温泉クンの旅日記

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岩室、古民家イタリアン(1)

2016-07-17 | 食べある記
  <岩室、古民家イタリアン(1)>

 高島屋をチェックアウトすると、まずお土産を調達することにした。
「小富士屋」は高島屋から五十メートルと離れていない。横手にある、まだガラガラの駐車場に車を入れる。





(あれっ、今日はお婆ちゃんがいないようだ・・・)
 出てきたのはきっと娘さんか、お嫁さんだろう。お婆ちゃんだが、今日は午後くらいには店に現れるという。
「あの、この『たまご饅頭』の六個入りを」
 昨日、味見は済んでいる。わたしは自分で試食して旨かったものを土産にするタイプである。





 昨日この店に来た時に「豆腐プリン」が目にとまり一個買い求めて店内で「旨いうまい」と食べていたら、アンタの食べっぷりが気に入ったと「たまご饅頭」をサービスで出してくれたのだ。そんなに甘党でないが旨いものは旨いとしか言えない。消費期限が三日しかないと聞き昨日買うのをやめたのだった。



「お茶でも飲んでいってください」
 と、今朝もお茶と新作らしい「おこわ饅頭」もサービスしてくれる。小富士屋では歴代の当主がなにか新作をひとつ世にださなければいけないと、昨日聞いた。



 これまた、甘さ控えめの餡と周りのほっこりもちもちしたほんのり塩味<おこわ>がジツに絶妙で美味しい。
「これって日持ちしますか」
 その日一日限りだという。残念だが、食べられただけで良しとしよう。

 そろそろ時間もいいようだ。
「申し訳ありませんが、車をしばらく停めさせてもらっていいですか」とお願いすると快く引き受けてくれた。

 また泊まった高島屋の前を歩き、古民家イタリアン「KOKAJIYA(こかじや)」に向かう。
 洒落た暖簾を潜った。





 わたしが岩室に行くときいたのか、岩室へ最近行った同僚から「イタリアンが嫌いでなければ是非に」と勧められた店である。混むからと、面倒くさいが予約の電話を入れてある。漢字では「小鍛冶屋」と書くようだ。

 開店時間丁度に入ったので、まだ店内には数名ほどの客しかいなかった。
 古民家であるから、座敷席がメインのようだ。





 店内の空気は清浄で、掃除は相当行き届いているようである。
 高島屋で朝食をしっかり食べているので軽めのランチにしたいと、メニューを食入るように点検する。



  ― 続く ―


   →「岩室温泉(1)」の記事はこちら
   →「岩室温泉(2)」の記事はこちら
   →「岩室温泉(3)」の記事はこちら
   →「岩室温泉(4)」の記事はこちら



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