数年前に買ったミニカトレアだが、名前は分かりません。
ちなみに、買った時は1芽だったが、その後芽の数が増え、今では5芽に。
が、それぞれの芽は好き勝手に成長を始めるので、花もそろって咲くことはほとんどありません。
そのため、このミニカトレアは年に複数回咲きます。
数年前に買ったミニカトレアだが、名前は分かりません。
ちなみに、買った時は1芽だったが、その後芽の数が増え、今では5芽に。
が、それぞれの芽は好き勝手に成長を始めるので、花もそろって咲くことはほとんどありません。
そのため、このミニカトレアは年に複数回咲きます。
ほとんどの本やネット上のサイトでも、地(露地)植えと鉢植えの違いに関してはほとんど書かれていないが・・・・。
なので、今回はその違いに関して少し書いてみようと思う。
鉢植には「プランター」や「コンテナ」での栽培も含むが、「小さな花壇」も含まれるかも。
それでは一体どんな違いがあるのか。
最大の違いは「土の量」だろう。
ちなみに、小さなお鍋と大きなお鍋でお湯を沸かすとどうなるか。
「そんな当たり前のことは聞かなくてもわかる」という人がほとんどであろうが、それと同じことが地植えと鉢植えにも起きるのです。
小さなお鍋はすぐにお湯も沸くが、火を止めると冷めるのも早い。
大きなお鍋だとお湯が沸くまでに時間がかかるが、火を止めてもすぐには冷めない。
これを冬の寒い時期に当てはめると・・・・。
鉢植だと土の量が少ないため、気温の低下をもろに受けてしまい、「鉢植えの土の芯まで凍結する」ということもあるが、地植えでは北海道でもないと土が凍結することはありません。
土が凍結したらどうなるのか。
ひ弱な細い根はダメージを受け、それが原因で枯れることも。
それでは、夏はどうなのか。
鉢植は土が少ないので、気温の上昇に合わせて土の温度が上昇するが、夜間は冷えるのも早い。
が、地中だと気温の影響は受けにくいので地温の変動は少ない。
ということは・・・・。
植物にとっては優しい環境に。
また、鉢植だと「乾湿」の変化も激しいが、地植えは変化も少ない。
さらに、鉢植だと土が少なくて根も自由に伸びることができないが、地植えなら自由に伸びられる。
ということで、「地植えと鉢植えは別物だ」と思っていた方がよいのです。
毎度おなじみの「子宝草」だが、ハッキリとした個体差が出ています。
左端はすでに枯れていて、右端も枯れ始めています。
ちなみに、立春寒波の影響で、先日玄関先で「-3度」を記録しているので、ここだとそれより寒いです。
多分「-4度以下」になっていると思うが、それでもまだ生きている個体が出てきたのです。
これは「-3度」くらいまでは何とか耐えたようだが、さすがに限界なのかも。
が・・・・。
こちらはまだ頑張っています。
3株とも横並びい生えているので、条件的には大差ないはずだが、これだけの個体差が出るのです。
「錦蝶」の画像を忘れていたので、追記です。
チョットわかりにくいが、錦蝶でも同じことが起きているのです。
本やネットではどちらも「耐寒性はない」と書かれていいて、霜程度でも枯れるのだが、それが少しずつではあるが環境に順化をし、今では「ー3度」でも平気な個体も出てきているのです。
しかも・・・・。
ここで花まで咲かせようとする
書き忘れていたのだが、戦後の日本は食糧不足で大変だったが、南極海で獲れたたいりょうの鯨でどれだけ救われたことか。
で、肉とベーコンに関してはすでに書いるので、それ以外に関して少し。
実は「クジラは捨てるところがない」と言われるはど、肉以外の部分も利用されていたが、「肝油」でもどれだけの日本人が救われたことか。
けして美味しいといるようなものではないが、当時の日本人に不足していた「ビタミン類」を豊富に含んでいたので、「ビタミン剤代わり」として重宝されていたのです。
