日々

穏やかな日々を

水面下で動く「立憲的改憲論」 あえて改正、権力を制約

2018年06月04日 16時05分39秒 | 行政
水面下で動く「立憲的改憲論」 あえて改正、権力を制約
石松恒
2018年6月4日04時20分

 安倍晋三首相の改憲提案が相次ぐ政権不祥事で一時の勢いを失い、国会の憲法論議は停滞している。ところが、野党内で静かに動くもう一つの「改憲論」がある。あえて憲法を改正することで、権力をより厳しく縛ろうとする「立憲的改憲論」だ。実現する可能性はあるのだろうか。

 「私は立憲的改憲論(の立場)であり、我々は護憲(政党)ではない」。立憲民主党の枝野幸男代表は5月3日の憲法記念日に東京都内であったイベントで、みずからや党の立ち位置を説明した。
 立憲は「憲法に関する当面の考え方」と題した文書で、「憲法を一切改定しない立場は採らない。立憲主義に基づき権力を制約し、国民の権利の拡大に寄与するとの観点から、憲法に限らず、関連法も含め、積極的に議論、検討する」とうたう。ただ、「立憲的改憲論」という言葉を明記しているわけではない。
 「立憲的改憲論」とは何か。
 衆参両院の憲法審査会で打ち出す党の方針を議論する党憲法調査会の活動と別に、立憲的改憲論の議論、検討を任されている山尾志桜里・党憲法調査会事務局長は「憲法解釈を尊重しない政権に対抗するため、国民の意思で最低限守らせるべきルールを憲法に明記する考えのことだ」と言う。
 たとえば、自衛権の範囲を自国が直接、武力攻撃された場合にのみ反撃する「個別的自衛権」に限定するために憲法9条を改正する。憲法に首相の衆院解散権へのしばりを設けたり、臨時国会の召集要求に期限を設定したり、同性婚の権利やプライバシー権を明記する。憲法違反をただす憲法裁判所を置く。そんなことを検討しているという。
 枝野氏らが立憲的改憲論に踏み出した大きなきっかけは、2015年の安全保障法制の成立だった。
 歴代の政権は、9条で認められる自衛権の範囲を「個別的自衛権」に限定してきたが、安倍政権はこの法制で、同盟国が攻撃された場合に共同して防衛に当たる「集団的自衛権」も一部行使できると政府解釈を拡大した。拡大解釈で実質的に改憲されるぐらいなら、逆に改憲で歯止めを明確にすべきだと考えた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「核の傘」頼るだけから積極貢献へ 始まりはオバマ政権

2018年06月04日 16時02分55秒 | 行政
「核の傘」頼るだけから積極貢献へ 始まりはオバマ政権
2018年6月4日04時20分

米大統領で初めて広島を訪れたオバマ氏(右)と安倍晋三首相=2016年5月27日、広島市中区の平和記念公園、代表撮影

 米国から「核の傘」をただ差し掛けられるだけでなく、日本が防衛力強化や法整備によって支える構図が鮮明になっている。「核なき世界」を唱えるオバマ前大統領が現れたころ、日本が米国に核兵器維持を求めたことから始まった日米協議が、その土台にある。
 米朝が対話へ動くなか開かれた5月29日の日米防衛相会談。防衛省の発表には踏み込んだ一文があった。
 「中国の軍事力強化に留意しつつ、地域の平和と安定のため日米が連携し、防衛力強化を通じて同盟の抑止力強化に取り組む」
 「日米同盟の抑止力」。5年前にできた日本初の国家安全保障戦略に現れた言葉だ。日本の通常兵器と米国の核が支え合い、日本への攻撃を思いとどまらせる態勢。それが中国を名指しするまでになった。
 オバマ前大統領の広島訪問から2年。日本政府は昨年の核兵器禁止条約採択に参加しなかった。トランプ政権が今年2月、オバマ前政権とは逆に核兵器の役割を広げる米国の核戦略見直し(NPR)を発表すると、安倍晋三首相は「高く評価」し、「核兵器による米国の抑止力維持は必要不可欠」と語った。
 被爆者団体の批判は強まり、核軍縮を唱える唯一の被爆国の政府としての重みは急速に失われつつある。こうした現状へと至る端緒が、実は「核なき世界」を掲げたオバマ前政権の発足当初にあったことが最近わかってきた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

