丸山知事 25日に上京で調整
島根県の丸山知事は政府に対し、新型コロナウイルスの感染を抑え込むための対応の強化などを求める要望書を提出するため、今月25日に東京を訪れる方向で調整を進めていることがわかりました。
丸山知事は、感染拡大を抑え込めていない状況のままでは東京オリンピックを開催すべきでないとして、ことし5月に島根県内で行われる聖火リレーについても中止せざるを得ないという考えを示しています。
丸山知事は、政府に対し、新型コロナウイルスの感染を抑え込むための対応の強化や感染が落ち着いている地域の飲食店などへの追加の支援を求めたいとしていて、関係者によりますと、今月25日に東京で西村経済再生担当大臣や経済産業省などを訪れ、要望書を手渡す方向で調整を進めているということです。
また、島根県選出の国会議員とも面会することにしていて、聖火リレーなどをめぐる知事の発言について「理解できない」と懸念を示していた自民党の竹下元総務会長にも、一連の発言の経緯などについて詳しく説明する予定だということです。