今回取り上げるのは1903年生まれのギュンター・ラファエルが、
1942年に作曲した交響曲第3番ヘ長調作品60である。
聴いたCDの演奏はマティアス・フォレミー指揮、
MDR(中部ドイツ放送)交響楽団のものである。
第一楽章「力強くそして決然と」は、ホルンの吹奏で始まるが、
一瞬マーラーの「大地の歌」かと思わせる始まり方である。
そのあと弦楽器中心に奏でられる旋律をもとに進行し、
金管楽器が鳴り響き緊張感のある音楽になる。
もう一つの旋律は対照的で東洋的な雰囲気も感じさせる。
また、クラリネットなど木管楽器を中心に叙情的な旋律も現れる。
やがて、金管楽器と打楽器中心に音楽は盛り上がっていき、
そのあとは低弦奏でる音型に合わせ、せわしない感じの旋律が現れ、
打楽器や金管楽器中心に再び盛り上がりをみせていく。
最後はドラマティックに盛り上がった後、力強く終わる。
第二楽章「落ち着いて、遅く」は、低弦の奏でる音型で始まる。
それにヴァイオリンやヴィオラが絡んでいき、旋律が奏でられる。
穏やかな旋律のあとヴァイオリン・ソロが入り、
弦楽器の穏やかな旋律に金管楽器が絡んで、盛り上がりをみせていく。
そして静まったあと、再び弦楽器中心となり、最後静かに終わる。
第三楽章「ゆっくりと」は、鈴の叩くリズムに乗って、
フルートなど木管楽器が軽やかな旋律を奏でていく。
東洋的な雰囲気もあるこの音楽が終わると、
中間部は金管楽器のみのゆったりとした音楽になる。
ファンファーレ風になったりし、行進曲風に進行する。
そのあとは、冒頭の音楽が再び現れ、金管楽器が絡んで、
最後フルートなど木管楽器でかわいらしく終わる。
第四楽章「遅く」は、重々しく始まった後、
弦楽器が奏でる旋律が対位法的な展開をみせていく。
そして、金管楽器がトッティで鳴り響くなど、
盛り上がりをみせ、再び弦楽器中心に旋律が奏でられ、
金管楽器や打楽器が絡んで最後は力強く終わる。
1942年に作曲した交響曲第3番ヘ長調作品60である。
聴いたCDの演奏はマティアス・フォレミー指揮、
MDR(中部ドイツ放送)交響楽団のものである。
第一楽章「力強くそして決然と」は、ホルンの吹奏で始まるが、
一瞬マーラーの「大地の歌」かと思わせる始まり方である。
そのあと弦楽器中心に奏でられる旋律をもとに進行し、
金管楽器が鳴り響き緊張感のある音楽になる。
もう一つの旋律は対照的で東洋的な雰囲気も感じさせる。
また、クラリネットなど木管楽器を中心に叙情的な旋律も現れる。
やがて、金管楽器と打楽器中心に音楽は盛り上がっていき、
そのあとは低弦奏でる音型に合わせ、せわしない感じの旋律が現れ、
打楽器や金管楽器中心に再び盛り上がりをみせていく。
最後はドラマティックに盛り上がった後、力強く終わる。
第二楽章「落ち着いて、遅く」は、低弦の奏でる音型で始まる。
それにヴァイオリンやヴィオラが絡んでいき、旋律が奏でられる。
穏やかな旋律のあとヴァイオリン・ソロが入り、
弦楽器の穏やかな旋律に金管楽器が絡んで、盛り上がりをみせていく。
そして静まったあと、再び弦楽器中心となり、最後静かに終わる。
第三楽章「ゆっくりと」は、鈴の叩くリズムに乗って、
フルートなど木管楽器が軽やかな旋律を奏でていく。
東洋的な雰囲気もあるこの音楽が終わると、
中間部は金管楽器のみのゆったりとした音楽になる。
ファンファーレ風になったりし、行進曲風に進行する。
そのあとは、冒頭の音楽が再び現れ、金管楽器が絡んで、
最後フルートなど木管楽器でかわいらしく終わる。
第四楽章「遅く」は、重々しく始まった後、
弦楽器が奏でる旋律が対位法的な展開をみせていく。
そして、金管楽器がトッティで鳴り響くなど、
盛り上がりをみせ、再び弦楽器中心に旋律が奏でられ、
金管楽器や打楽器が絡んで最後は力強く終わる。