喫煙原因で「年に700万人以上死亡」 WHOが声明

2018年06月04日 15時57分23秒 | タバコ
喫煙原因で「年に700万人以上死亡」 WHOが声明
2018年6月1日 (金)配信朝日新聞

 世界禁煙デーの5月31日に合わせ、世界保健機関(WHO)と世界心臓連合は、年に約700万人が喫煙が要因で死亡しているとして、注意を呼びかける声明を出した。喫煙によりがんになるリスクが高まることは知られるようになったが、循環器系の病気になりやすくなることへの認知度はまだ低いとし、たばこ対策強化を呼びかけている。
 喫煙や他人のたばこの煙を吸う受動喫煙により、病気になるリスクは高まる。声明によると、心筋梗塞や心臓発作、心不全など循環器の病気による死者は年間約1790万人。これらの病の要因は高血圧が1位でたばこが2番目。約300万人と推計されている。
 また、WHOの報告書によると、2000年に27%だった世界の喫煙率は、16年には20%と下がっていた。男性の喫煙率は33・7%、女性は6・2%。15歳以上の約11億人が喫煙者と推計。13~15歳の未成年の喫煙者は約2400万人で、男子の喫煙率は9・3%、女子は4・2%と見積もった。喫煙率の低下についてWHOは「00年にも喫煙者は約11億人いた。人口増加によるもの」とし、喫煙者が増加している国もあると指摘。「喫煙率は下がってきているが、満足できる速さではない」とした。
 報告書はWHOのページ(http://www.who.int/tobacco/publications/surveillance/trends-tobacco-smoking-second-edition/en/)から読める。(小坪遊)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

認知症原因物質を抑制 脳細胞で実験、遺伝子改変

2018年06月04日 15時53分54秒 | 医療情報
認知症原因物質を抑制 脳細胞で実験、遺伝子改変
2018年6月1日 (金)配信共同通信社

 【ワシントン共同】人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った脳細胞で、アルツハイマー病との関連が疑われる遺伝子を改変すると、原因物質の分泌が抑えられたとの実験結果を米国の研究チームが31日付の米科学誌ニューロン電子版に発表した。
 遺伝子は「アポE」と呼ばれる。100人に14人程度はこの遺伝子に特定の変異があり、他の人よりアルツハイマー病を発症する危険性が高いことが分かっている。チームは「実際に患者の遺伝子を変更できれば、予防や治療につながるかもしれない」としている。
 米マサチューセッツ工科大などのチームは、健康な人のiPS細胞から脳の神経細胞などを作製。一部はゲノム編集技術でアポEに変異を持たせ、両方を観察した。
 すると、変異がある細胞は、アルツハイマー病の原因物質のアミロイドベータというタンパク質をより多く分泌するなど、病気の発症と関係があるとみられる動きが生じた。
 逆に、変異を持つ人から作った脳細胞を遺伝子改変して変異をなくすと、アミロイドベータの分泌などが大幅に抑えられることも確認した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紫陽花の庭に

2018年06月04日 15時28分25秒 | 草花
庭の紫陽花

どんどん青くなっていく紫陽花

どんどん白くなっていく紫陽花、アナベル、北米原産の紫陽花の種類のひとつで、純白で大きい花を咲かせます。一つ一つの花は小さいのですが、それが密集して大きくなると30cm程です。咲き始めはグリーンで咲き進むにつれ白色になります。

