定年退職をした、従兄たちが子孫を連れて集まった・・・・・・・
みな元気だ
働けないことはない
だからみな働いている
さすが69歳の従兄は働く事業所からことわられて失業中
もういいかな~と言っている
年金無駄遣いは下記のとおり
自分たちが働いて働いておさめた年金額
半分は事業主が出している貴重なお金
こんな風に売られていったのね
悲しいよ
年金施設 回収不能1兆円
412物件 売却済み102件400億
厚生年金と国民年金の保険料計約1兆4000億円を投じて建設されながら、廃止・売却が決まった年金福祉施設計412物件の資産価値が約2000億円に過ぎないことが、厚生労働省所管の独立行政法人「年金・健康保険福祉施設整理機構」(RFO)の鑑定結果でわかった。このうち、4分の1の102物件が今月中旬までに売却されたものの、総額は約400億円にとどまっている。売却期限まであと3年余。売却益は、年金特別会計に繰り入れられるが、すべてを売却できたとしても、1兆円以上が回収できない見通しだ。
厚労省の内部資料によると、1945~2005年度に国民が支払った年金保険料のうち、約6兆4000億円が年金給付以外に使われた。このうち、厚生年金分の約1兆1700億円、国民年金分の約2300億円の計約1兆4000億円が年金福祉施設の建設・整備に充てられた。
これとは別に、総額約3000億円をかけて建設された、より大型の保養施設「グリーンピア」については、全13施設が05年12月までに売却されている。
年金福祉施設の大半は、60年~01年にかけて全国で建設され、厚生年金会館や保養所、カルチャーセンターなど412物件(302施設)に上る。国有財産のため固定資産税がかからず、民間施設に比べ利用料を低く抑えられるとされたが、同様の民間施設の登場で特色が薄れ、全施設の売却・廃止が決まった。
このため、RFOが05年10月に5年間の期限付きで設立され、10年9月末までに、一般競争入札で売却を終えることになっているが、不動産鑑定の結果、資産価値は2016億円となった。
サンピア小松 54億で建設 8億で落札
すでに売却された102物件(76施設)の総額は398億円。このうち、約54億円を投じた健康福祉センター「サンピア小松」(石川県)は今年1月の入札で、民間企業が8億円余で落札。約14億円を要した健康保養センター「くにさき望海苑」(大分県)は3月、別の企業が1億6100万円で落札した。
いずれも宿泊施設で、落札額は建設費用を大幅に下回っている。他の多くの施設でも、同様に、投じた保険料を回収できていない。
RFOの土方(ひじかた)功・企画部長は「売却を引き受けた時点で資産価値が大幅に下がっていた。なるべく高く売却したい」と話している。
解説 売却が進む年金福祉施設の資産価値は大幅に低下しており、同じ年金保険料で賄われ、かつて「無駄遣いの象徴」と批判を浴びた「グリーンピア」以上に回収が困難な現実を浮き彫りにした。
ホテルに遊園地などを併設し、全国13か所に建設されたグリーンピアの場合、“たたき売り”の結果、地方自治体などへの売却価格は建設費の2・5%の約48億円に過ぎない。今回は1兆円以上の年金保険料が無駄に費やされたことになる。
東京厚生年金会館のように、比較的、経営状況が良いものもあり、各施設を見極めずに、一律に売却する手法についても疑問が残る。ただ、社会保険庁施設整備推進室は、「年金保険料を施設の改修や整備に使えなくなったため、全施設を売却するしかなかった」と説明するだけだ。
建設時には保険料を湯水のように使い、売却時には拙速に計画を進める。そんな繰り返しでは、国民の信頼回復には程遠い。(社会部 奥村登)
みな元気だ
働けないことはない
だからみな働いている
さすが69歳の従兄は働く事業所からことわられて失業中
もういいかな~と言っている
年金無駄遣いは下記のとおり
自分たちが働いて働いておさめた年金額
半分は事業主が出している貴重なお金
こんな風に売られていったのね
悲しいよ
年金施設 回収不能1兆円
412物件 売却済み102件400億
厚生年金と国民年金の保険料計約1兆4000億円を投じて建設されながら、廃止・売却が決まった年金福祉施設計412物件の資産価値が約2000億円に過ぎないことが、厚生労働省所管の独立行政法人「年金・健康保険福祉施設整理機構」(RFO)の鑑定結果でわかった。このうち、4分の1の102物件が今月中旬までに売却されたものの、総額は約400億円にとどまっている。売却期限まであと3年余。売却益は、年金特別会計に繰り入れられるが、すべてを売却できたとしても、1兆円以上が回収できない見通しだ。
厚労省の内部資料によると、1945~2005年度に国民が支払った年金保険料のうち、約6兆4000億円が年金給付以外に使われた。このうち、厚生年金分の約1兆1700億円、国民年金分の約2300億円の計約1兆4000億円が年金福祉施設の建設・整備に充てられた。
これとは別に、総額約3000億円をかけて建設された、より大型の保養施設「グリーンピア」については、全13施設が05年12月までに売却されている。
年金福祉施設の大半は、60年~01年にかけて全国で建設され、厚生年金会館や保養所、カルチャーセンターなど412物件(302施設)に上る。国有財産のため固定資産税がかからず、民間施設に比べ利用料を低く抑えられるとされたが、同様の民間施設の登場で特色が薄れ、全施設の売却・廃止が決まった。
このため、RFOが05年10月に5年間の期限付きで設立され、10年9月末までに、一般競争入札で売却を終えることになっているが、不動産鑑定の結果、資産価値は2016億円となった。
サンピア小松 54億で建設 8億で落札
すでに売却された102物件(76施設)の総額は398億円。このうち、約54億円を投じた健康福祉センター「サンピア小松」(石川県)は今年1月の入札で、民間企業が8億円余で落札。約14億円を要した健康保養センター「くにさき望海苑」(大分県)は3月、別の企業が1億6100万円で落札した。
いずれも宿泊施設で、落札額は建設費用を大幅に下回っている。他の多くの施設でも、同様に、投じた保険料を回収できていない。
RFOの土方(ひじかた)功・企画部長は「売却を引き受けた時点で資産価値が大幅に下がっていた。なるべく高く売却したい」と話している。
解説 売却が進む年金福祉施設の資産価値は大幅に低下しており、同じ年金保険料で賄われ、かつて「無駄遣いの象徴」と批判を浴びた「グリーンピア」以上に回収が困難な現実を浮き彫りにした。
ホテルに遊園地などを併設し、全国13か所に建設されたグリーンピアの場合、“たたき売り”の結果、地方自治体などへの売却価格は建設費の2・5%の約48億円に過ぎない。今回は1兆円以上の年金保険料が無駄に費やされたことになる。
東京厚生年金会館のように、比較的、経営状況が良いものもあり、各施設を見極めずに、一律に売却する手法についても疑問が残る。ただ、社会保険庁施設整備推進室は、「年金保険料を施設の改修や整備に使えなくなったため、全施設を売却するしかなかった」と説明するだけだ。
建設時には保険料を湯水のように使い、売却時には拙速に計画を進める。そんな繰り返しでは、国民の信頼回復には程遠い。(社会部 奥村登)