『グラフ ふくおか』の<夏>号が発行されました。
今回の特集は①「未来をひらく、中小企業の力」②「福岡の、歴史遺産をゆく」<第1回筑豊編>です。
大牟田の記事を探しましたが、見つけることができませんでした。
大牟田と同じ炭都である筑豊の記事「民衆の息づかいが聞こえる炭鉱史跡群」(P20)に注目しました。
筆者の阿部龍太郎さん(作家)が「心打たれた」と取り上げられています「レスキュー隊訓練用の坑道」です。
「事故が起きるたびに数百人の命が失われる惨状を目の当たりにした炭鉱関係者たちは、一人でも多くの命を救おうと、明治45年にこの坑道を作ってレスキュー隊の養成を始めた。現場さながらに作った坑道で一万人近くが訓練を受け、事故の際には救命活動に従事して大きな成果を上げた」そうです。
このような訓練設備や訓練は知りませんでした。三池・大牟田等ほかの炭鉱ではあったのでしょうか?事前訓練は、救出活動中の2次災害防止や事故原因の追及、未然防止策などへも様々な影響を与えたのではないでしょうか?P20の左下には写真もあります。
以下、『グラフ ふくおか』<2014年 夏>号(2014年6月20日 福岡県 県民情報広報課発行) P20 文・岩井田一昭 「民衆の息づかいが聞こえる 炭鉱史跡群」