どんどんいろんな色になっていく昔からの紫陽花

ガクアジサイ

墨田の花火
いろいろ今のところ10本植わっているよ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

喫煙率、最高は北海道、最低は奈良 全国平均は低下傾向

2018年06月04日 14時44分39秒 | タバコ
喫煙率、最高は北海道、最低は奈良 全国平均は低下傾向
2018年6月1日 (金)配信朝日新聞

 たばこを吸う成人の割合は、厚生労働省の2016年調査によると、約20%だった。喫煙率全体は減少傾向だが、都道府県別では北海道が最高、奈良が最も低く、差がみられた。受動喫煙のない社会を目指す「禁煙週間」は6日まで。
 厚労省の国民生活基礎調査で3年に1度尋ねる喫煙者の割合を、国立がん研究センターが分析した。男女を合わせた喫煙率は04年28・5%、07年25・6%、10年21・2%、13年21・6%、16年は19・8%とおおむね低下傾向にある。
 最も低い奈良の喫煙率は17・1%。04年以降、順位は顕著に下がり、13年と連続で全国最低だった。県の担当者に理由を尋ねたが、「昔からいる職員に聞いても影響のあった施策を特定できなかった」という。
 16年に最も高かったのは北海道で24・7%。割合は01年の38・0%から減少傾向だが、都道府県別では01年以降の調査で6回連続で最も高い。道の担当者は「要因はいろいろ指摘されているがこれといったものは分からない」と頭を悩ませる。
 都道府県間の喫煙率の差について、たばこ対策に詳しい鳥取大学医学部の尾崎米厚教授(予防医学)は「喫煙に寛容な県民性や貧困など、様々な要因の組み合わせで決まり、単一の理由では説明できないだろう」と話す。そのうえで「受動喫煙対策を進めて周知することで、喫煙者は減るだろう。たばこの値段を上げることも重要だ」と指摘する。
     ◇
 世界保健機関(WHO)と世界心臓連合は、世界禁煙デー(5月31日)に合わせ、世界で年に約700万人が喫煙が要因で死亡しているとして、注意を呼びかける声明を出した。(小坪遊)


■都道府県別の2016年の喫煙率(%、高い順)
北海道 24.7 
青森  23.8 
岩手  22.6 
福島  22.4 
群馬  22.0 
栃木  21.8 
佐賀  21.7 
茨城  21.6 
千葉  21.1 
宮城  21.0 
埼玉  20.8 
山梨  20.5 
福岡  20.4 
秋田  20.3 
宮崎  20.0 
新潟  20.0 
神奈川 20.0 
静岡  19.9 
大阪  19.9 
福井  19.8 
石川  19.7 
富山  19.5 
長野  19.5 
山形  19.3 
高知  19.3 
大分  19.1 
山口  19.1 
兵庫  18.9 
和歌山 18.9 
長崎  18.9 
愛知  18.8 
岡山  18.8 
滋賀  18.7 
東京  18.3 
沖縄  18.2 
鳥取  18.2 
広島  18.1 
愛媛  18.0 
島根  18.0 
岐阜  17.7 
三重  17.7 
京都  17.5 
鹿児島 17.4 
徳島  17.4 
香川  17.4 
奈良  17.1 
※熊本のデータは、熊本地震の影響で含まれていない。厚労省の国民生活基礎調査の結果を国立がん研究センターが分析
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

存在否定の恐怖にあらがう ぬぐい去った負の烙印 「共生の実相」「旧優生保護法」

2018年06月04日 14時39分55秒 | 
存在否定の恐怖にあらがう ぬぐい去った負の烙印 「共生の実相」「旧優生保護法」
2018年6月1日 (金)配信共同通信社

