<酒と饂飩の日々(2)>
「あのォ・・・べつに、いきなり『締め』じゃありませんので」
席に着くなり焼酎の水割りと焼きうどんを注文したわたしに目を剥いた店長に、つい余計な言い訳をしてしまう。
まあ、焼きうどんは口開けの客がいきなり注文するものではないだろう。
成田に年に二、三回いくのだがその度に利用している酒場である。開店時間が午後三時からとメッチャ早いのと、料金も安く、飲酒も一人五杯までという量制限が気にいっている。
厨房からフライパンで炒める「チャッ、チャッ」という音がひとしきり聞こえてきたと思ったらすぐに運ばれてきた。
(うむ。やはり、うどんの舌触りがよい。旨い)
炒める火力が違うのだ。
「べたべた感」がまったくないのがよろしい。
「続・深夜食堂」で焼きうどんをテーマにしたストーリーを観てからというもの、無性に食べたくなり、居酒屋にいくたびにメニューで焼きうどんを探す癖がついてしまった。
ところが、探すと案外メニューにない店が多く、焼きそばはあるのだが焼きうどんはなかなかみつからない。
ついに成田の居酒屋でみつけていきなり注文してしまったわけだ。ま、わたしは好きなもの順に食べる性質なので許してもらおう。
その後、目玉焼きと漬チーズと刺身で上限目いっぱいの五杯を呑みきった。
翌日の昼は成田に来るたびにセットのように利用している「ばんどう太郎」でカレーうどんにした。
ジツは昨日の昼もここで名物の「味噌煮込みうどん」を食べたのだった。
さすがに昨日は呑み過ぎたので二日続けての味噌煮込みはボリュームがありすぎて無理である。
この店も三度目だが、蕎麦も食べたのだがやはりうどんのほうがよろしい。
味噌煮込みうどん、焼きうどん、カレーうどんと、なんとも「饂飩三昧」の満ち足りた成田旅だった。
→「酒と饂飩の日々(1)」の記事はこちら
→「味噌煮込みうどんと女将」の記事はこちら
→「成田で浅酌」の記事はこちら
「あのォ・・・べつに、いきなり『締め』じゃありませんので」
席に着くなり焼酎の水割りと焼きうどんを注文したわたしに目を剥いた店長に、つい余計な言い訳をしてしまう。
まあ、焼きうどんは口開けの客がいきなり注文するものではないだろう。
成田に年に二、三回いくのだがその度に利用している酒場である。開店時間が午後三時からとメッチャ早いのと、料金も安く、飲酒も一人五杯までという量制限が気にいっている。
厨房からフライパンで炒める「チャッ、チャッ」という音がひとしきり聞こえてきたと思ったらすぐに運ばれてきた。
(うむ。やはり、うどんの舌触りがよい。旨い)
炒める火力が違うのだ。
「べたべた感」がまったくないのがよろしい。
「続・深夜食堂」で焼きうどんをテーマにしたストーリーを観てからというもの、無性に食べたくなり、居酒屋にいくたびにメニューで焼きうどんを探す癖がついてしまった。
ところが、探すと案外メニューにない店が多く、焼きそばはあるのだが焼きうどんはなかなかみつからない。
ついに成田の居酒屋でみつけていきなり注文してしまったわけだ。ま、わたしは好きなもの順に食べる性質なので許してもらおう。
その後、目玉焼きと漬チーズと刺身で上限目いっぱいの五杯を呑みきった。
翌日の昼は成田に来るたびにセットのように利用している「ばんどう太郎」でカレーうどんにした。
ジツは昨日の昼もここで名物の「味噌煮込みうどん」を食べたのだった。
さすがに昨日は呑み過ぎたので二日続けての味噌煮込みはボリュームがありすぎて無理である。
この店も三度目だが、蕎麦も食べたのだがやはりうどんのほうがよろしい。
味噌煮込みうどん、焼きうどん、カレーうどんと、なんとも「饂飩三昧」の満ち足りた成田旅だった。
→「酒と饂飩の日々(1)」の記事はこちら
→「味噌煮込みうどんと女将」の記事はこちら
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