Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ギュンター・ノイホルト指揮のワグナーの楽劇「神々の黄昏」を聴く

2024-12-31 18:31:40 | リヒャルト・ワーグナーの作品
今回取り上げるのはワグナーの「ニーベルングの指環」の
楽劇「神々の黄昏」である。
聴いたCDはブリュンヒルデ役が カルラ・ポール、
ジークフリート役がエドワード・クック、
グンター役がボド・ブリンクマン、
ヴァルトラウテ役がズラトミラ・ニコローヴァ、
アルベリヒ役がオレク・ブリヤーク、
ハーゲン役がヴィエーラ・ソウクポヴァー、
グートルーネ役がクルト・ベーメ、
ヴォークリンデ役がドリス・ブリュッヘマン、
ヴェルグンデ役がルクサンドラ・ヴォーダ、
フロースヒルデ役がヴィリヤ・エルンスト・モスライティス、
第1のノルン役がオルトルン・ヴェンケル、
第2のノルン役がズラトミラ・ニコローヴァ、
第3のノルン役がガブリエレ・マリア・ロンゲ、
ギュンター・ノイホルト指揮、カールスルーエ・バーデン州立歌劇場管弦楽団の演奏による。

このCDは1995年に録音されたものである。
廉価盤として出されたものであっても演奏はなかなかいい。
この中でジークフリートは、ハーゲンの策略により、
媚薬によりブリュンヒルデを忘れてしまうことで、
二人の関係は変化していくとともに神の時代にも変化が生まれる。
人間の人生にも常に変化はみられるが、
来年は自分の生活にどんな変化があるのだろうかとしみじみ思い、
このCDをじっくり聴いて大みそかの日を過ごした。
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カール・ベーム指揮のワグナーの楽劇「ジークフリート」を聴く

2024-12-30 23:10:55 | リヒャルト・ワーグナーの作品
今回取り上げるのはワグナーの「ニーベルングの指環」の
楽劇「ジークフリート」である。
聴いたCDはジークフリート役がヴォルフガング・ヴィントガッセン、
ミーメ役がエルヴィン・ヴォールファールト、
ブリュンヒルデ役がビルギット・ニルソン、
さすらい人役がテオ・アダム、アルベリヒ役がグスタフ・ナイトリンガー、
エルダ役がヴィエーラ・ソウクポヴァー、
ファーフナー役がクルト・ベーメ、森の小鳥役がエリカ・ケート、
カール・ベーム指揮、バイロイト祝祭管弦楽団の演奏による。

このCDは1966年7月にライブ録音されたものである。
ジークフリートとミーメの対話の部分は、
流れるようにテンポよく展開されていき、素晴らしい。
ジークフリートが大蛇となったファーフナーを退治する場面も、
緊迫し迫力があっていい演奏である。
ブリュンヒルデのところに行こうとするジークフリートと、
それを阻止しようとするさすらい人が対峙する場面もいい。
新しい時代を築こうとする恐れを知らない若者と、
それまでの秩序を守り続けようとする老いた者の対峙は、
次の楽劇「神々の黄昏」の展開を暗示させる場面でもある。
最後のブリュンヒルデとジークフリートの二重唱も素晴らしい。
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マレク・ヤノフスキのワグナーの楽劇「ワルキューレ」を聴く

2024-12-29 22:55:44 | リヒャルト・ワーグナーの作品
今回取り上げるのはワグナーの「ニーベルングの指環」の
楽劇「ワルキューレ」である。
聴いたCDはジークムント役がジークフリート・イェルザレム、
フンディング役がクルト・モル、ヴォータン役がテオ・アダム、
ジークリンデ役がジェシー・ノーマン、
ブリュンヒルデ役がジャニーヌ・アルトマイヤー、
フリッカ役がイヴォンヌ・ミントン、
ゲルヒルデ役がエーファ=マリア・ブントシュー、
オルトリンデ役がシェリル・シュトゥーダー、
ヴァルトラウテ役がオルトルン・ヴァンケル、
シュヴェルトライテ役がアンネ・イェヴァン、
ヘルムヴィーゲ役がルート・ファルコン、
ジークルーネ役がクリステル・ボルヒャース、
グリムゲルデ役がキャスリーン・クールマン、
ロスヴァイゼ役がウタ・プリーブ、
マレク・ヤノフスキ指揮、ドレスデン・シュターツカペレの演奏による。

このCDは1981年にスタジオ録音された1回目のものである。
冒頭から激しく荒々しい音楽が速いテンポで始まる。
録音は旧録であっても素晴らしい音質である。
第1幕の終わりのノートゥングとジークムントが、
叫ぶところからの盛り上がりも良い。
第2幕のワルキューレの主題が何度も現れるところ、
また、ヴォータンとフリッカとのやりとりなど、
なかなか聴きどころがいろいろあっていい。
それにしてもこのヤノフスキの「ニーベルングの指環」は、
14枚組で昔1980円で買ったと記憶している。
旧録とはいえこの録音でこの価格とはありがたいが申し訳ない気もする。
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大山を登る、そしてワグナーの楽劇「ラインの黄金」を聴く

