大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

「タネはどうなる」緊急学習会開催

2018年08月15日 05時31分05秒 | 日記
「タネはどうなる」という不思議なタイトルの学習会が呼びかけられています。
「戦争のタネになる人種差別や偏見をなくそう」の呼びかけと同じように大切な、農業に大事な「種」についてのお話です。
呼びかけ文を読みますと、「戦後の日本で、コメや大豆、麦などの種子の安定供給を支えてきた法律」である「種子法(主要農産物種子法)」の廃止が「「昨年2017年2月に突然閣議決定され、4月に国会で可決。本年4月に廃止された」そうなんです。一つも知りませんでした。なんでか?
「政府は種子法廃止の理由を、<国が管理する仕組みが民間の品種開発意欲を阻害している>と説明しています」「政府が言う<民間>とは、国内外の小さな種やさんではありません。モンサントとかデュポンとかいう農業メジャー、巨大な多国籍企業のことです。」とあります。堤未果さんの本「アメリカの貧困」でも取り上げられていました。種子を扱う大企業が小農業をがんじがらめに支配していく過程が浮かび上がってきます。日本においてもそうなるのでしょうか?農業従事者の高齢化、後継者不足、耕作放棄の保証金打ち切り等を抱えている日本の農業は、種産業からも縛られてゆくのでしょうか?
「農業は、そしてタネは、国民の食を支える基礎です。種子法の廃止は何をもたらすのでしょうか?」「<日本の種子(たね)を守る会>の活動などを通してこの問題に詳しい、元農林水産大臣・山田正彦さんの報告を受けて、皆で一緒に考えましょう」と学習会への参加が呼びかけられています。

ーーーーーーーーーーーーーー(下:緊急学習会「タネはどうなる」呼びかけチラシより)

(日 時) 2018年8月26日(日) 14:00~ (開場13:30)
(場 所) 大牟田恵愛園 地域交流スペース 大牟田市新勝立町3-5-15
     ミスターマックスより「勝立交差点」を北側に入り、「かずやコスメディア」勝立斎場の真ん前です。(TEL)0944-51-8700
(内 容) 基調講演「種子法廃止とこれからの日本の農業について」
(講 師) 弁護士・元農林水産大臣  山 田 正 彦 さん
(参加費) 500円

<講師紹介> 元農林水産大臣  山田正彦(やまだまさひこ) さん
1942年生まれ。長崎県五島で牧場経営や肉屋の経営などの経験の後、弁護士として開業し、サラ金問題に取り組む。1993年衆議院選挙に初当選し5期務める。菅内閣で農林水産大臣、農業者個別所得補償を実現。
2015年1月「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」設立・弁護団共同代表
2017年7月「日本の種子(たね)を守る会」設立・顧問
著書 『「農政」大転換』『TPP秘密交渉の正体』『アメリカも批准できないTPP協定の内容は、こうだった!』『タネはどうなる?!』など多数。

主催:いちのたんぼの会/自主・平和・民主のための広範な国民連合大牟田地区懇談会
(連絡先)  樋口(090-8415-0998)  庄山(090-2510-1789)
(参加券取扱所)  足と靴の相談室ぐ-ぱ(田中) 大牟田市築町3-14 (0944-43-4890)