大きなかぶ農園だより

北海道マオイの丘にある大きなかぶ農園からのお便り・・
※写真はsatosi  

夫の居ぬ間に・・・・

2011-08-15 | 日記
「もしかして、山の田圃にほたる来てるかもな」 夫が思い立ち、暗い夜道を車で向かった。
5-6枚段々になった棚田の一番上を借りている。
ヘッドライトを消して真っ暗闇の田圃の水口辺りにじっと目を凝らす。5つほど光った。
「いたー!!」「あれ!いたいた!」「おーー!」夫とよねちゃんと私で歓声を上げる。
他も見に行くが見当たらない。「やっぱりうちの田んぼが一番いいんだな」と夫。
『あ、今夜は一番上の人が俺たちのこと見に来たぜ・・はやく位置につこう。』って、
蛍さん言ってますけど。私がちゃかして蛍語を通訳する。
「そうかもな」と反論せずに、ただただニヤニヤ嬉しそうだ。蛙は大合唱でひやかす。
なんだか少しずつ昔の環境が戻ってきているよう思うのは気のせいなのか。。。

木曜日、夫を空港に送り、留守の間の『本日のやること』を、さっさと段取りよくやって
さてさてなにして遊ぶかな・・・・・と思うまもなくメールがぴろぴろ鳴る。
〔やぎ、つなぎ変えろよー〕   わかってる、わざわざメールよこさないでいいから。
〔たんぼの水落としてあるから、山崎さんにやり方聞いて入れておけ〕 はいはい了解。
〔今空港ついた、九州暑い・・〕〔今どこどこだ・・・〕 報告いいから黙って目的地目指せ。
・・・・土曜日、ようやく静かになって、6月から畑を手伝ってくれているよねちゃんと
女時間、女天国、おんなの楽園はじまりはじまり~~~~
畑仕事を朝夕の涼しい時間に集中して2時間ずつもやれば快適にぐんとはかどる。
夕方畑から帰って温泉に行く。まだ明るい長沼温泉の露天風呂の岩の上にトドと野良猫コンビ毎日出没。
さっさか家に戻り、冷凍庫でキンキンに冷したグラスにサッポロクラシックをトクトクトクーッ・カチンと乾杯して
ぐびぐび~~~~~っとやって「ひゅう~~~!きょうもおわった~~」
ご飯も女だけだと何故か気楽に、具沢山麺とか、具沢山煮物とかで一品集中栄養メニュウ。
合宿所とする母屋の2階の板の間で、枕並べて9時過ぎにはバタンと寝る。
朝6時前、パチリ目が覚め、外の景色眺めごろごろしながら 「お腹すいたね」「チーズバーガーにするか」
コーヒーのお湯を沸かしながら、売れ残って山のように冷してあるトマトをジューサーにかける。
メノビレッジのライ麦パンにチーズをはさんでトースターに入れる。
よねちゃんが出来上がったものからハウスのテーブルにひょいひょい運ぶ。
はるか農園の卵が4パック余って珍しくゆで卵をいっぱい作る。1個ずつ食べてあとは醤油浸けにする。
いつも必ずあるのは山盛りのサラダ。きょうは大根、水菜、キュウリ、ブロッコリー。塩コショウとオリーブオイルと酢。
外の景色眺めながらゆったり食べる。よねちゃんと夫は同い年で喧嘩仲間。まるで夫の双子の姉って存在だ。



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