温泉クンの旅日記

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ハウステンボス、光のナイト散策

2018-12-23 | ぶらり・フォト・エッセイ
  <ハウステンボス、光のナイト散策>

(その、なんか『世界最大、千三百万球のイルミネーション』とやらをちょっと観てみるか・・・)
 夜景の撮影にはまったく自信がないが・・・。まあ、いいか。せっかくの機会である。
 佐世保駅に近い五番街の、老舗佐世保バーガーショップ「ヒカリ」で夕食用に特大サイズではなくエビバーガークラスの四百九十円也のチーズバーガーを買うと、夕景のなかハウステンボスに車を走らせた。

「あの、一番安いチケットでいいです。アトラクションなしで」
 ハウステンボスは、1DAYパスポートで大人七千円と結構高い。わたしは午後五時からの「光のナイト散策チケット」という四千百円のヤツを求めた。これはつまりその、今日の酒手は悲しいことにこの入場券で消えたということなのだ。



 シンボルタワーの「ドムトールン」はオランダで最も高い鐘楼を再現した、強風にも強い高さは百五メートルのハイテクタワーで、これを目印にすれば広い園内で迷子にならずにすむ。
 地上八十メートルの五階の展望室からはハウステンボス全景や大村湾が一望できるそうだ。

 十八年間赤字続きの巨大テーマパーク「ハウステンボス」は、東京ディズニーリゾートの1.5倍の面積に客数はなんと百分の一くらいでゴーストタウンと化しており、潰れるのは時間の問題といわれていたが、2010年旅行会社のHISが経営を引き受けてから大改革の結果V字回復し、いまや九州の超人気スポットとなった。
 前回に手頃な値段で泊まれた「全日空JRホテル」も、2012年4月に「ホテルオークラJRハウステンボス」となり宿賃もグ、グンとあがってしまった。



 暗い園内は混んでいて、その人気ぶりをさすがに思い知らされる。異国情緒の街並みをそぞろ歩く観光客の、およそ半数くらいは異国語を話しているようだ。
(まずは、今夜の酒のつまみを手に入れるか・・・)

「ハートストリート」には、カップルが順番に記念写真を撮っている。



 試食を繰り返したあげく、ようやくつまみのチーズを決めて調達した。そのショップが連なる建物の間の路で見あげる、「光のアンブレラストリート」。



 高さ三十メートル、「光の天空ツリー」。



 動物たちが点在している「光のどうぶつえん」。



 ところで、あちこちの暗闇の底で這いつくばって電飾を修繕している人々を何度もみかけた。途方もなく夥しい数のLED電球の饗宴を維持するのは、なんとも大変だろうと感じ入る。それに、さすがは人気スポットである、ここの音響設備はもの凄くきれいな音を出すなと感心する。
 家族連れとカップルに人気の、「光の迷路」。



 光の海に立てる「光の天空カフェ」。



 青を基調としたイルミネーションのブルーウェーブで日本の美しい四季を映す、横幅六十メートルの光の滝は圧巻で、見事というよりない。





 なんか足の裏がジンジンして痛くなってきた。
 レンガの狭い面を上に立てての舗装した舗道はとにかく歩きにくい。それよりましな石畳もあるが、どうやらレンガばかりを歩いてしまったようだ。
 イルミネーションもそろそろお腹一杯だ。喫煙スポットもみつからなかったし、座ってひと休みするとしよう。ビールは寒いし苦手だからホットワインでも飲むとするか。



 ワインはまったく似合わないが、では、ここで一人乾杯である。
「お疲れ・・・じゃなかった、メリー・クリスマス!」



 余談ですが、忘れないように書き記しておきたい。
 プアーな夕食のようだったヒカリのチーズバーガー、こいつはとにかく逸品だった。冷え切っているので、ひと齧り目はまあ予想通りの普通の味なのだが、そのあと齧るごとにどんどん旨くなっていき、最後はもう一個食べたくなる不思議なハンバーガーだった。


  →「ハウステンボス温泉(1)」の記事はこちら
  →「ハウステンボス温泉(2)」の記事はこちら
  →「ハウステンボス温泉(3)」の記事はこちら


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