大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

福岡にあった<ワサビ>の再生プロジェクト

2018年08月16日 05時09分52秒 | 日記
 「背振山の北に位置する福岡市早良区の脇山地区はかってワサビの産地として知られていた」そうです。「大正時代に編集された<早良郡志>には『山葵(ワサビ)は脇山山間部の特産物』『板屋・椎原の谷間には、古来自然生の山葵ありて(中略)近年之(これ)を園芸的に栽培』などと記されている」そうです。「しかし、ここ20~30年は、酸性雨の影響や山林の荒廃、生産者の高齢化などにより生産量は激減し」ていたそうなんです。「その復活を目指して、脇山公民館が中心になって<ワサビ田再生プロジェクト>}が生まれたそうです。「70代を中心にした住民有志約20人で昨年6月に活動をはじめ」、「川砂や小石を敷いて約15平方メートルを整地し、畝(うね)を五つ設けて沢水を引」き、「今年3月には約110株の苗を植えた」とのことです。「今年度は6月に活動を再開」、「ワサビ田を整備」。「生い茂った草を抜き、水路の泥をのぞいて水が流れるようにし」て、「田の周囲に打ち込んだ杭に遮光シートを結びつけ、田全体を覆った」と仕事は進んでいます。作業に参加された「メンバーの一人、重松重興さん(74)は『わいわい言いながら、作業できるのがいい。楽しみが一つ増えました』と喜ん」で話されています。「来年2~3月の収穫に向け」、頑張ってあるそうです。写真で見るとワサビ、結構大きくなってます!収穫!楽しみですね。やるね!70代!!
(下:2018年7月27日朝日新聞・宮田富士男「よみがえれ名産ワサビの里 早良・脇山地区 住民有志が再生プロジェクト 進む高齢化 地域おこしに期待」より)