さらに、クジラの油には摩訶不思議?な性質があり、アメリカはその油目的に捕鯨をしていて、小笠原諸島はその捕鯨船団の補給基地になっていたのです。
しかも、戦後しばらくの間アメリカが領有していて返還を渋ったのは、この鯨の油が欲しかったからなのです。
ただ・・・・。
鯨なら何でもよいわけではなく、彼らが捕獲するのは「マッコウクジラ」だけです。
それも、目的の油だけ回収したら、残りの部分はそのまま海に捨てる。
そう、食べる目的など全くなかったのです。
では、何故アメリカはマッコウクジラから取れる油にこだわったのか?。
それは、「極低温でも固まらない」という性質があって、工業機械などには必要不可欠だったのです。
が、その後原油から作ることが出来るようになり、マッコウクジラの油に頼らなくなってもよくなったので、それで小笠原諸島が返還されたのです。
豚のベーコンだと脂身は冷蔵すると固まってしまうが、クジラのベーコンだと冷蔵しても固まったりはしない。
が、マッコウクジラの油となると桁が違い、冷凍しても固まらないのだとか。
記憶が定かではないが、「-50度以下」でも固まらないらしい。
なので、人工衛星にも使われていたのだとか。
ダーウインの進化論は有名なので誰でも知っていると思うが、地球上にはこの進化論をもってしても「説明不能」なことはいくらでもあるのだが・・・・。
ちなみに、「ダーウインが来た」という番組を見ている人なら知っていると思うが、蘭の一種で「バケツラン」という種類があるが、この蘭の花には実に巧妙な仕掛けがあるが、この仕掛けは「進化論」ではとても説明など出来ないくらい巧妙にできている。
同じく蘭の一種で、「ハンマーオーキッド」という種類があるが、この花も奇妙奇天烈な形で、進化論ではとても説明はできない。
って言うか、人間の想像などとても及ばないほどの高度の能力を持った「高等生物(宇宙人)が面白半分で作った」という方が納得できるほど巧妙にできているのです。
どちらも「子孫を残す(受粉)」という目的を持っているが、どう進化したらこうなるのか。
ヒョットすると、植物自体に思考能力があって、自分でそのように変化したとも考えられなくもないが。
とにかく、蘭の花には奇妙なものが多く、この2つ以外のも奇妙な花は多いからね。
さらに、人間が食べると中毒死することもある猛毒を持つ「紅テングタケ」を野生のシカが好んで食べるのだが、人間には猛毒でも、鹿には全く毒にはならない。
これだって理由は全く分かっていないのでね。
最近は「ベニテングタケ」よりさらに毒性の強い「カエンタケ」が増えているらしいが、この猛毒のカエンタケを食べる昆虫もいるのだとか。
追記します。
「花」というと構造な違いはあまりなさそうな感じもあるが、蘭の花には奇妙奇天烈なも多いです。
初めに書いた「バケツラン」や「ハンマーオーキッド」だけでなく、バルボフィラムの仲間にも多いので。
流通量が少ないので見たことの有る人は少ないと思うが、「いったい何のためにこんな形になった?」と言いたくなる花だらけなので。
さらに、かつては「世界一大きな花」ラフレシアも、今は世界一と言われる「ショクダイオオコンニャク」だって、どういう進化をすればこうなるかなど全くわからないのだから。
受粉に関しても同じで、複数種の昆虫が受粉に来る花も多いが、ある特定の昆虫以外は受粉出来ない花もあるのだから。
さらには、想像を絶するような巧妙?な罠を仕掛けてある花だってあるのです。
数年前に買った名無しのランです。
今までにこんな見事な咲き方はしなかったが、今年は花茎も2本出ており、蕾も21個。
花は13㎝と大きめで、咲き始めは「乳白色」だが、その後は白になります。
で、良く見ると縁の方がわずかだがピンク色になるので、「ビーララ系」かも。
ビーララだと「スマイルエリー」が有名だが、我が家ではなかなかうまく育ってくれず、3年か4年で消えてしまう。
が、これは比較的元気です。
2025.01.17.
