<川越・喜多院の五百羅漢>
千二百年近い歴史があり、「川越大師」の別名を持つ、天台宗の寺院「喜多院」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/18/14b44c4169d2ffa5be5ca88cc6a1dd97.jpg)
正式には「星野山 無量寿寺(むりょうじゅじ) 喜多院」という。
現在の「喜多院」という名を称するようになったのは徳川家康のころよりで、「南光坊天海」が住職として寺に入ってからである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/d2/bbdd50c7c8e69dc15e76d24e87b0d84e.jpg)
天海僧正は、家康の懐刀といわれるほど信頼をえて、家康・秀忠・家光の三代にわたり顧問役をつとめた。
天海は生年不詳、長命な人物で謎が多い。そして、明智光秀も生年不詳、天海とほぼ同時代に生きた人物だったことから、
「光秀が天海となり、豊臣氏を滅ぼして恨みを晴らした」
という、<光秀=天海>説を唱えるものがでてきた。さらには、徳川秀忠の「秀」は光秀の「秀」を、徳川家光の「光」は光秀の「光」をとったとか。
まあ、歴史とは、義経=成日思汗(ジンギスカン)説もあったりするからこそ面白い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/1b/3a1eea6bcae51e4c4e57ab39ed75049b.jpg)
拝観料(400円)を払い、喜多院の客殿の「徳川家光誕生の間」、書院の「春日局化粧の間」を参観し、渡り廊下で本堂にいき参拝をすませた。そういえば家光の乳母だった春日の局といえば、たしか明智光秀の右腕といわれた斎藤利光の娘だったな。
さてと、今日の目的である五百羅漢に進むとするか。全面的に撮影禁止であるのに拝観料を払ったのは、五百羅漢の拝観の分も含まれているからだ。
喜多院は「日本三大五百羅漢」のひとつなのである。あの箱根の長安寺は入ってない。
売店を兼ねた休み処の裏手、つまり山門入ってすぐ右手の一角に五百羅漢はあった。幸い参観する客はわたし独りである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/5e/e3c7759d75f265b79785262279af6e73.jpg)
「なんともはや、狭い場所にこれでもかと、せせこましく並べまくっとるなあ・・・」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/e2/4f9f66248a33b923dfac04a20d71d7b0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/bf/e131085367fde16ef3f26d0f284e777a.jpg)
流行りのラーメン屋に並ぶ行列とか、満員の観客席を眺めているようで、一体ずつゆっくり拝観する雰囲気ではない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/4c/ba4039b192558003ce24b3fe1f9526b2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/71/8740597322143cf84297853be4a2accf.jpg)
最近、世間では倍速視聴とか、時短が流行っているのはわかるけどなんとも落ち着かない。
それでも、すこしだけ心を魅かれる羅漢はちらほらあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/6e/36bf10ebe66395a79b4ae818b9e270b1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/b5/2b6f099a462d765d9196225a326ce0a7.jpg)
おいおい、果たしてこれで「日本三大五百羅漢」のひとつなのだろうか。(選んだヤツ出てこいや!)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/1a/0cc449b77322d7b2f5b96ab0f985a648.jpg)
一体だけ撮るのがとんでもなく難しいわい。くそ、塀の上に廻らせているバラ線(有刺鉄線)が写りこんじゃうじゃん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/21/a5a2b4f78e346e111aadfdca00e482ea.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/da/79b8e4c5782071a3f90dd2086e3b485f.jpg)
ぐるりと廻って入口に戻ると、そろそろ他の参観客が入ってきだし始めている。
なんか、もうひとまわりする気も失せて、とっとと出て、外にある(立派な)喫煙所で一服することにした。
まだ二ヶ所めの五百羅漢であるが、裏山に点在している展示の箱根・長安寺のほうが好みである。
来るときも川越駅から歩いたが、帰りもバスを使わず歩くとするか。あっ、しまった。自分に似た羅漢を探すのをすっかり忘れてたぞ。
