「アメリカーナ(竜舌蘭)」です。
あまり大きくしたくないので小さめの鉢に植えているが、それでも大きくなります。
大きくなるだけでなく、盛んに仔吹きをするので、少々困りものです。
で、左が親株で、数年前に下向きに地下茎を伸ばしたので、その地下茎を切って植えたのが右の鉢です。
買った時は右側の少し小さな子株くらいだったが、それが今ではこのありさまです。
子株が5本も出ているので、先が思いやられます。
が・・・・。
実際はもっと巨大になります。
原産地(メキシコ)では1枚の葉が2メートルを超えるそうなので。
最近は「アメリカーナ」として売られているが、和名は「竜舌蘭」のはずです。
斑入りのほうが先に入ってきて「竜舌蘭」という名で普及をしてしまい、後から入ってきた斑のない原種は「青の竜舌蘭」と呼ぶことになったのだとか。
テキーラの原料にもなるようです。
これは下向きに伸びた地下茎を切って増やしたもので、3本あったが、1本は消えました。
これを買ったころはまだ安かったが、その翌年あたりからアガベに人気が出始め、値段は倍以上に高騰です。
追加の画像です。
これは「青の竜舌蘭」です。
いつ買ったのか記憶が定かではないが、10年以上前であることは確かです。
手のひらサイズの小さな苗ではあったが「100円」で買いました。
そして・・・・。
巨大になることがわかっていたので、買ってから2年後くらいかここに置きっぱなしに。
当然ではあるが、10年以上植え替えをしていません。
それでも葉の長さは30センチを超えます。
夏は40度を超え、冬はー5度くらいにはなるかも。
ピンキーとか欲しいですが、ダメにしたらと思うと恐くて……。
オークションなんかでも、今まで見た中で6万円からスタートとか、安くてもアレでは流石に手が出ないです。
ちなみに我が家のアメリカーナ、実はタダだったりします。
校外授業の一環で鴨川シーワールドに行った際、入り口脇の花壇に地植えしてあったので、子株を1コこっそり頂いて来たのが始まり。
デカくなっては子株で作り直して親株廃棄の繰り返し、栽培開始からもうウン十年経ちますね。
これも小さく仕立てるべく、色々試してますがなかなか……。
大株の葉先が若干しだれた感じ、小株ではああはならないのです、いっそ針金かけて曲げてみようかなぁと。
その翌年にブームが始まり、一気に値段が倍以上に高騰。
あるお店では、500円でも売れなかった斑のない普通のアガベが、「3000円で売れた」と喜んでいたからね。