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穏やかな日々を

日大学長「選手たちの気持ち、無にしない」コメント全文

2018年06月01日 00時20分10秒 | 運動スポーツ
日大学長「選手たちの気持ち、無にしない」コメント全文
2018年5月31日 (木)配信朝日新聞

 アメリカンフットボールの日大と関学大の定期戦(6日、東京)で日大の選手が関学大の選手に悪質なタックルをして負傷させた問題で、関東学生連盟が日大の内田正人前監督らを除名処分にしたことを受け、日大の大塚吉兵衛学長は30日、「日本大学の今後に向けて」という文書を発表した。全文は次の通り。
     ◇
 本学の教学責任者として、あらためて被害選手及び保護者並びに関西学院大学アメリカンフットボール部の関係者の皆様に、深くお詫(わ)び申し上げます。
 5月29日及び30日、関東学生アメリカンフットボール連盟から正式に裁定を受領いたしました。前監督やコーチの処分、また当該選手やチームに対しては2018年シーズン終了までの「出場資格停止」という教育的な判断をいただきました。
 本学アメリカンフットボール部選手一同の声明文にあるとおり、選手たちはこれまで指導者へ依存してきた事実を反省し、ことの責任を重く受け止めるとともに、「部の指導体制も含め生まれ変わったと皆さまに認めていただいた時には、私たちが心から愛するアメリカンフットボールを他のチームの仲間とともにプレーできる機会を、お許しいただければ」としております。
 本学としましては、同連盟の裁定を真摯に受け止め、本学アメリカンフットボール部の選手たちの気持ちを無にしないよう、誠実に対応いたします。また、本学学生である当該選手が今後の学生生活を充実したものにできるよう支援いたします。
 あらためて本学の教学責任者として、アメリカンフットボール部のみならず、本学運動部組織のあり方とこのような事案の再発防止に向けて、早急に本学全体の問題として取り組んでまいります。
 学内の教職員はもとより、大学の主役である学生のほか、関係するすべての方々とともに日本大学の未来を創っていけるよう改革を実行してまいります。
 平成30年5月30日
 日本大学学長
 大塚吉兵衛
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がんと闘う記者が見た党首討論 身内以外に届ける努力を

2018年06月01日 00時17分58秒 | ガン
がんと闘う記者が見た党首討論 身内以外に届ける努力を
2018年5月31日 (木)配信朝日新聞

 がんになるのは望ましくないことだ。が、なった以上はできることに全力を尽くすしかない。
 現実から出発するのは政治も同じ。野党が政府に実りある答弁を求めても、メリットがなければ政府は応じない。批判する先に何ができるか。野党が真剣に政権を狙う工夫をしたとき、政治に緊張感が生まれる。
 党首討論前、野党第1党である立憲民主党の枝野幸男代表は「実のある議論にはなり得ない」と語っていた。目の前の安倍晋三首相を追及する場と考えれば、持ち時間の19分は確かに短い。ならばテレビやスマホで見守る国民に「将来の首相」を売り込む場としてどう生かすか、注目していた。たとえば北朝鮮外交は首相の得意分野とされがちだが、最近は批判もある。思い込みにとらわれない試みをと期待したものの、空振りに終わった。
 コラムを書いていると、しばしば思い込みや言葉の分断を感じる。「『日本人に戦争をさせるのは簡単だ』と確信した“沈黙”の夜」と題した回で、安
全保障法制をめぐる朝日新聞の報道への違和感に触れると「政権を支持している」という反応があった。同じ回で「共謀罪」法に懸念を示していても敵味方に仕分けられ、片方に耳をふさがれる。これでは議論にならない。
 敵を作れば手っ取り早く味方を作れる。だが、与野党そして報道機関が「身内」以外に言葉を届ける努力を重ねなければ、溝は広がるばかりだ。野党ならば政権に近づけない。
 人の持ち時間には誰にも限りがある。議員には任期満了というもう一つの「寿命」も控えている。党首討論に限らず、機会を十分生かさないのは不真面目に思える。国民から預けられた権力を子どもたちや将来に恥じることなく使えたか。一日を終え、夜の静寂に向き合う時、振り返ってほしい。(野上祐)


     ◇
 〈野上祐記者の経歴〉 1972年生まれ。96年に朝日新聞に入り、仙台支局などを経て政治部に。2016年に膵臓(すいぞう)がんの手術をして闘病中。アエラドットにコラム「書かずに死ねるか」を連載している。
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人工呼吸器の壁破り留学へ 「バリバラ」出演の大橋さん

