この季節に相応しい「花曇り」などという言葉があるが、きょうはまさにそれ。窓を開けていても寒くなく、室温は15度ほどか。昨夜来の雨は今は止んでいる。梅の花が散り始めるのを待つようにして、「花」の季節がやってきたかと思っていたら、新聞は「あす関東で大雪の恐れ」などと報じて、すっかり気を損ねてくれた。まあ、天気のことなどどうでもいい。
来る日もくるひも変わり映えのしなかったこの暮らしも、残すところ1ヶ月を切った。これまでの間、ほぼ毎日3食を自作したから、それは良しとするが、他にはもう何もない。尊い時間を、寝ているか食べているかの骨犬HALとあまり変わらなかったかも知れず、どうも一冬を乗り切ったという達成感が湧いてこない。さしたる苦もなければ楽もない、これも穏やかな晩年と言えばそうだが、最近の塩気の足りない甘味の鮭のようで、味気ない思いが溜まってしまった。
今夜は、やがて始まる牧場の段取りでも少し考えてみることにする。それにしても「密閉、密集、密接」を避けよ!ということのようだが、厄介なことになった。
本日もお粗末な独り言。明日は、呟きを休みます。