Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

フィン・ヘフディングのアンデルセンによる交響的幻想曲「間違いなし」作品37を聴く

2017-08-16 18:08:02 | 古典~現代音楽デンマーク編
今回とりあげるのは1899年生まれのヘフディングが、
1943年に作曲したアンデルセンの妖精物語に基づく
交響的幻想曲「間違いなし」作品37である。
今回聴いたCDは、フランク・クラーマー指揮、
イェナ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
不安さを感じさせる揺れ動くような音型を奏でる弦楽器と、
おどけたようなファゴットの奏でる旋律で始まる。
その旋律を他の楽器が受け継いでいく。
やがて別の旋律も現れて、フーガ風の展開も見せる。
金管楽器や打楽器も加わり、荒々しさも加えていく。
小太鼓が鳴り響き緊迫した部分もみせ、
盛り上がったあとでいったん静かになり、
冒頭のファゴットの旋律が現れる。
そして金管楽器中心に再び盛り上がり、
最後は明るい響きで終わる。
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クヌーズオーエ・リスエアのデンマークの絵画第1番「エラスムス・モンタヌス」作品1を聴く

2017-08-15 06:42:34 | 古典~現代音楽デンマーク編
フィンランドの作曲家を取り上げてきましたが、
ここからはデンマークの作品を取り上げていきます。
今回とりあげるのは1897年生まれのリスエアが、
1920年までに作曲したデンマークの絵画第1番、
「エラスムス・モンタヌス」作品1である。
今回聴いたCDは、ボー・ホルテン指揮、
オーフス交響楽団の演奏による。
木管楽器の感傷的な旋律で始まり、
弦楽器が明るさを加えていくアンダンテの部分に続き、
軽快で生き生きとした力強いアレグロ・ヴィヴァーチェが現れる。
金管楽器や打楽器で盛り上がりをみせたあと、
テンポ・デ・メヌエット・グラツィオーソに入る。
穏やかな部分を経て、再びアレグロ・ヴィヴァーチェとなり、
躍動感あふれていき、金管楽器も加わり華やかになり、
最後は盛り上がって、力強く終わる。
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クヌーズオーエ・リスエアの交響曲第1番作品8を聴く

2013-10-09 06:31:05 | 古典~現代音楽デンマーク編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1897年生まれのデンマークの作曲家リスエアが、
1925年にかけて作曲された交響曲第1番作品8である。
彼の略歴は以前触れたので省略する。
今回聴いたCDはボー・ホルテン指揮、オーフス交響楽団の演奏によるもの。
第一楽章アレグロ・リトミコ・エ・ジン・ブリオは、
トランペットと弦楽器による颯爽とした感じの第一主題で始まる。
弦楽器のピチカートによる第二主題は他の楽器に引き継がれていく。
二つの主題をもとにした展開部に入り、盛り上ったところで再現部に入り、
それぞれの主題が奏でられたあと、金管楽器と打楽器で最後力強く終わる。
第二楽章アンダンテ・レシタティーヴォは、弦楽器による叙情的な旋律で始まる。
その旋律を繰り返しながら、木管楽器も絡んで牧歌的な雰囲気を感じさせる。
最後は弦楽器とフルートで消え入るようにして終わる。
第三楽章アレグロ・フォコーソは、弦楽器による軽快なリズムに乗り、
低弦が旋律を奏でて始まり、弦楽器が民謡風な旋律を奏でていく。
そして弦楽器とティンパニの鳴り響く中、木管楽器が旋律を奏でていき、
弦楽器が独特のリズムを奏でて絡んでいく。
金管楽器のファンファーレ風の旋律が現れたあとは、
さまざまな楽器による軽快な旋律のやりとりが続き、
弦楽器による民謡風な旋律が再び現れたあと、
それぞれの楽器の旋律・リズムが絡みながら、
冒頭の旋律が現れて、ティンパニが鳴り響き、
金管楽器がファンファーレ風の旋律を繰り返し、最後盛り上って終わる。
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ルーズ・ランゴーの管弦楽のための音画「スフィンクス」BVN37を聴く

2013-10-08 05:50:45 | 古典~現代音楽デンマーク編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1893年生まれのデンマークの作曲家ランゴーが、
1909年から1910年にかけて作曲し、1913年に改訂された、
管弦楽のための音画「スフィンクス」BVN37である。
彼の略歴は以前触れたので省略する。
今回聴いたCDはトマス・ダウスゴー指揮、
デンマーク国立交響楽団の演奏によるもの。
弦楽器と木管楽器によりおだやかに始まる
徐々に盛り上がり、金管楽器も入り、神秘的な雰囲気が漂う。
弦楽器により叙情的な旋律が奏でられ、徐々に盛り上がり、
金管楽器とティンパニが入り、荒々しい感じになる。
そして、それがおさまると弦楽器中心に叙情的な旋律が奏でられ、
背後ではトランペットが鳴り響き、最後はおだやかな感じになって終わる。
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フィン・ヘフディングの管弦楽のための交響的幻想曲第1番「進化」作品31を聴く

2013-10-04 05:18:11 | 古典~現代音楽デンマーク編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1899年生まれのデンマークの作曲家ヘフディングが、
1939年に作曲した管弦楽のための交響的幻想曲第1番「進化」作品31である。
彼の略歴は以前触れたので省略する。
今回聴いたCDはフランク・クラーマー指揮、
イェナ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるもの。
ティンパニの叩く3つの音から成る音型で始まるこの曲は、
ティンパニが鳴り止むと弦楽器がその3つの音から成る音型を模倣し、
その上でクラリネットが叙情的な旋律を奏でていく。
弦楽器とオーボエが北欧的な旋律を奏でたあとは、弦楽器合奏となる。
再びティンパニの音のあと、3つの音から成る音型を
弦楽器や金管楽器や木管楽器が絡ませながら、徐々に荒々しい感じになる。
そして、ティンパニと弦楽器の掛け合いが続き、
管楽器も絡んで徐々に盛り上がりをみせたあと静まり、
再び不安さを思わせる3つの音からなる音型が繰り返される。
最初の旋律が再び木管楽器によって現れて、
叙情的な旋律が弦楽器に奏でられて、金管楽器と絡みながら、
3つの音型も繰り返されながら、ホルンとティンパニが鳴って終わる。
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