 相模原の障害者施設殺傷事件は、差別的な理念を掲げた旧優生保護法の問題を改めて浮き彫りにした。子を授かる権利を強制的に奪われた障害者たち。「共生社会の実現」をうたう一方で、なお謝罪や補償に応じない政府。旧法を問い直す大きなうねりが今、起こっている。優生思想と対峙(たいじ)する運動の源流をたどり、現代の問題と捉えて危機感を抱く人々を追った。
   ×   ×
 体からすーっと血の気が引くのを感じた。2016年7月26日。骨や歯がもろく折れやすい「骨形成不全症」の安積遊歩(あさか・ゆうほ)さん(62)=札幌市=は、相模原市の障害者施設殺傷事件を知った時の感覚を振り返る。「恐怖の集合体のようなものが、ドボッと障害のある一人一人の上に落とされた」
 事件の被告は「障害者は不幸。抹殺することが救う方法」と供述していた。安積さんは「現代は『できる、できない』で選別する能力主義が強まっている。基準や役割からはみ出す人を追い落とす分断線が内面化し、優生思想が隅々にはびこっている」と語る。「せっかく旧優生保護法をなくしたのにね...」
 安積さんは、1994年、エジプト・カイロで開かれた国際人口開発会議で、障害がある女性の立場から、障害がある人への不妊手術を認めた旧法の撤廃を訴えた。国際世論の批判を喚起し、96年の法改正につなげたと評価されている。
  ×  ×  ×
 福島県出身。生後40日で診断を受け幼い頃から骨折を繰り返した。1日に何本も注射を打たれ、浴び続けたエックス線検査時の光が脳裏にこびりついている。怒りと無力感、骨折の痛み、相次ぐ手術。いつも泣き叫んでいた。
 小学5年で施設に入り、併設の養護学校(当時)へ。「社会に迷惑をかけないよう健常者に少しでも近づけ」と言われた。ある時「重度の障害がある人は医学研究のモルモットになれば役に立つ」との文章を書き、慌てた教師に「そう思っているでしょ」と言い放った。追い詰められていた。
 施設を飛び出し、中学卒業後は自宅に引きこもるように。だが19歳の春、友達に誘われた花見で人生が変わった。障害がある男性と、障害がない男性が取っ組み合いのけんかを始めた。「おれたちを差別するな」「だったら街に出ろよ」。泣きながら殴り合っていた。脳性まひ当事者「青い芝の会」の集まりだった。
 障害者は親元か施設でひっそり暮らす他に選択肢がなかった70年代。ぶつかり合いながら、ありのままに生きようとする姿を見て「革命だ」と思った。
 幼少時からの病院通いで気になっていた看板がある。「優生保護法指定医」。中学時代に本で調べ「不良な子孫の出生防止」を掲げた旧法を知り衝撃を受けた。「子を産み育てる存在ではない」という烙印(らくいん)を押された気がした。
 「障害者をあってはならない存在として否定している」。花見で出会った青い芝の会の主張に共感し、旧法の撤廃が目標となった。
 安積さんの友人にも不妊手術を強いられた女性障害者が何人もいる。ある先輩は、施設入所時、生理の介助で迷惑をかけないよう手術を受けさせられた、と打ち明けてくれた。「赤ちゃん産みたいよ。産めないのかなぁ」。うろたえていた表情が目に焼き付いている。
 94年のカイロでの会議では、仲間の思いを背負って旧法の差別性を訴えた。96年5月、遺伝的に同じ障害がある長女宇宙(うみ)さんを出産。「19歳の花見の日のような衝撃、喜びとわくわくがあった」。旧法は翌月、改正によって姿を消した。(共同通信記者 宮城良平)
 ※旧優生保護法
 ナチス・ドイツの「断種法」の考えを取り入れた国民優生法が前身で、1948年に施行された。知的障害や精神疾患、遺伝性疾患などを理由に、本人同意がない場合でも都道府県の優生保護審査会が「適」と判断すれば不妊手術を容認。厚生労働省によると、不妊手術を施された障害者らは約2万5千人で、うち強制は約1万6500人。本人および配偶者に精神疾患などがある場合、人工妊娠中絶も認めていた。96年に障害者差別や強制不妊手術に関する条文を削除し「母体保護法」に改定。同様の法律により不妊手術が行われたスウェーデンやドイツは国が被害者に正式に謝罪し、補償している。
 ※相模原障害者施設殺傷事件
 2016年7月26日未明、相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が刃物で刺されて死亡、職員2人を含む26人が負傷した。元施設職員植松聖(うえまつ・さとし)被告(28)が17年2月、殺人や殺人未遂などの罪で起訴された。横浜地検は5カ月間の鑑定留置を行い、完全責任能力が問えると判断した。被告は事件前の16年2月、障害者殺害を示唆する言動を繰り返して措置入院となり、翌3月に退院したが、相模原市などが退院後の住所を把握しておらず対応が不十分との指摘も出た。逮捕後も「障害者なんていなくなればいい」などと供述したとされる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

