蔵王温泉川原湯共同浴場のすぐ隣に建つこじんまりとした宿。
明るい玄関で声を掛けると着物ともんぺ姿の女将さんが出てくる。
400円の入浴料を払い階下の浴室へと向かう。
ここは自家自噴、源泉掛け流しの湯である。
いっぱんのお風呂のようにのれんが出てない。
男女が隣り合わせたドアの上に「男湯」「女湯」と書かれていた。
シンプルな脱衣室はきれいに清掃されている。
籐の床が気持ちいい。
すぐ隣の川原湯共同浴場と同じような造りの浴槽である。
ここも源泉の上に浴そうを置いた感じのお風呂だ。
スノコの下から源泉が沸き出しているのだ。
しかし、それを自分の目で確認する事はできなかった。
やや濁った透明のお湯である。
熱い、が水を入れる水道も何もない。
あるのは洗い桶のみ。
熱好きの私が先に入ってお湯をかき混ぜる。
熱いのが苦手な友人も入る事ができた。
キシキシした湯である。
硫黄臭とはまたチョット違う何かの香りもする。
細かい湯ノ花も見られる。
すぐ隣の川原湯共同湯とはまた違ったお湯だと感じた。
洗い場は奥に「シャワー室」として2席ある。
こちらはお湯と水のカラン、シャワー完備。
洗い場が浴そうから離れているのはいい事だ。
天井には換気の窓がある。
しかしこの内湯ではあまり長湯はできない。
浴室から出た所にある休憩スペース。
この日は用があるため休む事もなくあわてて帰宅。
※成16年10月の分析による
温 度:摂氏48.1度
泉 質:酸性/含鉄/硫黄/アルミニューム/硫酸塩/塩化物
湧質量:毎分4,000リットル
PH:1.7 強酸性
(宿のHPより)
でも、湧出量が毎分4,000リットルとは???
この宿1軒での数字とは思えませんけどね。
真相はどうなんでしょう。。。
いずれ真相を解明してきます。
そろそろ気温も下がってきたので、浴室に湯気がこもって
写真撮影も苦労する季節になりました。
いくつも湯船が有るところは大変です
かわらや旅館より共同浴場の川原湯の方が雰囲気いいしお湯も良かった気がします。
200円だしね。
私のホームグラウンドの川原湯を、おんせんたまごさんからも気に入っていただき、まるで我が子を誉められたような気持ちです。
何回入っても納得する温泉です。
向かいの居酒屋さん行きましたかー・・・・・。
かわらや旅館に私も2回ほど入浴しましたが、旅館の雰囲気は悪くありませんが、温泉はやっぱり川原湯です。
しかし、温泉たまごさんはそのうち蔵王温泉を総なめする勢いですね。
良い温泉がホームグラウンドでうらやましい限りです。
本当に良いお湯ですものね。
その日も川原湯に入るつもりでいきました。
が、まだ入った事のないかわらや旅館に伺いました。
蔵王といえば大露天風呂ばかり入っていた事を少し後悔しています。
蔵王温泉、今の時期がねらい時ですね。