温泉クンの旅日記

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たんげ温泉(1) 群馬・中之条

2008-04-17 | ぶらり・フォト・エッセイ
  <(1)中之条>

 年末近くになると吾妻線の中之条駅のホームには、たくさんの干し柿が吊るされ
る。



 駅員たちが総出でするもので、恒例となったいまではひとつの風物詩ともいえ
る。



 中之条駅は温泉通のあいだでも、つとに知られた駅で、旅びとはここからバスで
あちこちの温泉に向かうのである。



 中之条駅からバスで小一時間ほど離れたところにある、四万の病を治すという
四万温泉が一番有名だ。他にも四万の近くに、草津温泉の上がり湯などといわれる
沢渡(さわたり)温泉(上高地のあたりにあるのは同じ字だが『さわんど』と読
む)などがあるが、今回はたんげ温泉に向かう。

 秘湯の一軒宿だ。
 バス嫌いなわたしは、もちろん今日も車だ。
 伊香保から草津方面に向かう国道に出て、途中から右折して四万へ向かう。
 四万温泉のすこし手前で沢渡温泉へ左折、途中で「たんげ温泉 美郷館」の看板
をみかけたら右折する。

 田舎道をいい加減走って、
(いかん、これはどうやら道に迷ったぞ・・・)
 そう思ったころにやっと到着するのだ。



 ここには、温泉に懲りだして百湯前後できたことがあった。まだオープンして
間もなかったかと思う。いまでは人気の宿になってしまったが、当時は客もまだ
少なく、たしか天然の舞茸でもてなされたと記憶している。温泉は、洒落た温泉棟
があり、浴槽のふちの木枠に精巧な彫り物があったはずだ。

 とにかく、相当にひさしぶりである。
 ホームページに、各部屋の画像と料金が出ていて、わたしはもちろん一番安い
部屋を予約したのだった。

 玄関をはいると、重厚な木材をふんだんに使った吹き抜けの広いロビーが迎えて
くれる。

 



   - (2)へ続く ー

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