→「箱根、長安寺の五百羅漢(1)」の記事はこちら
→「箱根、長安寺の五百羅漢(2)」の記事はこちら
→「箱根、長安寺の五百羅漢(3)」の記事はこちら
千二百年近い歴史があり、「川越大師」の別名を持つ、天台宗の寺院「喜多院」。
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正式には「星野山 無量寿寺(むりょうじゅじ) 喜多院」という。
現在の「喜多院」という名を称するようになったのは徳川家康のころよりで、「南光坊天海」が住職として寺に入ってからである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/d2/bbdd50c7c8e69dc15e76d24e87b0d84e.jpg)
天海僧正は、家康の懐刀といわれるほど信頼をえて、家康・秀忠・家光の三代にわたり顧問役をつとめた。
天海は生年不詳、長命な人物で謎が多い。そして、明智光秀も生年不詳、天海とほぼ同時代に生きた人物だったことから、
「光秀が天海となり、豊臣氏を滅ぼして恨みを晴らした」
という、<光秀=天海>説を唱えるものがでてきた。さらには、徳川秀忠の「秀」は光秀の「秀」を、徳川家光の「光」は光秀の「光」をとったとか。
まあ、歴史とは、義経=成日思汗(ジンギスカン)説もあったりするからこそ面白い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/1b/3a1eea6bcae51e4c4e57ab39ed75049b.jpg)
拝観料(400円)を払い、喜多院の客殿の「徳川家光誕生の間」、書院の「春日局化粧の間」を参観し、渡り廊下で本堂にいき参拝をすませた。そういえば家光の乳母だった春日の局といえば、たしか明智光秀の右腕といわれた斎藤利光の娘だったな。
さてと、今日の目的である五百羅漢に進むとするか。全面的に撮影禁止であるのに拝観料を払ったのは、五百羅漢の拝観の分も含まれているからだ。
喜多院は「日本三大五百羅漢」のひとつなのである。あの箱根の長安寺は入ってない。
売店を兼ねた休み処の裏手、つまり山門入ってすぐ右手の一角に五百羅漢はあった。幸い参観する客はわたし独りである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/5e/e3c7759d75f265b79785262279af6e73.jpg)
「なんともはや、狭い場所にこれでもかと、せせこましく並べまくっとるなあ・・・」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/e2/4f9f66248a33b923dfac04a20d71d7b0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/bf/e131085367fde16ef3f26d0f284e777a.jpg)
流行りのラーメン屋に並ぶ行列とか、満員の観客席を眺めているようで、一体ずつゆっくり拝観する雰囲気ではない。
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最近、世間では倍速視聴とか、時短が流行っているのはわかるけどなんとも落ち着かない。
それでも、すこしだけ心を魅かれる羅漢はちらほらあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/6e/36bf10ebe66395a79b4ae818b9e270b1.jpg)
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おいおい、果たしてこれで「日本三大五百羅漢」のひとつなのだろうか。(選んだヤツ出てこいや!)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/1a/0cc449b77322d7b2f5b96ab0f985a648.jpg)
一体だけ撮るのがとんでもなく難しいわい。くそ、塀の上に廻らせているバラ線(有刺鉄線)が写りこんじゃうじゃん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/21/a5a2b4f78e346e111aadfdca00e482ea.jpg)
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ぐるりと廻って入口に戻ると、そろそろ他の参観客が入ってきだし始めている。
なんか、もうひとまわりする気も失せて、とっとと出て、外にある(立派な)喫煙所で一服することにした。
まだ二ヶ所めの五百羅漢であるが、裏山に点在している展示の箱根・長安寺のほうが好みである。
来るときも川越駅から歩いたが、帰りもバスを使わず歩くとするか。あっ、しまった。自分に似た羅漢を探すのをすっかり忘れてたぞ。
→「箱根、長安寺の五百羅漢(1)」の記事はこちら
→「箱根、長安寺の五百羅漢(2)」の記事はこちら
→「箱根、長安寺の五百羅漢(3)」の記事はこちら
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