追記です。
寒も明けて立春も過ぎたのだが、立春寒波も訪れていて、なかなか満開にはなりません。
ツボミは全部で19個あり、咲いたのは未だ5個です。
なので、この調子だと全部が同時に咲き揃うことはないかも。
今度は「クジラのベーコン」です。
かつては「安物の代名詞」という人もいたクジラのベーコンも、今では「高級な和牛並み」の値段になっていて「食べたことないよ」という人だらけだろうが、私は腹いっぱい食べた思い出があります。
食べた量を合計すると・・・・。
多分「100㎏」は超えるかも。
今だと「何百万円」にもなるかもしれないが、当時はともかく安かったので、値段など気にせずに食べられたのです。
って言うか、我が家は酒屋だったこともあって、当時は氷で冷やす大きな冷蔵庫があり、そこに大人の腕ほどもある大きなクジラのベーコンの塊(2キロくらい
毎回100グラムから200グラムくらいは食べていたかも。
今だと1万円くらいになる?。
正に「高級な和牛の肉」と同じかも。
なので、今はほとんど買えません。
って言うか、最近のクジラのベーコンは味が悪いです。
当時は「シロナガスクジラ」という地球上で最も大きなクジラの肉(油だらけだが)を使って作られていたのに、近年はそれより小型のクジラで作っているようで、値段は高くなっても、味は落ちたのかも。
高級品はノルウエーからの輸入品らしいが。
「尾のみの刺身」も食べたことがあるが、今は高くて食べられない。
もちろん、当時は商業捕鯨が盛んだったので、クジラの肉も大量に出回っていて、クジラの肉のおかげで日本人は飢えずに済んだのだが。
もちろん、私も大好きだったのでかなり大量に食べていました。
ハッキリ言って、安い牛肉よりはるかに美味しかったのでね。
牛肉に比べると少しあっさりとしていたが、筋は少ない。
「南蛮漬け」として出回ってもいて、これもよく食べたものです。
が、値段はベーコンよりはるかに安いが、これも最近はほとんど食べていません。
私が食べたのは「シロナガスクジラ」か「ナガスクジラ」だったろうと思うが、今出回っているのは小型の「ミンククジラ」が多いらしいがね。
地域によっては「イルカ」を食べるところもあるが、少し臭いがあるので嫌う人も多いようだがね。
私はどこだったか記憶はないが、静岡県のどこかだったが、何度か食べたことがあります。
若干臭いはあったが、私には気にならないレベルでした。
「マツタケ」と言えば、「高級品」というイメージが強いと思うが、私が子供だった頃は意外と安物扱いをされていて、シイタケの方が高級品だったかも。
なので、マツタケを腹いっぱい食べた記憶はあるのに、シイタケを腹いっぱい食べた記憶は全くないのです。
煮物などで食べてはいたと思うが、マツタケほどたくさん食べてはいないので、記憶に残っていないのです。
それではどのくらい食べたのか。
ちなみに、私の家は酒屋だったこともあってか、秋になるとどこからかたくさんのマツタケの頂き物が届くのです。
その量は・・・・。
小柄な女性の腕ほどもある大きなマツタケが10数本。
なかには傘が大きく開いたものもあって、その傘で子供の顔が隠れたほどの大きさです。
が・・・・。
マツタケと言えば「炊き込みごはん」「茶碗蒸し」「土瓶蒸し」を連想する人もいるだろうが、マツタケはたくさんいただいても、そのようなものを食べたことはありません。
それは、私の母が料理を作るのが嫌いで、手の込んだ料理は絶対に作らないのです。
しかも、当時は高級品でも何でもなかったためか、8人家族の中で最もたくさん食べたのは私なのだが、それで文句を言われることもなかったので。
で、その食べ方だが。
今は知らない人ばかりだろうと思うが、そのころは暖を取るための「火鉢」というものがあり、そこで軽く焼いて醤油をつけて食べて束ました。
もっとも、1本丸ごとには焼くことができないので、適当なサイズに咲いて焼いたがね。
今風に言うなら、ホイル焼き?。
当然のことではあるが、家の中はマツタケの香りで充満します。
そして、小柄な女性の腕ほどもある大きなマツタケだったので、2本も食べたらもう満腹で何も食べる気にはなりません。
今こんなことをしたら・・・・。
何万円(もっと多いかも)も取られるだろうね。
マツタケだけでお腹がいっぱいになる。
今では夢物語かも。
近頃は塩分の取り過ぎが問題視され、「減塩梅干し」が主流になっているようだが、私が若かりし頃にそのようなものはありません。
ちなみに、「梅干し」というと「しょっぱい」というイメージが先行して、「梅干し」と聞いただけで唾が出る人も多いと思うが、昔は「しょっぱくない梅干し」もあったのです。
が、塩は普通に使うので、塩分濃度は20%を超えます。
それでも何故かしょっぱくはない。
しょっぱいは「塩酸っぱい」という意味だが、それはできてからまだ年数が経っていない若い梅干しであって、年数を経るにつれてしょっぱくなくなるのです。
で、我が家は酒屋だったので、紀州から4キロくらいの樽に入った梅干しを仕入れ、それを小分けして売っていました。
ちなみに、その小分けを私はよくやらされたのだが、小分けに飽きることも多く、そんなときにはしばしば大粒の梅干を口にしていたが、一回の小分けをしている間に3粒か4粒は食べていました。
今の梅干ではしょっぱ過ぎてとてもそのようなことはできないが、昔はそれが出来たのです。
そして、小分けが終わると樽の底には蜂蜜そっくりの液体が残り、それがまた美味しいのです。
蜂蜜にそっくりではあるが、蜂蜜ではないので、甘くはありません。
それを指に付けてなめていたが、塩辛さはあまり感じないし、酸っぱさもあまり感じない。
だからかなりなめられたのだが。
多分大さじで2杯か3杯分はなめたかも。
今考えれば「塩分の摂り過ぎ」になるのだろうが、そのころはまだ塩分の摂り過ぎなど問題にもならなかった時代だが。
そして、それで喉が渇いた記憶もないのです。
それでは何故しょっぱくなかったのか。
それは・・・・。
今ではとても考えられないだろうが、その梅干し。
製造元で出来上がった梅干しを樽に詰め、それを2年か3年(それ以上かも)倉庫で熟成させ、それから出荷していたのです。
そんな事情もあったので、私などと同世代以上の人には、毎年自分で梅干を作って保存をし、「5年物」「10年物」にしてから食べる人もいるのです。
別なもので例えるなら、「ボージョレヌーボー」と「年代物の高級ワイン」といったところか。
正直、私らの時代は物のない貧しい時代と思われているが、意外にも、今なら「超高級品」と言えるようなものをけっこう食べていたのかも。
追記です。
最近は何かというと「賞味期限」が問題視される傾向があるが、梅干しに賞味期限は必要なのか。
「減塩梅干し」だと保存性に問題もあるが、「塩分20%」の梅干には必要ないと思うが。
初めにも書いたように、5年物や10年物どころか、「50年物」「100年物」だって存在します。
さすがに「100年物」となると希少品過ぎて食べることはできなかったが、「50年物」は食べたことがあるが、何の問題もなく食べられました。
ちなみに、この50年物の梅干(もう半世紀くらい前の事なので、戦前に作られたものです)。
とある家の古い物置から出てきたもので、初めに私が口にしたことをきっかけに仲間たちも食べたのだが「絶品な味だね」と言っていたが・・・・。
食べてしまった後になって、「これを売ったらかなりの値段で売れたのでは?」ということになったが、これぞ正しく「後の祭り」だったのです。
もう一度食べてみたいが、今となっては、もう二度と「50年物」など口には出来ないだろう。
「10年物」なら我が家にもあるがね。
もう何年も前に買った森林性サボテン(リプサリス)の「モンキ-テール」です。
「霜の朝」とか「ピロカルパ」とも言うようだが、最近はほとんどほったらかしに。
が、たまには水もやらないといけないので、水をやろうと思ったら・・・・。
驚いたことに、この寒い中でも花が咲いていたのです。
大きさは2㎝ほどで小さく、今回が初めての開花です。
これは蕾です。