<夕張メロン、あーんど・冷やしラーメン>
道央自動車道の砂川サービスエリアの奥に、お気に入りのハイウェイオアシスがある。
ここに来るたびに、とにかくわたしはひどい興奮状態に陥ってしまう。胸の奥底からなにかこうワクワクしてしまうのである。
駐車場から建物まで小走りで向かう。
客で混みあった建物に一歩はいると、まずは一目散といった感じで、夕張メロンを探し買い求める。
カットメロンなので二百五十円(三百円だったかもしれない)というお手ごろな値段である。なぜか先ほど食べた富良野メロンよりも百円ほど安いのだ。
こいつがキリッと冷たくて、完熟の芳香が鼻腔に、果肉と果汁のえもいわれぬ甘みが口腔いっぱいに広がり、で実にジツに旨い。
なんといっても夕張メロンは高級品である。過去の札幌中央卸売市場の初競りでは、二玉入りの一箱になんと二百五十万円で落札された年もある。ひと玉、百二十五万円。今年の五月の初競りでも、百万円で落札するほどの高級メロンだ。
この夕張メロンの「たったいま完熟しました」という状態のヤツをカットして売ってくれるのだから、これはたまらない。たいていの観光客はメロメロになって、箱入りのメロンを購入してしまう。
カットメロンは箱入りを売るための「超上等な餌」みたいなものだから、いいメロンを最高の状態で食べられるのである。
(オッケー、メロン完食。次いってみよー!)
カットメロンを食べ終えると、すぐさま「北菓楼」のコーナーに回る。ここではいろいろ試食ができるのだ。試食品の補給もタイムリーで絶やすことなく、とにかく気前がいい。バームクーヘンから始まり、新商品やら、定番商品などをパクパク食べまわる。
これでひと心地つくと、ようやくお土産の購入モードになる。
このハイウェイオアシスには、北海道の物産や土産物の大半が手に入る。
会社への土産と頼まれた土産をまず買い求め、自分用に大袋入りの乾した根昆布と、北菓楼の「開拓おかき」をふたつほど入手。
このおかきだが、似て非なる類似品が多いのである。この北菓楼のもの、なかでも<昆布>味が一番飽きがこずに美味しい。
ゆっくり店内をめぐっているうちに、美唄でしか手に入らない「角屋のゆでやきそば」を発見、狂喜してふたつ購入した。
焼いて食べてもいいし、このままでも食べられる紅ショウガ付きの優れ物である。焼きたてパンに挟んでぜひとも食べたいものだ。
だいぶ、興奮状態が鎮まってきた。
ついでに、ここで昼飯も食っていくか。そういえばここの食堂にはいったことがない。
まつじん、こと松尾ジンギスカンの店にはいった。
(この暑さではジンギスカンはちょっと・・・、軽いものがいいな)
軽食のコーナーにはいり、メニューを検討する。
冷やしラーメン・・・か。
あの山形発祥の、氷を浮かべたラーメンを思い浮かべて、これしかないと決め注文した。今日は北海道にしては珍しく暑いからちょうどいい。
運ばれてきた冷やしラーメンをみて拍子抜けしてしまう。
これって、冷やし中華じゃないの。でも、まあいいか。
ふーむ、何口食べても普通の冷やし中華である。味はなかなかよろしい。
麺に絡むスープにひと筋のキリリとした辛さの隠し味があるが、後味は爽やかであった。
しまった、ここで昼飯たべるなら、そのあとにメロンにすればよかった。あとの祭りだが。
帰ってから調べて、北海道では冷やし中華のことを冷やしラーメンということを知った。
あっそうだったのね、と納得。
→「ファーム富田(2)」の記事はこちら
道央自動車道の砂川サービスエリアの奥に、お気に入りのハイウェイオアシスがある。
ここに来るたびに、とにかくわたしはひどい興奮状態に陥ってしまう。胸の奥底からなにかこうワクワクしてしまうのである。
駐車場から建物まで小走りで向かう。
客で混みあった建物に一歩はいると、まずは一目散といった感じで、夕張メロンを探し買い求める。
カットメロンなので二百五十円(三百円だったかもしれない)というお手ごろな値段である。なぜか先ほど食べた富良野メロンよりも百円ほど安いのだ。
こいつがキリッと冷たくて、完熟の芳香が鼻腔に、果肉と果汁のえもいわれぬ甘みが口腔いっぱいに広がり、で実にジツに旨い。
なんといっても夕張メロンは高級品である。過去の札幌中央卸売市場の初競りでは、二玉入りの一箱になんと二百五十万円で落札された年もある。ひと玉、百二十五万円。今年の五月の初競りでも、百万円で落札するほどの高級メロンだ。
この夕張メロンの「たったいま完熟しました」という状態のヤツをカットして売ってくれるのだから、これはたまらない。たいていの観光客はメロメロになって、箱入りのメロンを購入してしまう。
カットメロンは箱入りを売るための「超上等な餌」みたいなものだから、いいメロンを最高の状態で食べられるのである。
(オッケー、メロン完食。次いってみよー!)
カットメロンを食べ終えると、すぐさま「北菓楼」のコーナーに回る。ここではいろいろ試食ができるのだ。試食品の補給もタイムリーで絶やすことなく、とにかく気前がいい。バームクーヘンから始まり、新商品やら、定番商品などをパクパク食べまわる。
これでひと心地つくと、ようやくお土産の購入モードになる。
このハイウェイオアシスには、北海道の物産や土産物の大半が手に入る。
会社への土産と頼まれた土産をまず買い求め、自分用に大袋入りの乾した根昆布と、北菓楼の「開拓おかき」をふたつほど入手。
このおかきだが、似て非なる類似品が多いのである。この北菓楼のもの、なかでも<昆布>味が一番飽きがこずに美味しい。
ゆっくり店内をめぐっているうちに、美唄でしか手に入らない「角屋のゆでやきそば」を発見、狂喜してふたつ購入した。
焼いて食べてもいいし、このままでも食べられる紅ショウガ付きの優れ物である。焼きたてパンに挟んでぜひとも食べたいものだ。
だいぶ、興奮状態が鎮まってきた。
ついでに、ここで昼飯も食っていくか。そういえばここの食堂にはいったことがない。
まつじん、こと松尾ジンギスカンの店にはいった。
(この暑さではジンギスカンはちょっと・・・、軽いものがいいな)
軽食のコーナーにはいり、メニューを検討する。
冷やしラーメン・・・か。
あの山形発祥の、氷を浮かべたラーメンを思い浮かべて、これしかないと決め注文した。今日は北海道にしては珍しく暑いからちょうどいい。
運ばれてきた冷やしラーメンをみて拍子抜けしてしまう。
これって、冷やし中華じゃないの。でも、まあいいか。
ふーむ、何口食べても普通の冷やし中華である。味はなかなかよろしい。
麺に絡むスープにひと筋のキリリとした辛さの隠し味があるが、後味は爽やかであった。
しまった、ここで昼飯たべるなら、そのあとにメロンにすればよかった。あとの祭りだが。
帰ってから調べて、北海道では冷やし中華のことを冷やしラーメンということを知った。
あっそうだったのね、と納得。
→「ファーム富田(2)」の記事はこちら
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