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雨が降ったり、気温が緩んだり、上の様子はどうだろう。明日は「大寒」、寒さが戻り、来週あたりはかなりの降雪も予報されている。カレンダーを見たら、1週間前のきょうは上にいた。速い。
1月は、例年のことながら、何故か予約が入らない。入笠も冬季とあれば一応、それなりの構えをしなければならないと思うのだろうか。また、面白半分に「時代遅れの山小屋」などと書くから、料金も安いし、来たことのない人は牛小屋にでも泊まらされるかと不安を感じ、警戒してしまうかも知れない。大丈夫、ここに牛小屋はないし、当山小屋で凍死した人はまだいない。
よく装備についての問い合わせで、アイゼンが必要かと聞かれる。あれば安心だが、どうしても必要とまでは思わない。特に近年は便利なスノーシューズが人気を得て、それを履いて入笠の山頂に登る人が大半だろう。ここへもそうだ。個人的には、テイ沢を含めてここらあたりの山域で、アイゼンを履いた記憶はないと思う。
そうそう、先日の自虐ネタなんぞより、スノーシューズと山スキーの比較はどうなっているのだと、突っ込んでくれる人がいた。これはもう、二者択一ならスノーシューズ。取り扱いが簡便で、適応範囲はスノーシューズの方が上。価格の面でも山スキーは高額だし、技術、経験も必要。それに、面倒なシールの着脱、取り扱いも加わる。
ただし、車も動けばいいというだけでなく、性能や快適さ、豪華さなどを問題にする人もいる。緩やかな起伏の続く、ひっそりとした雪の森の中を想像して欲しい。そこをひたすらスキーを滑らせていくあの快感、捨てがたいものがある。シベリヤ鉄道は諦め、それどころか国内の旅も、野宿を覚悟となりそうだが、それでも後悔はしていない。
昨日の本、「世界一訪れたい日本のつくりかた」、実は著者が山本七平賞の受賞者という理由に興味を持って買った。本につぃては、参考になることもある。それについては追い追い。
2月の3連休10、11、12日は、まだ充分に余裕があります。2月は3、4、5と日と17、18、19日予約あります。この間及びその前後でしたら、少人数でも受け付け可能です。お問い合わせください。
冬季の営業については以下をクリックしてください。「冬季営業の案内(’17年度」は、前年のものを流用している部分もあって、段落や改行がおかしく、見苦しいかも知れませんが何卒ご容赦を。少人数の場合は一応ご相談ください。また他の団体と計画が合えば、少人数でも管理棟の予備の部屋10畳ふた間を利用することができます。