Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

アラン・ホヴァネスの「夕べの歌(Tzaikerk)」作品53を聴く

2018-03-19 05:43:34 | アラン・ホヴァネスの作品
今回取り上げるのは、1911年生まれのホヴァネスが、
1945年に作曲した「夕べの歌(Tzaikerk)」作品53である。
フルート・ソロ、ヴィオラ・ソロ、ティンパニ、
弦楽器のオーケストラのための作品である。
今回聴いたCDはエウディーネ・シャピロのヴァイオリン、
グレーテル・シャンレイのフルート、
アーネスト・ゴールド指揮、
クリスタル室内管弦楽団の演奏である。
弦楽器のオスティナート風のピチカートの上で、
フルートが奏でる舞踏風の旋律で始まる。
それにヴィオラが絡んでいき、
その旋律はやがて弦楽器も引き継いでいく。
後半はフルート・ヴィオラの独奏を中心に展開し、
音型を無限に繰り返して、最後は穏やかに終わる。
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アラン・ホヴァネスのアルメニア狂詩曲第1番作品45を聴く

2018-03-18 12:09:08 | アラン・ホヴァネスの作品
今回取り上げるのは、1911年生まれのホヴァネスが、
1944年に作曲したアルメニア狂詩曲第1番作品45である。
今回聴いたCDはアーネスト・ゴールド指揮、
クリスタル室内管弦楽団の演奏である。
弦楽器の軽快で生き生きとした旋律で始まる。
舞踏風の旋律は繰り返されながら、別の旋律も現れ、
徐々に力を増していったあと、盛り上がったところで終わる。
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アラン・ホヴァネスの交響曲第31番作品294を聴く

2018-03-16 05:53:58 | アラン・ホヴァネスの作品
今回取り上げるのは、1911年生まれのホヴァネスが、
1977年に作曲した交響曲第31番作品294である。
今回聴いたCDはジェラード・シュワルツ指揮、
ノースウェスト・シンフォニアの演奏である。
第一楽章アンダンテ・モルト・カンタンドは、
弦楽器のピチカートで始まり、その上でヴィオラが主題を奏でる。
その旋律は東洋風で、歌うように朗々と奏でられていく。
その主題は他の弦楽器に引き継がれていく。
第二楽章プレストも、ピチカートの上で、
生き生きとした旋律が奏でられていく。
第三楽章レントは、ピチカートの上で、
チェロが朗々とした日本的な旋律を奏でていく。
後半は感傷的でゆったりとした旋律が奏でられ、静かに終わる。
第四楽章フーガ・プレスト・マ・ノン・トロッポは、
軽快で明るい主題が奏でられて、フーガ風に展開していく。
一気に駆け抜けていくように推進力のある楽章である。
第五楽章アレグロ・ヴィヴァーチェは、ピチカートの上で、
ヴィオラが軽快で生き生きとした旋律が奏でられていく。
第六楽章アンダンテ・コン・モルト・エスプレッシオーネは、
感傷的な旋律が奏でられていき、ロマンティックである。
第七楽章フーガ(プレスト)は、軽快で生き生きとした主題が、
フーガ風に展開されていき、最後は高揚したところで終わる。
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アラン・ホヴァネスのセレスティアル・カンティクル作品305を聴く

2018-03-15 22:02:44 | アラン・ホヴァネスの作品
今回取り上げるのは、1911年生まれのホヴァネスが、
1976年に作曲したセレスティアル・カンティクル作品305である。
この作品は1977年ピアノとコントラルトのために作曲され、
1993年に管弦楽用に編曲され、翌年さらに編曲された。
聴いたCDではこの1994年版が使用されているようである。
今回聴いたCDは藤原ひなこのソプラノ、スコット・ゴフのフルート、
アラン・ホヴァネス指揮、ノースウェスト・シンフォニアの演奏である。
第1曲プレリュード(序曲)は、弦楽器のゆったりした旋律に始まり、
それにハープが絡んだあと、フルートが生き生きとした旋律を奏でる。
第2曲神の治世は、弦楽器の堂々とした前奏に始まり、
ハープの音に続き、歌が入り、東洋的な部分も一部感じる。
第3曲加護のもとには、弦楽器とハープの音に続き、
歌が入り、生き生きとした旋律はほのぼのしている。
第4曲アレルヤは、弦楽器がユニゾン風に旋律を奏で、
歌が続いて入るが、弦楽器の旋律は教会風、
そして歌は東洋風な感じがし、アジアとヨーロッパが、
融合した世界のように思わせる。
最後は冒頭の旋律が繰り返されて終わる。
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アラン・ホヴァネスの「天岩戸に入ろうとする天照大神の話」作品323より「春の夜明けの喜び」を聴く

2018-03-14 06:31:57 | アラン・ホヴァネスの作品
今回取り上げるのは、1911年生まれのホヴァネスが、
1978年に作曲した「春の夜明けの喜び」である。
歌劇「天岩戸に入ろうとする天照大神の話」作品323の中の、
一部の曲であり、詩は藤原ひなこが書いている。
ちなみに作品を日本語に訳したものがないので、
自分なりに訳してみましたが正しいかどうか自信はありません。
藤原ひなこはホヴァネスの妻であった人物である。
今回聴いたCDは藤原ひなこのソプラノ、
スコット・ゴフのフルート、アラン・ホヴァネス指揮、
ノースウェスト・シンフォニアの演奏である。
フルートと弦楽器による前奏に続き、
ソプラノの歌が入り、歌が終わるとフルートが入る。
そして再びソプラノが入り、フルート、弦楽器が絡んで、
最後は弦楽器のピチカートで終わる。
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