<新潟、特上寿しとイタリアン(2)>
「富寿し」を出ると、道なりに万代橋方向にゆっくりと歩く。
新潟では歩き煙草をしている人をまず見かけないので、吸いたいがここは辛抱である。
しばらく歩くと、左手のビルの上部の階に「富寿し」の看板を発見して、こんな近くにもう一店舗あるのかよと感心していると、同じビルの一階に「富寿し 立ち食い店」があって驚いた。覗くと小さな店舗のなかは満員盛況であった。
バスセンターの建物にたどり着く。
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目当ての店「みかづき」は、この二階にあるのだ。
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ここで本日の昼の二食目、ご当地B級グルメの「イタリアン」を食べるのだ。夕方から旨い酒を呑みたいし、朝食付きの宿なので食べるチャンスは今日の昼しかないのである
イタリアンといってもスパゲッティではなく、いわゆる焼きそばに具材の入ったトマトソースをかけたものだ。
オリジナルのトマトソースのほかに、カレーソース、ホワイトソース、エビチリ、麻婆豆腐などもある。さらにトッピングとして、ハンバーグやオムレツ、チーズ、唐揚げなどがありバリエーションは豊富である。
この料理だが、いまから五十年も前、みかづきのオーナーが東京で食べた焼きそばをヒントに考案されたそうで、それからファーストフードとして新潟に広く普及した。また、長岡の甘味処「フレンド」のオーナーがみかづきのオーナーと親交のあったことから、長岡市でも「イタリアン」を販売するようになったそうだ。名前は同じだがそれぞれ独自性があり、両者の特徴は違うらしい。
列に並び、初めてなので、オーソドックスな「イタリアン」を注文する。三百二十円也。
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番号札をもらい、席について待つ。
隣で差し向かいに座っているカップルがイタリアンを食べていた。それぞれが違う味のものを頼んだらしく、ときたま皿を交換している。けっこう旨いな、とても美味しい、などと言って結構好評である。交わしている会話の言葉に訛りがないので観光客かもしれない。
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番号札に書いてある番号を呼ばれて、取りにいった。
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太田焼きそばと同じような中華麺である。太めの麺とキャベツ、もやしを炒めてソースなどで味付け、それにトマトソースを掛かっている。
うーむ、トマトの甘味と酸味がとても強い。ソースに入っている玉葱の甘味もある。
ちょっと・・・辛党のわたしには甘すぎかな。まるで知らずに頼んだら、フォークがピタリと止まってしまっただろう。「小」のサイズがあればいいのに。
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半分食べたところで、ひと息ついた。
胡椒か七味唐辛子がたっぷりと欲しいところだが、あいにくそんなものはテーブルにはない。
すこし残したいが、ファーストフードスタイルの店なので、自分で後始末しなければいけない。頑張るとするか。
しょうがない。塩漬けの白生姜を混ぜて味を変えて、一気に平らげた。
寿司を食べてすぐのイタリアン、さすがに腹が一杯となって身体が重い。チェックインしてちょっと昼寝でもしないと、酒を呑む気にもならない。
よし、もしも次にイタリアンを食べる機会があるならば、絶対にカレー味にしよう。
→「新潟、特上寿しとイタリアン(1)」の記事はこちら
→「太田焼きそば」の記事はこちら
「富寿し」を出ると、道なりに万代橋方向にゆっくりと歩く。
新潟では歩き煙草をしている人をまず見かけないので、吸いたいがここは辛抱である。
しばらく歩くと、左手のビルの上部の階に「富寿し」の看板を発見して、こんな近くにもう一店舗あるのかよと感心していると、同じビルの一階に「富寿し 立ち食い店」があって驚いた。覗くと小さな店舗のなかは満員盛況であった。
バスセンターの建物にたどり着く。
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目当ての店「みかづき」は、この二階にあるのだ。
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ここで本日の昼の二食目、ご当地B級グルメの「イタリアン」を食べるのだ。夕方から旨い酒を呑みたいし、朝食付きの宿なので食べるチャンスは今日の昼しかないのである
イタリアンといってもスパゲッティではなく、いわゆる焼きそばに具材の入ったトマトソースをかけたものだ。
オリジナルのトマトソースのほかに、カレーソース、ホワイトソース、エビチリ、麻婆豆腐などもある。さらにトッピングとして、ハンバーグやオムレツ、チーズ、唐揚げなどがありバリエーションは豊富である。
この料理だが、いまから五十年も前、みかづきのオーナーが東京で食べた焼きそばをヒントに考案されたそうで、それからファーストフードとして新潟に広く普及した。また、長岡の甘味処「フレンド」のオーナーがみかづきのオーナーと親交のあったことから、長岡市でも「イタリアン」を販売するようになったそうだ。名前は同じだがそれぞれ独自性があり、両者の特徴は違うらしい。
列に並び、初めてなので、オーソドックスな「イタリアン」を注文する。三百二十円也。
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番号札をもらい、席について待つ。
隣で差し向かいに座っているカップルがイタリアンを食べていた。それぞれが違う味のものを頼んだらしく、ときたま皿を交換している。けっこう旨いな、とても美味しい、などと言って結構好評である。交わしている会話の言葉に訛りがないので観光客かもしれない。
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番号札に書いてある番号を呼ばれて、取りにいった。
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太田焼きそばと同じような中華麺である。太めの麺とキャベツ、もやしを炒めてソースなどで味付け、それにトマトソースを掛かっている。
うーむ、トマトの甘味と酸味がとても強い。ソースに入っている玉葱の甘味もある。
ちょっと・・・辛党のわたしには甘すぎかな。まるで知らずに頼んだら、フォークがピタリと止まってしまっただろう。「小」のサイズがあればいいのに。
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半分食べたところで、ひと息ついた。
胡椒か七味唐辛子がたっぷりと欲しいところだが、あいにくそんなものはテーブルにはない。
すこし残したいが、ファーストフードスタイルの店なので、自分で後始末しなければいけない。頑張るとするか。
しょうがない。塩漬けの白生姜を混ぜて味を変えて、一気に平らげた。
寿司を食べてすぐのイタリアン、さすがに腹が一杯となって身体が重い。チェックインしてちょっと昼寝でもしないと、酒を呑む気にもならない。
よし、もしも次にイタリアンを食べる機会があるならば、絶対にカレー味にしよう。
→「新潟、特上寿しとイタリアン(1)」の記事はこちら
→「太田焼きそば」の記事はこちら
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