開発進む頼りないロボット 不完全さ、優しさ引き出す

2018年06月04日 14時33分56秒 | 教育
開発進む頼りないロボット 不完全さ、優しさ引き出す
2018年6月1日 (金)配信共同通信社

 ごみを拾えないごみ箱ロボットや、もじもじしてうまくティッシュを配れないロボット―。豊橋技術科学大(愛知県豊橋市)が一見、頼りない「弱いロボット」の開発を進めている。「不完全さを残すことで、人の優しさや手助けを引き出すことができる」と岡田美智男(おかだ・みちお)教授(58)。教育や医療現場などでの実用化を目指している。
 よたよたと、かに歩きで近づいてくるごみ箱型のロボット。ごみを拾いたそうにするが手足や拾う機能は付いておらず、うろうろして困った様子だ。研究室の学生が拾って箱に入れると、礼をするようなしぐさを見せた。
 岡田教授は「自分で拾えないなら、周りの人に拾ってもらえばいいのではという発想から生まれた」と明かす。市内の子ども向けの施設で3体同時に稼働させると、子どもたちが自然にごみを拾い集め、さらに分別まで始めたという。
 岡田教授によると、機械やロボットが高機能になればなるほど「もっと静かに」「より早く」と、人が要求する水準は高くなりがち。だが自分より弱い存在に対しては、いたわりの気持ちが生まれやすい。
 学生とアイデアを出し合い、これまで20種類以上の弱いロボットが誕生した。一生懸命話そうとするが大事なところで言葉を忘れてしまうロボット、話し相手を見つけると言葉足らずな口調で話し掛けてくるロボット...。つい人の方から手を差し伸べたくなるものばかりだ。
 実用化に向け、医療現場での実証実験も始まっている。愛知県内の病院で、小児患者への入院ガイダンスを弱いロボットにさせると、緊張がほぐれ、大人が説明するよりも伝わりやすいといった効果が見られた。
 過去の調査でも、発達障害のある子どもが積極的に話し掛けたり、お年寄りが会話を楽しんだりする様子を確認。教育や医療現場など、幅広い分野での導入を目指す。岡田教授は「何事も完璧だと疲れてしまうもの。人とロボットの間でも、弱さを補って強みを引き出すような関係が成り立てば、より生きやすい社会になるのでは」と話す。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ALS患者の異常たんぱく質、除去方法を開発 滋賀医大

2018年06月04日 14時26分51秒 | 医療情報
ALS患者の異常たんぱく質、除去方法を開発 滋賀医大
2018年6月1日 (金)配信朝日新聞

 体の筋肉が動きにくくなる難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」について、患者の細胞にたまる異常なたんぱく質を除去する方法を開発したと、滋賀医大などのチームが31日、発表した。細胞や動物での実験段階だが、将来的には人での根治治療につながる可能性があるという。
 多くのALS患者の神経細胞には、特定のたんぱく質「TDP―43」が異常な状態で蓄積し、症状を引き起こす一因と考えられている。
 チームは、この異常なたんぱく質だけにくっつき、分解を促す新たな物質を開発。ALS患者と似た状態にしたヒトの細胞や、マウスの胎児で実験したところ、たんぱく質「TDP―43」の蓄積や細胞死を抑える効果があったという。
 今後は、サルなどの実験で、さらに安全性や有効性を検証していく予定。難病情報センターによると、ALSは国内に約9200人(2013年度)の患者がいるとされるが、治療法は確立していない。同大の漆谷真(うるしたにまこと)教授(神経内科)は「人の治験には10年ほどかかるが、結果次第ではもっと早くなるかもしれない。ALSの根治ができると信じている」と話す。
 今回開発した方法は、アルツハイマー病やパーキンソン病など、ほかの神経の病気にも応用できる可能性があるという。研究成果は英科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された。(合田禄)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