2018年06月01日 00時15分30秒 | 
人工呼吸器の壁破り留学へ 「バリバラ」出演の大橋さん
2018年5月31日 (木)配信朝日新聞

 米国留学をめざす障害がある女性が、人工呼吸器をめぐる海外渡航の壁を破ろうとしている。女性は人工呼吸器を借りて日常生活を送っているが、留学するには数百万円する機器を買って持って行く必要があるという。購入費用などをインターネットで集め、夢の実現に向かっている。
 留学するのは、大阪市に住む大橋グレース愛喜恵(あきえ)さん(29)。父親が日本人で、母親が米国人だ。柔道で北京五輪の米国代表に内定して19歳で渡米したが、体調不良から日本に帰国。難病の多発性硬化症と診断され、出場を断念した。病気のため視覚と身体に障害があり、就寝中には呼吸が止まるため、人工呼吸器が欠かせない。7年前からは、障害をテーマにしたNHK・Eテレのバラエティー番組「バリバラ」に出演している。
 今年3月、障害者のリーダー育成を支援する公益財団法人「ダスキン愛の輪基金」(大阪)の事業で海外研修生に選ばれ、米国行きが決まった。
 だが、人工呼吸器の問題にぶつかった。大橋さんは病院を通じて医療機器メーカーから借りている。月々のレンタル代は、医師の診療を月1回受けることで医療保険が適用される。
 しかし、1カ月超の留学の場合、日本で医師の診察が受けられないため、メーカーからは「呼吸器は貸せない」と言われたという。
 解決策は呼吸器を購入すること。だが、問題は数百万円という価格だ。
 大橋さんはクラウドファンディングで400万円の購入費用をまかなうことにして、28日に達成した。米国では医療費が全額自己負担となるため、引き続き寄付を募るという。
 米国では1年間をめどに、シカゴ大で法律や社会の仕組みなどを障害の「社会モデル」という観点で捉え直す学問を学ぶ。また、地元の障害者団体の研修生として、対話を通じて課題解決の力を引き出す「メンタリング」を学び、成果を日本に持ち帰る計画だ。
 「これまで人工呼吸器を使っている人にとって留学は夢のまた夢だった」と大橋さんは話す。「人工呼吸器を使っている人でも、海外で学べるという礎になりたい」
 クラウドファンディングの申し込みは(http://readyfor.jp/projects/15855)。問い合わせは、名古屋市昭和区のAJU車いすセンター(052・851・5240)へ。(保坂知晃)
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逮捕の90歳釈放「ひざ悪く車便利だった」4人死傷事故

2018年06月01日 00時11分48秒 | 
逮捕の90歳釈放「ひざ悪く車便利だった」4人死傷事故
2018年5月31日 (木)配信朝日新聞

 神奈川県茅ケ崎市で乗用車が横断歩道に突っ込んで4人が死傷した事故で、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)容疑で逮捕された運転者の女(90)=同市=について、横浜地裁が30日、横浜地検の勾留請求を認めず、女は同日釈放された。
 県警によると、調べに対して「ひざが悪かったので、買い物などに車が便利だった」と供述。家族から運転免許証の返納を勧められたが、今年3月に「これが最後」と更新していたという。
 女は立ち寄った車整備会社を出てすぐ、「会社の人が見送っていると思い、待たせてはいけないと急いだ」と赤信号の交差点に進入。歩行者が渡り始めたのが見え、慌ててハンドルを切ったと説明しているという。(安藤仙一朗)
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保育園職員、飲みかけの水飲んで意識失う 警視庁が捜査

2018年06月01日 00時08分17秒 | 事故事件訴訟
保育園職員、飲みかけの水飲んで意識失う 警視庁が捜査
2018年5月31日 (木)配信朝日新聞

 東京都練馬区は30日、区立保育園で29日にペットボトル飲料を飲んだ職員が、気を失い、病院に運ばれた、と発表した。飲料は職員が冷蔵庫に入れておいた飲みかけのもので、職員は命に別条はなく、すぐに帰宅したという。警視庁石神井署が異物混入の有無などを調べている。
 区や署によると、29日正午ごろ、区立北大泉保育園で40代の女性職員が、職員休憩室の冷蔵庫に入れていた自分の飲みかけのペットボトルの水を一口飲んだところ、むせてその場で意識を失って倒れたという。保育園が119番通報。職員は意識を取り戻したが、脱力症状が見られたことなどから病院に搬送された。
 区によると、ペットボトルの中身からは職員休憩室の流し台にあった食器用洗剤と同じにおいがしたという。署はペットボトルに異物が混入された疑いも視野に入れて調べている。(山田知英)
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禁煙議会まだ3割 庁舎ダメでも議会OK「甘い体質だ」

2018年06月01日 00時04分47秒 | タバコ
禁煙議会まだ3割 庁舎ダメでも議会OK「甘い体質だ」
2018年5月31日 (木)配信朝日新聞

 31日の世界禁煙デーを前に、自治体の受動喫煙防止の取り組みを47都道府県に聞いたところ、8割の38道府県が庁舎内を完全禁煙にする一方、議会の禁煙は3割の15府県にとどまり、7割の32都道府県で喫煙できることがわかった。民間施設も含む屋内の受動喫煙を独自の条例で規制しているのは3県で、具体的な検討は2都府にとどまった。規制が広がらない背景に、議員の喫煙を指摘する声もある。
 朝日新聞が47都道府県に書面と電話で取材し、全自治体が回答した。
 庁舎内を完全禁煙にしているのは38道府県。一方、庁舎に喫煙場所があるのは福島、群馬、東京、新潟、石川、愛知、熊本、宮崎、鹿児島の9都県だった。
 これに対し、議会は32都道府県で分煙も含めて喫煙可能だった。このうち23道府県では、庁舎は完全禁煙なのに、議会には喫煙場所を設けていた。議会棟に喫煙室を設けたり、各会派の判断で議員控室で喫煙できるようにしたりしていた。「議会は不特定多数の人たちが出入りする場所ではない」(神奈川県議会局)と理由を説明する議会が多いが、日本禁煙学会の作田学理事長は「庁舎は禁煙で議会は吸えるというのは明らかにおかしい。吸っている議員が多いことの表れで、自分たちに甘い体質が出ている」と批判する。
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