「国連のグテレス事務総長は９日、現職の国連事務総長として初めて長崎原爆犠牲者慰霊平和記念式典に出席」されました。「グテレス氏はあいさつで、咋夏採択された核兵器禁止条約に賛同していない核保有国に対し『核軍縮をリードする特別の責任がある』と発言」され、「条約は非保有国が保有国に示した『不満』とも指摘し、核兵器廃絶に強い意志を示」されました。「その上で『この長崎を、核兵器による惨禍で苦しんだ地球最後の場所にするよう決意しよう』と呼び掛け」られました。
写真には「長崎原爆資料館の見学を終え会見に臨む国連のグテレス事務総長」があります。子供たちに贈られた千羽鶴のレイをかけられています。折り鶴の織り方も習われたそうです。
１２日には、「核廃絶を訴える高校生１万人署名活動実行委員会」がこれまで集めた署名を集約し、署名数を発表しました。「この１年に集めた署名数」は１０万８４７６筆で累計１７８万５６８８筆になったそうです。「第２１代高校生平和大使２０人が２８日、スイス-ジュネーブの国連欧州本部に届ける」そうです。(下:２０１８年８月１０日西日本新聞-徳増瑛子「核の惨禍 長崎を最後に 国連事務総長 式典に初参列」２０１８年８月１４日西日本新聞-布谷真基「核廃絶願う署名 １０万分国連へ 平和大使、欧州訪問」より)