膵臓がん発症の仕組みをマウスで解明、予防につながる可能性…京大・東大など

2018年06月04日 14時25分28秒 | 医療情報
膵臓がん発症の仕組みをマウスで解明、予防につながる可能性…京大・東大など
2018年6月1日 (金)配信読売新聞

 iPS細胞(人工多能性幹細胞)を作る技術を応用して、 膵臓がんが発症する仕組みの一端をマウスの実験で解明したと、京都大iPS細胞研究所や東京大医科学研究所などのチームが発表した。治療が極めて難しい膵臓がんの予防につながる可能性があるという。論文が国際電子版科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに掲載された。
 膵臓がんは国内で年間約3万人が発症しているが、無症状で進行するため早期発見が難しく、がんと診断されてから5年後の生存率は約10%にとどまっている。膵臓の正常な細胞で、色々な遺伝子に傷(変異)ができて発症すると考えられているが、不明な点も多い。
 チームは、人の膵臓がんで頻繁に見つかる遺伝子の変異をマウスの膵臓で起こす実験を行ったが、ほとんどがんは発症しなかった。しかし、遺伝子変異を持つマウスの膵臓でiPS細胞に変化するために必要な4遺伝子を3日間だけ人工的に働かせると、10日後にがんが膵臓全体に広がった。
 細胞がiPS細胞に変化する時、元の細胞の特徴が失われる変化が、最初に起きる。こうした変化が、膵臓がんの発症と関係しているらしい。膵炎を発症すると膵臓がんになりやすいとされるが、膵炎を起こしたマウスでも、元の膵臓細胞の特徴がなくなる変化が確認された。チームの山田泰広・東京大医科学研究所教授(腫瘍病理学)は「膵臓細胞の特徴を維持する薬があれば、膵がんの発症を予防できる可能性がある」と話している。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

皮膚がん判定6割的中 高知大が無料検診「トリアージ」継続へ

2018年06月04日 14時23分55秒 | 医療情報
皮膚がん判定6割的中 高知大が無料検診「トリアージ」継続へ
2018年6月1日 (金)配信高知新聞

 皮膚のできものをがんかどうか判断する無料検診「皮膚がんトリアージ」を昨年行った高知大学医学部皮膚科学講座が検診結果をまとめた。370人中、38人をがん疑いと判定。その後受診した31人の36病変のうち、17人の22病変のがんが確定し、的中率は61%となった。早期発見を進める有効な手段として、他県からも注目されている。
 皮膚がんトリアージは同講座が昨年9月、高知市内で初めて開いた。皮膚科医が訪れた人の顔や手足を診て、詳しい検査が必要な人には病院への紹介状を書いた。
 同講座特任助教の木戸一成医師によると、幼児から90代まで370人が集まった。多くの人を診察するため、視診と触診、簡単な問診のみを実施。1人当たりにかけた時間は数十秒程度だった。
 多くは「脂漏(しろう)性角化症」と呼ばれる老人性のいぼや、良性のほくろだった。2時間の検診でがんの疑いのある人は38人(43病変)おり、31人がその後、同大付属病院などで診察を受けた。
 的中率が6割となったことについて、木戸医師は「他県の無料検診では7~20%程度。熟練した皮膚科医が一目見てがんかどうかを判定することに集中した結果、大勢を効率よくトリアージできた」。成果は5月31日に広島市で始まった日本皮膚科学会総会でも報告された。
 同講座は今年も9月17日にトリアージを行う予定。佐野栄紀(しげとし)教授は「皮膚がんは早期に治療すれば完治が望める病気。大学の地域貢献として続けていきたい」と話している。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

婆が連れて行く小児科

2018年06月04日 10時54分04秒 | 
いつも行く小児科
昭和43年、長男が生まれた時からかかっています!

ほんとに、ありがたいです。
長男は今年50歳になりました(@_@)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

のどが痛いよ!

2018年06月04日 09時00分34秒 | 
土曜日の夕方からのどの痛み発生
熱無し
月曜日本日、小児科受診
のどすごく赤い!
ほら、見て!
と、見せられる!
咽頭炎がすごい!
熱は無し
しかし、学校はお休みに。
明日は熱なかったら登校してよいと。
小児科の処置室をパチリ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

投票ボタン

blogram投票ボタン