<愛知県民のソウルフード!?>
大須の街のランドマークである。
北野山真福寺寶生院、という詳しい寺号より「大須観音」の俗称で有名だ。
霊験あらたかだそうで、初詣には三十万人の参拝客が訪れる。
大須観音脇にはアーケード商店街が広がり、いつでも人通りが絶えない。その通りごとに九つの名前の商店街で形成され、大須地区全体では千を超す店舗が集まって「大須商店街」を構成している。
「あった・・・スガキヤ!」
たしか去年の暮だったか、テレビで「地元民が選ぶ愛されお取り寄せグルメランキング」というバラエティ番組を観た。
四十七都道府県ごとに、取り寄せ可能な人気の五品を選び、千人アンケートをして地元で最も愛されているお取り寄せグルメを決定する。
それをお取り寄せグルメの達人たちがランク付けをするという番組だ。
40位神奈川県「崎陽軒」昔ながらのシウマイ24個入り900円、32位群馬「ガトーフェスタハラダ」グーテ・デ・ロワ小缶1,575円と、よく知っている商品がランクインしていた。
26位福島県「三万石」エキソンパイ12個入り1,575円、16位広島県「にしき堂」生もみじ10個入り1,250円、15位青森県「ラグノオ」パティシエのりんごスティック4本袋入り600円などはわたしも旅の土産で購入した。
そしてベストファイブの発表である。
5位滋賀県「クラブハリエ」バームクーヘン ¥1,575円。
4位香川県「一鶴」骨付鳥ひなどり 870円。
3位山梨県「ありが桃園」桃農家の桃カレー 630円
2位京都府「パティスリー ル・フルティエ」濃茶生チョコサンド 6個入り 1,470円
いよいよのベストワンだが、「1位愛知県「寿がきや食品」Sugakiyaラーメン 2食 288円」と発表されて愛知県民には悪いが思い切りずっこけてしまった。
飛騨牛とかの強豪を押しのけての堂々一位に驚愕したのはきっとわたしだけではあるまい。
ラーメン屋とはとても思えない。中学高校生、子どもでも入りやすそうな、明るいファーストフード風の店舗である。
メニューには麺類のほかに五目ごはんなどサイドも充実していて、デザートのわらびもち、各種のかき氷、ソフトクリームなどいろいろあって迷うことだろう。
もともとスガキヤは昭和二十一年「甘味の店」として創業したのだが客の「食事ものも欲しい」という要望でラーメンを提供するようになったという。
わたしは真相解明のためにもちろん迷わず、シンプルなラーメンを注文した。
チャーシュー、青ネギ、メンマとシンプルな具、見た目はトンコツ風だが、和風だしが効いたスープである。
幼児から老人までカバーできそうなやさしい味だ。麺もすこし柔らかめで食べやすい。
お爺ちゃんお婆ちゃんが孫を連れて安心して入れる。安価な値段設定と愛知県を網羅する店舗展開もあって、二世代の家族連れでも来やすい店ということになる。ここら辺が県別のベスト5に選ばれた真相あたりなのかもしれない。
麺とスープが同時に味わえる独特の形状をしたラーメンフォークが秀逸である。
とにかく県民アンケートで圧倒的多数で選ばれたのは、老若男女、多くの愛知県民が幼少のころから親しんできた味、正真正銘、ソウルフードだからだろう。
うーん、関東モノの、麺類にスレてしまったわたしには食べてみても、これがどうして全国一位になったのかどうしてもわからない。県で一位は納得するが。
三百円という安い値段にしても、同じ価格の銀座のラーメンかそれ以下の鳥取の素ラーメンのほうをわたしは選ぶだろうなあ・・・。
→「銀座、300円ラーメン健在なり」の記事はこちら
→「鳥取、素ラーメン」の記事はこちら
→「名古屋、大甚で呑む」の記事はこちら
→「名古屋駅のきしめん」の記事はこちら
大須の街のランドマークである。
