日々

穏やかな日々を

ビタミンCで放射線障害軽減 防衛医科大、マウスで実験

2015年02月05日 22時39分02秒 | 私自身や健康
ビタミンCで放射線障害軽減 防衛医科大、マウスで実験
朝日新聞 2015年2月5日(木) 配信

 強い放射線に被曝(ひばく)した後にビタミンCを大量投与すると、急性放射線障害が軽減されることをマウスの実験で確かめたとする論文を、防衛医科大のチームが発表した。米科学誌プロスワン電子版に5日掲載された。新しい放射線防護剤になる可能性があるという。

 防衛医大の木下学准教授(免疫微生物学)らは、放射線障害の原因になる活性酸素を消し去る作用が強く、安全性も高いビタミンCに着目。水に溶かして飲ませたマウスは、被曝しても腸の障害が軽くなることを実験で見つけていた。

 今回、マウスの全身に7・5シーベルトという過半数が死に至るほどの強い放射線をあて、直後に体重1キログラムあたり3グラムのビタミンCを腹部に注射した。すると骨髄の急性障害が軽くなり、15匹中14匹が2カ月間生き延びた。24時間後に注射した場合も大半が生存。直後と24時間後に半分ずつ注射しても効果があった。

 ただ、今回の量は体重60キロの人だと180グラムにも相当する。木下さんは「今後、人体への取り入れ方を改良していけば、身近なビタミンCが新しい放射線防護剤になるかもしれない」と話している。(福宮智代)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

有休5日の取得義務付け 厚労省、労基法改正へ

2015年02月05日 22時21分46秒 | 仕事
有休5日の取得義務付け 厚労省、労基法改正へ
共同通信社 2015年2月5日(木) 配信


 厚生労働省は4日、労働者に年5日の有給休暇(有休)を取らせるよう使用者に義務付ける方針を固めた。働き過ぎの防止が狙い。6日の労働政策審議会分科会に示し、労働基準法改正案を今国会に提出する。

 労基法によると、有休の日数は勤続年数に応じて決まる。半年働くと年10日、その後増えて6年半以上で年20日になる。厚労省によると、現在は原則として労働者が自由に時季を指定する仕組みだが、労基法改正によって、5日分は使用者が時季を指定することとし、違反した場合は罰則の対象とする。

 有休の取得率は近年、5割以下と低迷し2013年は48・8%にとどまった。「休むと職場に迷惑が掛かる」「仕事量が多すぎて休む余裕がない」といった理由で有休取得をためらう人が多い。

 取得を義務付ける対象は有休を10日以上もらう人にすることで調整中。この場合、働き始めてからの期間が短いなど、一部のパートタイマーは対象とならない見通し。

 有休取得の義務付けは、一定要件を満たす労働者を労働時間規制から外す「高度プロフェッショナル労働制」とともに分科会で議論されていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

投票ボタン

blogram投票ボタン