Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

ヨハン・スヴェンセンのドヴレの結婚式を聴く

2023-07-07 06:27:58 | 古典~現代音楽ノルウェー編
本日は1840年生まれのヨハン・スヴェンセンの作品で、
1890年以前に作曲されたドヴレの結婚式を取り上げます。
今回聴いたCDはビャーテ・エンゲセット指揮、
アイスランド交響楽団の演奏である。
ホルンの音で始まり、木管楽器、弦楽器が旋律を引き継ぎ、
金管楽器が加わり力強い行進曲風の音楽になる。
そこには明るさと悲劇的な部分が交互に現れ、
不気味さや神秘的な部分も感じさせる。
その後は穏やかな感じになり、最後は静かに終わる。
ドヴレはペールギュントに出てくる地名で、
魔王のすみかのあるドヴレ山のことだろうか、
だから華々しい結婚式の音楽というよりは、
ややおどろおどろしいさを感じさせるのかもしれない。
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ヨハン・スヴェンセンのシーグル・スレンベ作品8を聴く

2023-07-06 05:31:02 | 古典~現代音楽ノルウェー編
本日は1840年生まれのヨハン・スヴェンセンの作品で、
1871年作曲のシーグル・スレンベ作品8を取り上げます。
今回聴いたCDはテリェ・ミッケルセン指揮、
ラトヴィア国立交響楽団の演奏である。
シーグル・スレンベとはノルウェー内乱の時期に活躍した人物で、
ハラール4世を殺害し、王を名乗ったが、
1139年のホルメングラの戦いで敗北し、殺害されたようだ。
作家のビョルンスティエルネ・ビョルンソンが、
戯曲としてこの人物の作品を書いているようだ。
曲は低弦の重々しく激しい旋律で始まる。
そのあとはゆったりと堂々とした旋律が続き、
木管楽器がやや悲しげな旋律を奏でていく。
やがて弦楽器と金管楽器で盛り上がっていき、
勇敢さを示すような力強い旋律が奏でられていく。
ドラマティックに盛り上がったあと、
いったん弦楽器と木管楽器による穏やかな部分となる。
そのあとは勇ましい感じの部分と穏やかな部分が交互に現れ、
最後は弦楽器と金管楽器中心に華やかに盛り上がったところで終わる。
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ヨハン・スヴェンセンのノルウェー狂詩曲第3番作品21を聴く

2023-07-05 06:22:26 | 古典~現代音楽ノルウェー編
本日は1840年生まれのヨハン・スヴェンセンの作品で、
1876年作曲のノルウェー狂詩曲第3番作品21を取り上げます。
今回聴いたCDはビャーテ・エンゲセット指揮、
南ユラン交響楽団の演奏である。
弦楽器の力強く舞踏風の明るい旋律に続き、
ファゴットやフルートなど木管楽器が絡んでいく。
音楽は盛り上がったところでいったん静まり、
弦楽器中心のメランコリックな旋律が奏でられる。
ホルンや木管楽器がそれを支えるように絡んでいく。
音楽はやがて金管楽器が加わり情熱的になる。
それが終わると弦楽器による生き生きとしたリズムに、
木管楽器が加わり、再び明るい音楽になり、
金管楽器とともに盛り上がりをみせ、最後は力強く終わる。
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ヨハン・スヴェンセンのノルウェー民謡による変奏曲作品31を聴く

2023-07-04 06:22:46 | 古典~現代音楽ノルウェー編
本日は1840年生まれのヨハン・スヴェンセンの作品で、
1874年作曲のノルウェー民謡による変奏曲作品31を取り上げます。
今回聴いたCDはテリェ・ミッケルセン指揮、
ラトヴィア国立交響楽団の演奏である。
弦楽器で示される民謡の旋律はとても味わい深い。
その主題をもとに弦楽合奏による変奏が、
様々なパターンで展開されていく。
北欧の短い夏を感じさせるような淡い感じの変奏曲は、
最後消え入るようにして終わる。
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ヨハン・スヴェンセンの祝典ポロネーズ 作品12を聴く

2023-07-03 06:27:54 | 古典~現代音楽ノルウェー編
本日は1840年生まれのヨハン・スヴェンセンの作品で、
1873年作曲の祝典ポロネーズ 作品12を取り上げます。
今回聴いたCDはビャーテ・エンゲセット指揮、
アイスランド交響楽団の演奏である。
弦楽器と打楽器と金管楽器で力強く華やかに始まる。
そして流れるような推進力のある旋律が繰り返されて、
金管楽器や打楽器で祝典的な雰囲気が続いていく。
中間部は木管楽器が活躍し、民謡的な旋律が繰り返される。
そして冒頭の華やかな旋律が再び現れ、最後盛り上がって終わる。
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