昨日は二俣川から西谷まで歩きました。
途中聴いたのは1962年生まれのユスポフの作品。
ベンヤミン・ユスポフはタジキスタンに生まれ、
1981年から1990年の間、モスクワのチャイコフスキー音楽院で
ピアノ、作曲法、指揮法の教育を受け、
ドミトリ・キタエンコなどに師事した。
その間から、指揮者、作曲家として活躍し、様々な賞を受け、
1990年にはイスラエルに移住している。
ノーラ~様々な笛と弦楽オーケストラのための協奏曲は、
1994年に作曲された作品で、二楽章で構成される作品である。
今回聴いたCDの演奏はマティアス・ヅィーグラーのフルート(各種笛)、
ヘルムラートの指揮、ドレスデン交響楽団によるものである。
第一楽章は、ダブルベース・フルートというのか、
かなり低い音の笛の響きで怪しくゆっくりと始まる。
その響きはアジア的であり、祈るような声まで聞こえ、
宗教的な雰囲気を漂わせているが、その瞑想的な音楽は、
弦楽器が加わってからもしばらくの間、保たれていく。
さらに西アジアにみられる笛の響きで旋律が奏でられ、
そのあと弦楽器とのやりとりが続き、叙情的な部分をみせ、
後半から躍動的な主題が弦楽器により現れ、繰り返され、
徐々にドラマティックに盛り上がりをみせていき、
笛の音と絡み合いながら、冒頭の瞑想的な音楽が登場し、
最後は静かに終わり、第二楽章に続いていく。
第二楽章は、その続きから始まるが、
音楽はやがて一定のリズムを刻みだし、
フルートと弦楽器で、躍動的な旋律を奏でていく。
オスティナート風に繰り返されるリズムの中で、
フルート(笛)奏者の高度な技巧が発揮される。
親しみやすい旋律が繰り返されながら、盛り上がり、
最後はフルートの下降する音で終わる。
生命の躍動を感じさせるこういう曲は、
気分の落ち込んだ今の自分の心に、
前向きに生きることの活力を与えてくれる。
途中聴いたのは1962年生まれのユスポフの作品。
ベンヤミン・ユスポフはタジキスタンに生まれ、
1981年から1990年の間、モスクワのチャイコフスキー音楽院で
ピアノ、作曲法、指揮法の教育を受け、
ドミトリ・キタエンコなどに師事した。
その間から、指揮者、作曲家として活躍し、様々な賞を受け、
1990年にはイスラエルに移住している。
ノーラ~様々な笛と弦楽オーケストラのための協奏曲は、
1994年に作曲された作品で、二楽章で構成される作品である。
今回聴いたCDの演奏はマティアス・ヅィーグラーのフルート(各種笛)、
ヘルムラートの指揮、ドレスデン交響楽団によるものである。
第一楽章は、ダブルベース・フルートというのか、
かなり低い音の笛の響きで怪しくゆっくりと始まる。
その響きはアジア的であり、祈るような声まで聞こえ、
宗教的な雰囲気を漂わせているが、その瞑想的な音楽は、
弦楽器が加わってからもしばらくの間、保たれていく。
さらに西アジアにみられる笛の響きで旋律が奏でられ、
そのあと弦楽器とのやりとりが続き、叙情的な部分をみせ、
後半から躍動的な主題が弦楽器により現れ、繰り返され、
徐々にドラマティックに盛り上がりをみせていき、
笛の音と絡み合いながら、冒頭の瞑想的な音楽が登場し、
最後は静かに終わり、第二楽章に続いていく。
第二楽章は、その続きから始まるが、
音楽はやがて一定のリズムを刻みだし、
フルートと弦楽器で、躍動的な旋律を奏でていく。
オスティナート風に繰り返されるリズムの中で、
フルート(笛)奏者の高度な技巧が発揮される。
親しみやすい旋律が繰り返されながら、盛り上がり、
最後はフルートの下降する音で終わる。
生命の躍動を感じさせるこういう曲は、
気分の落ち込んだ今の自分の心に、
前向きに生きることの活力を与えてくれる。