今日、郵便受けをみると喪中はがきが入っていて、
そんな時期になったんだなと思い、文面を見ると、
以前同じ職場に働いていた同僚が4月に亡くなっていたことを知った。
職場から帰る時に一緒になって、よく世間話をしていた人物だ。
どうしているのかと思っていたら、そういうことだったのか。
また会って話をしたいなと思っていた人を失ったことはつらいです。
今回は1856年に生まれたチェコの作曲家カラビスが、
1877年までに第1楽章と終楽章のスケッチを完成させたが、
結局未完成に終わった交響曲第2番変ロ短調をとりあげる。
今回のものは1977年ウラディミール・ブロクにより補筆完成された版である。
今回聴いたCDはトーマス・ザンデルリング指揮、
ノヴォシビルスク・アカデミック交響楽団の演奏によるものである。
第一楽章導入とアレグロは、木管楽器中心に重々しくゆったり始まる。
その民謡的な旋律が続いたあと、弦楽器に中心が移り、金管楽器も加わり、
壮大な感じになったあと、再び木管楽器が活躍した後、
主部のアレグロに入り、生き生きとした旋律が奏でられる。
やがて、金管楽器も加わり力強く盛り上がり、
続けて牧歌的な穏やかな旋律が奏でられる。
展開部に入り、主部の旋律をもとに変形されていく。
このあたりの展開の手法は若い時期に書かれているものの、
対位法的な手法を使い、優れているという感じを受ける。
師のチャイコフスキーがこの交響曲を完成させるようにと、
言ったことはうなずけるし、その非凡な才能を彼に見出したのだろう。
最後は盛り上がって終わるのではなく、穏やかな感じで終わる。
第二楽章アンダンテは、抒情的な旋律が奏でられていく。
中間部に弦楽器が奏でる旋律はとてもロマンティックである。
金管楽器も加わり華やかになったあとは、穏やかになり、
弦楽器中心に旋律が奏でられ、最後穏やかに終わる。
第三楽章アレグロは、ティンパニの強打のあと、
金管楽器と弦楽器で明るく力強い主題が奏でられ、繰り返されていく。
対位法的な主題の扱いもみせながら、民謡風の主題は繰り返され、
ロシア的な重厚感のある中、最後は盛り上がったところで堂々と終わる。
そんな時期になったんだなと思い、文面を見ると、
以前同じ職場に働いていた同僚が4月に亡くなっていたことを知った。
職場から帰る時に一緒になって、よく世間話をしていた人物だ。
どうしているのかと思っていたら、そういうことだったのか。
また会って話をしたいなと思っていた人を失ったことはつらいです。
今回は1856年に生まれたチェコの作曲家カラビスが、
1877年までに第1楽章と終楽章のスケッチを完成させたが、
結局未完成に終わった交響曲第2番変ロ短調をとりあげる。
今回のものは1977年ウラディミール・ブロクにより補筆完成された版である。
今回聴いたCDはトーマス・ザンデルリング指揮、
ノヴォシビルスク・アカデミック交響楽団の演奏によるものである。
第一楽章導入とアレグロは、木管楽器中心に重々しくゆったり始まる。
その民謡的な旋律が続いたあと、弦楽器に中心が移り、金管楽器も加わり、
壮大な感じになったあと、再び木管楽器が活躍した後、
主部のアレグロに入り、生き生きとした旋律が奏でられる。
やがて、金管楽器も加わり力強く盛り上がり、
続けて牧歌的な穏やかな旋律が奏でられる。
展開部に入り、主部の旋律をもとに変形されていく。
このあたりの展開の手法は若い時期に書かれているものの、
対位法的な手法を使い、優れているという感じを受ける。
師のチャイコフスキーがこの交響曲を完成させるようにと、
言ったことはうなずけるし、その非凡な才能を彼に見出したのだろう。
最後は盛り上がって終わるのではなく、穏やかな感じで終わる。
第二楽章アンダンテは、抒情的な旋律が奏でられていく。
中間部に弦楽器が奏でる旋律はとてもロマンティックである。
金管楽器も加わり華やかになったあとは、穏やかになり、
弦楽器中心に旋律が奏でられ、最後穏やかに終わる。
第三楽章アレグロは、ティンパニの強打のあと、
金管楽器と弦楽器で明るく力強い主題が奏でられ、繰り返されていく。
対位法的な主題の扱いもみせながら、民謡風の主題は繰り返され、
ロシア的な重厚感のある中、最後は盛り上がったところで堂々と終わる。