2024-12-28 22:57:23 | リヒャルト・ワーグナーの作品
昨日は希望が丘駅9時16分発の電車に乗り伊勢原駅まで行き、
伊勢原駅から大山ケーブルカー駅までバスに行き、
ケーブルカーで阿夫利神社駅まで行きました。

そのあと、11時過ぎに山頂までの登山コースを登りました。
大学生の頃、今から40年くらい前に登ったが、
その時に比べ、こんなに登るのがきつかったかと思いながらも
登り続けること何とか大山の山頂に着いたのが12時半頃でした。

山頂にたどり着いたときには雲がかなり出ていました。
店で山菜そばを食べたあと、下山し、13時のケーブルカーに乗り、
13時15分のバスに乗って二俣川まで戻りました。

さて、年末はワグナーの「ニーベルングの指環」を取り上げる。
今回取り上げるのは楽劇「ラインの黄金」である。
聴いたCDはヴォータン役がハンス・ホッター、
ドンナー役がエリク・ゼーデン、フロー役がシャンドール・コーンヤ、
ローゲ役がフリッツ・ウール、アルベリヒ役がフランス・アンデルソン、
ミーメ役がゲルハルト・シュトルツェ、ファゾルト役がテオ・アダム、
ファフナー役がヨゼフ・グラインドル、フリッカ役がリタ・ゴール、
エルダ役がマリア・フォン・イロシュヴァイ、
フライア役がエリーザベト・グリュンマー、
ヴォークリンデ役がドロテア・ジーベルト、
ヴェルグンデ役がクラウディア・ヘルマン、
フロースヒルデ役がウルスラ・ベーゼ、
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮、
バイロイト祝祭管弦楽団の演奏による。
この録音は1958年7月27日のものである。
重々しい低音で始まる冒頭から引き込まれ、
そのあとも一気に引き込まれる圧倒的な演奏である。
モノラル録音とはいえ、聴きやすくさすがクナである。
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リヒャルト・ワグナーの楽劇「神々の黄昏」第2幕および第3幕を聴く

2018-01-07 14:10:29 | リヒャルト・ワーグナーの作品
今回取り上げるのは、1813年生まれのワグナーが、
1874年に作曲した作曲した楽劇「ラインの黄金」第2幕と第3幕である。
今回も簡単に聴いた全体的な感想を述べる。
今回聴いたCDは前回と同じ1951年のモノラル録音で、
ブリュンヒルデ役(ソプラノ)のアストリッド・ヴァルナイ、
ジークフリート役(テノール)のベルント・アルデンホフ、
グンター役(バリトン)のヘルマン・ウーデ、
ヴァルトラウテ役(メゾ・ソプラノ)のエリーザベト・ヘンゲン、
アルベリヒ役(バス)のハインリヒ・プフランツェル、
ハーゲン役(バス)のルートヴィヒ・ウェーバー、
グートルーネ役(ソプラノ)のマルタ・メードル、
ヴォークリンデ役(ソプラノ)のエリーザベト・シュヴァルツコップ、
ヴェルグンデ役(ソプラノ)のハンナ・ルートヴィヒ、
フロースヒルデ役(メゾ・ソプラノ)のヘルタ・テッパー他、
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮、
バイロイト祝祭劇場管弦楽団および合唱団の演奏による。
第2幕は短い序奏に続き、第1場はアルベリヒとハーゲンの対話で始まる。
そこでアルベリヒは指環を奪うようにハーゲンに言う。
第2場では帰ってきたジークフリートにハーゲンとグートルーネに、
ブリュンヒルデを連れてきたことと、結婚式の準備に取り掛かるよう伝える。
第3場はその結婚式の準備の光景で合唱も加わり、華やかな感じになる。
第4場はグンターとともに現れたブリュンヒルデがジークフリートを見て尋ねるが、
ブリュンヒルデのことを忘れたジークフリートに裏切られたと思い失望する。
第5場はブリュンヒルデがハーゲンにジークフリートの弱点を伝える場面である。
そして誓いを破ったジークフリートを恨み、倒すというところまで気が高ぶる。
続く第3幕は序奏に続き、3人のラインの娘が歌うところから始まる。
第1場で3人のラインの娘はジークフリートに降りかかる災いが、
指環に関係あることを話すが、そのことをジークフリートは信じない。
第2場ではグンターとハーゲンとともに狩りに出かけたジークフリートに、
ハーゲンが語り掛けるところから始まる。
ハーゲンはジークフリートを殺害するタイミングを狙っている。
酒を飲みながら、グンターも加わり話が続いていく。
ブリュンヒルデに対する記憶を取り戻したところで、
ハーゲンはジークフリートの背中に槍を突き刺して殺害する。
この殺害のシーンは迫力ある演奏で申し分なく、
そのあとのジークフリートの最愛の女性への別れの歌も素晴らしい。
ジークフリートの葬送の音楽も素晴らしい。
第3場はハーゲンがジークフリートの死体を携え帰り、
それを見て、グートルーネがその死を嘆くシーンから始まる。
そしてグンターとハーゲンは指環をめぐり争い、
ハーゲンはグンターを殺害してしまう。
すべてを知ったブリュンヒルデは指環を3人のラインの娘に返す。
最後は壮大な音楽で終わるが、それにしても1951年録音の、
クナッパーツブッシュ盤はさすがに素晴らしい演奏である。
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