北野山真福寺寶生院、という詳しい寺号より「大須観音」の俗称で有名だ。
霊験あらたかだそうで、初詣には三十万人の参拝客が訪れる。
大須観音脇にはアーケード商店街が広がり、いつでも人通りが絶えない。その通りごとに九つの名前の商店街で形成され、大須地区全体では千を超す店舗が集まって「大須商店街」を構成している。
「あった・・・スガキヤ!」
たしか去年の暮だったか、テレビで「地元民が選ぶ愛されお取り寄せグルメランキング」というバラエティ番組を観た。
四十七都道府県ごとに、取り寄せ可能な人気の五品を選び、千人アンケートをして地元で最も愛されているお取り寄せグルメを決定する。
それをお取り寄せグルメの達人たちがランク付けをするという番組だ。
40位神奈川県「崎陽軒」昔ながらのシウマイ24個入り900円、32位群馬「ガトーフェスタハラダ」グーテ・デ・ロワ小缶1,575円と、よく知っている商品がランクインしていた。
26位福島県「三万石」エキソンパイ12個入り1,575円、16位広島県「にしき堂」生もみじ10個入り1,250円、15位青森県「ラグノオ」パティシエのりんごスティック4本袋入り600円などはわたしも旅の土産で購入した。
そしてベストファイブの発表である。
5位滋賀県「クラブハリエ」バームクーヘン ¥1,575円。
4位香川県「一鶴」骨付鳥ひなどり 870円。
3位山梨県「ありが桃園」桃農家の桃カレー 630円
2位京都府「パティスリー ル・フルティエ」濃茶生チョコサンド 6個入り 1,470円
いよいよのベストワンだが、「1位愛知県「寿がきや食品」Sugakiyaラーメン 2食 288円」と発表されて愛知県民には悪いが思い切りずっこけてしまった。
飛騨牛とかの強豪を押しのけての堂々一位に驚愕したのはきっとわたしだけではあるまい。
ラーメン屋とはとても思えない。中学高校生、子どもでも入りやすそうな、明るいファーストフード風の店舗である。
メニューには麺類のほかに五目ごはんなどサイドも充実していて、デザートのわらびもち、各種のかき氷、ソフトクリームなどいろいろあって迷うことだろう。
もともとスガキヤは昭和二十一年「甘味の店」として創業したのだが客の「食事ものも欲しい」という要望でラーメンを提供するようになったという。
わたしは真相解明のためにもちろん迷わず、シンプルなラーメンを注文した。
チャーシュー、青ネギ、メンマとシンプルな具、見た目はトンコツ風だが、和風だしが効いたスープである。
幼児から老人までカバーできそうなやさしい味だ。麺もすこし柔らかめで食べやすい。
お爺ちゃんお婆ちゃんが孫を連れて安心して入れる。安価な値段設定と愛知県を網羅する店舗展開もあって、二世代の家族連れでも来やすい店ということになる。ここら辺が県別のベスト5に選ばれた真相あたりなのかもしれない。
麺とスープが同時に味わえる独特の形状をしたラーメンフォークが秀逸である。
とにかく県民アンケートで圧倒的多数で選ばれたのは、老若男女、多くの愛知県民が幼少のころから親しんできた味、正真正銘、ソウルフードだからだろう。
うーん、関東モノの、麺類にスレてしまったわたしには食べてみても、これがどうして全国一位になったのかどうしてもわからない。県で一位は納得するが。
三百円という安い値段にしても、同じ価格の銀座のラーメンかそれ以下の鳥取の素ラーメンのほうをわたしは選ぶだろうなあ・・・。
→「銀座、300円ラーメン健在なり」の記事はこちら
→「鳥取、素ラーメン」の記事はこちら
→「名古屋、大甚で呑む」の記事はこちら
→「名古屋駅のきしめん」の記事はこちら
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます