Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

マリオ・ラヴィスタの「クレプシドラ」を聴く

2012-09-25 05:47:33 | 古典~現代音楽ブラジル・メキシコ以外の中南米編
昨日一昨日とウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは1943年生まれのラヴィスタの作品。
メキシコシティー生まれの彼は、1963年から国立音楽院に在籍し、
作曲をチャベスやルドルフォ・アルフテルなどに師事した。
その後1967年にフランス政府の奨学金を受けて、
パリのストラ・カントルムで学び、
ジャン・エティエンヌ・マリーに師事した。
1970年代は電子音楽に傾倒したが、国立音楽院で教えるなどし、
その後は音楽ジャーナルの編集者などもしている。
「クレプシドラ」は1990年から1991年にかけて作曲された。
サンアントニオ交響楽団の委嘱を受けて作曲された作品のようだ。
演奏はパブロ・サインス・ビジェガスのギター、
アロンドラ・デ・ラ・パーラ指揮、
フィルハーモニック・オーケストラ・オブ・ジ・アメリカズの演奏による。
フルートなどの響きに導かれ、ギターが明るく軽快な旋律を奏でいく。
管弦楽とギターが交互に旋律を引き継ぎながら、
その主題を変形させながら展開させていく。
ロドリーゴを想起させるようなスペイン風の音楽は、
やがて盛り上がりをみせて、最後堂々とした感じで終わる。
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レオ・ブローウェルの「水のしずく」を聴く

2012-09-22 22:11:36 | 古典~現代音楽ブラジル・メキシコ以外の中南米編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1939年生まれのブローウェルの作品。
「水のしずく」は1996年に作曲された。
演奏はグレアム・アンソニー・ディヴァインのギター演奏による。
神秘的で速い音型が繰り返され、それは水を想起させる。
即興的な流れるような音も水を思わせる。
冒頭の音型が繰り返され、最後は静かに終わる。
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ホセ・セレブリエールの「神秘的瞬間」を聴く

2012-09-21 04:49:46 | 古典~現代音楽ブラジル・メキシコ以外の中南米編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1938年生まれのセレブリエールの作品。
「神秘的瞬間」は1957年に作曲された。
演奏はホセ・セレブリエール指揮、
トゥールーズ国立室内管弦楽団の演奏による。
低弦から重々しく始まる弦楽器のみによる音楽である。
最初に奏される3つの音型をもとにした旋律を、
それぞれの楽器がその旋律を引き継いで繰り返していく。
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フレデリコ・イバーラ(イバッラ)のシンフォニア第2番を聴く、そして横浜スタジアムから吉野町まで歩く

2012-09-20 08:58:01 | 古典~現代音楽ブラジル・メキシコ以外の中南米編
昨日は横浜スタジアム付近から吉野町まで歩きました。
大桟橋をまっすぐ吉野町方向に歩き、扇町、長者町、万世町を通過し、
浦舟町、高砂町まで歩き、16号線で吉野町まで出て、
君嶋屋に寄って、鍋島愛山純米酒を買った。
家に帰って飲んでみるとさすがにうまい。
やはり、おいしい酒を飲むと幸せな気分になるなあ。

今回取り上げるのは1946年生まれのイバーラ(イバッラ)の作品。
彼はメキシコ国立自治大学の中にある国立音楽学校で作曲を学び、
ジャン・エティエンヌ・マリーに師事したようだ。
その後パリとスペインで学び、その後色々な音楽作品を発表し、
国立音楽学校でも教えるようになったようである。
シンフォニア第2番(は1993年に作曲された。
副題が付いているが「夢を待つ間」という意味だろうか。
演奏はアロンドラ・デ・ラ・パーラ指揮、
フィルハーモニック・オーケストラ・オブ・ジ・アメリカズの演奏による。

弦楽器の揺れるような音型に始まり、
一音による音型が繰り返されていく。
そして金管楽器や打楽器も加わり、
徐々にその音は大きく激しくなっていく。
そのあとは打楽器と金管楽器を中心に盛り上がったあと、
弦楽器の伴奏の上で、フルートなど木管楽器が絡んでいく。
それはあたかも夢の世界のようでもある。
そのあと何度も繰り返されるいくつかの音型のパターンも、
うつろな夢の世界を表現するかのようである。
その沈黙を破って、突然打楽器の荒々しいリズムに乗って、
弦楽器と金管楽器が絡んで激しい音楽となり、
迫力のある音楽となって盛り上がって最後終わる。
なかなか聴き応えのある音楽である。
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アルベルト・ヒナステラのマランボ作品7を聴く

2012-09-19 23:55:56 | 古典~現代音楽ブラジル・メキシコ以外の中南米編
MTRが修理されて戻ってきた。
TASCAMのカセット式の8トラックのものだが、
以前は中古でも10万円以上した品物である。
15000円越えて支出はきつかった。
さて昨日もウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1916年生まれのヒナステラの作品。
マランボ作品7(は1940年に作曲された作品である。
演奏はフェルナンド・ビアーニのピアノ演奏による。
リズミカルなオスティナート風の低音の音型に乗って、
高音部が示す旋律は闘争的であり、
エスタンシアを感じさせるものである。
舞踏的な旋律がやがて力強く盛り上がりをみせ、
最後は堂々とした感じで終わる。
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