温泉クンの旅日記

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渚を走ったあとの「冷めん」

2013-06-19 | 食べある記
  <渚を走ったあとの「冷めん」>

 石川県の能登にある、千里浜(ちりはま)は珍しいことに波打ち際を車が走ることができる。



 
 どこら辺にそれがあるかというと、金沢駅から羽咋方面に向け車で三、四十分走ったあたりにある海岸だ。ちょうど能登半島の西側の付け根である。



 渚には、背景に抜けるような青空がほしいところだが、こればかりはしょうがない。
 砂が充分に固く締まっているので、乗用車だけでなくトラックやバスさえも走れる、全国唯一の道路である。だから砂浜なのになぜか道路標識があったりするのだ。



 なぎさドライブウェイと呼ばれるその観光道路は、全長の距離が八キロもある。この渚、潮干狩りも楽しめるし夏は海水浴もできるが、強風のときは閉鎖される。砂が締まっていないところもあるので、駐車するときには注意が必要だそうだ。



 この渚にはオープンなスポーツカーで飛ばすのも似合うが、優雅に乗馬をするのも雰囲気ぴったりで格好いい。



 千里浜レストハウスは、土産物の販売や食事を提供する施設で観光客がバスで大挙訪れるところである。





 砂でつくった像がいくつか飾られていたが、これはスター・ウォーズだろうか。

 この日は特別に暑かったので、渚を走ったら急に冷し中華を食べたくなった。わたしの好みはチャーシューでなくハムを使った安いヤツがいい。



 国道沿いにみつけた、北陸ではお馴染の「8番ラーメン」の羽咋店。
 店が混みあっていて、カウンター席に案内される。メニューをじっくり探すと、どうやら「冷めん」が冷し中華のことらしいので注文する。七百円と泣かせる値段である。
 餃子かおにぎりの追加でたっぷり悩んだが、今夜は二食付きである、夕食のことを考えてやめておいた。



 従業員はほとんど女性ばかりで、厨房に男性がわずかひとりだけだった。女性従業員たちは実によく気がついてやたら元気もいい。

 景色が、いかにも8番ラーメンらしい冷めんである。カラシだけでなく、マヨネーズが添えられているのが面白い。



 レモン果汁を加えて爽やかさを演出してあり、キリリと思い切り冷えた麺がたまらなく嬉しい。今年初めての冷めん(冷し中華)、量も味も満足させていただいた。

 

  →「続・8番らーめん」の記事はこちら

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