役に立つことを書けと言われてしまった。
そう言われても、クマを見たことは何度もあるが、すぐ目の前で対峙したことなどない。あったとしても、どうすべきかなどということはとても言えない。せいぜい、背を見せるな、逃げるな、とよく耳にすることを繰り返すぐらいで、巴投げをしろとか、うつ伏せになって頭と首を手で防御しろ、などと本にはあるが咄嗟の場合に誰でもができるとは思えない。
ただ、実際にはまだクマに向けて使用したことはないが、クマスプレーは常に携行している。クマとの遭遇が心配される場所では、それを信頼するしかない。アラスカでは、ヒグマのいそうな森に入る前には何発か拳銃を発射すると教えられた。それに倣い、軽トラのクラクションを鳴らしてから車を降りることもある。夜道で暴漢に襲われたら、の類で、残念ながら妙案などないと思う。

麻酔銃で眠らされたクマ
この頃は、山菜やキノコを採りに山へ行く人は用心として、鈴のような音の出る者を持っている。ところがそれが逆に、クマを呼び寄せてしまわないかと心配する人から、どう思うかと聞かれた。確かにそういう新聞記事を目にしたことがある。しかし、それは極々稀な事例だと思う。まだまだツキノワグマは人との接触を嫌い、避けていると思うから、クマよけの鈴はあった方が良いとする立場を支持したい。
「学習放獣」とか「クマ対策犬」とか、人とクマの棲み分けのために努力は行われている。しかし「狭い日本」、クマにとって安住の森など、減っていくばかりだろう。
1月24日、伊那市のプロモーション動画「イナムービーズ 森の声」が無料動画サイトで公開された。この撮影には、入笠牧場や周辺の自然も協力している。森の精、水の精、火の精、土の精が登場し、バックに流れる歌声は、ふる里の伊那を流れる川音のようであり、また野を渡る風のようでもある。
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