おんせんたまごのお気楽日記

東北の山・温泉・お蕎麦を中心に、お気楽主婦の日常をつづったブログです。 私の備忘録でもあります。

別所温泉 七草の湯 (長野県)

2005年10月31日 | その他の県の温泉
長野県、「信州の鎌倉」といわれる別所温泉の和風旅館。
6階建ての建物に17部屋。とてもすてきなおしゃれな宿であった。
おしゃれな玄関を入り靴をぬぐとそこは畳敷きのロビーと廊下。
エレベーターも畳敷き、スリッパを履かないのがこんなに快適だとは思わなかった。
階段、廊下、お部屋、全部が「ステキ」の一言。
そして、感じのよい従業員のみなさん。
期待があふれる旅館である。

全員、色違いの足袋が用意されている。
タオル、タオルを入れる袋、歯ブラシも黄色、オレンジ、ピンク、緑、水色と色が違うので他の人と間違わない。
浴衣も特大、大、中、とそれぞれの適応身長を記入した用紙が置いてある。
大きなテーブルの上には3種類のお菓子とお漬物数種類。
いたれりつくせりである。

くつろいでいると着物姿の女将さんが挨拶に来る。

夕食は部屋食だった。
明るく、てきぱきとしたとても感じのいい仲居さんが一品一品運んでくれる。

ここは産地でもあるのでさっそくマツタケの登場。
マツタケの旨煮、土瓶蒸し、松茸ご飯。
さらに焼き物は信州牛ときた。
花梨の食前酒に始まってメロン、巨峰、りんごのデザートに至るまで全部美味しくいただいた。

いつも10,000円前後の宿しか泊まらない私には感動ものである。


お風呂は6階にある展望風呂である。
アメニティーの充実したきれいな脱衣室。

                 

内湯は広々とした桧風呂、20人は入れる。
お湯はやや褐色がかった透明で湯口ではかすかに硫黄の匂いがする。
温度は丁度いい。
露天風呂は長方形の石風呂でやや温めの温度。
冷たい風が心地よい。
ベンチや鉢植えの花も多く置いてある、お風呂からも脱衣室からも行ける空間がある。
温泉はというと、お風呂の作りからして循環ぽいが塩素臭は感じない。


チェックアウトの時に、これまたステキなカップでコーヒーのサービス。
コーヒーまでが美味しい!!
見送りをしてくれた女将さんに従業員全員が良かったと伝えて宿を後にした。
後でわかったのだが、この宿は「日本のBEST100温泉宿」に選ばれ32位だとか。
納得。


宿のすぐ裏手には国宝の八角堂を有する安楽寺があり、近くには由緒ある寺や北向観音などの見所も多い。






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2 コメント

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妹のセンス (おんせんたまご)
2005-11-01 20:28:01
確かに、私だったら予約しないようなお宿でした。

たまにはいいですね、こんな宿も。
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素敵な旅館ですね (いい)
2005-11-01 08:56:39
「別邸花いち」といい、この「七草の湯」といい、随分素敵なお宿ですね。

妹さんのセンスの良さが分かります。

私も別所では「花屋」と「柏屋別館」に泊ったことがありますが、どちらも中々風情ある旅館でした。

別所温泉はやや高めですが、それだけに洗練された旅館が多いみたいです。
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