「九州豪雨(2017年)の被災地、福岡県朝倉市で応急仮設住宅からの引っ越し作業が本格化している。秋にかけ、多くの入居期限を迎える中、県が一部住民の要望を退け、延長しないことを正式表明したからだ。被災者を取り巻く状況は一様ではない。高齢で住み慣れない環境へ、生まれ育った集落に戻りたくとも戻れないー。小川洋知事が『着実に進んでいる』とした住宅再建の内実は厳しい。」と被災地住民の苦境が報じられています。この間いくつもの被災地より<2年期限の仮設住宅>について、たくさんの問題が提起されています。気候温暖化の影響か?厳しくなる災害状況に対応できているのか?等の基本的問題も含め、柔軟な運用ができないのか等被災地住民に寄り添った対応が望まれていると思います。
(下:2019年8月4日西日本新聞-横山太郎「仮設退去見えぬ安住 九州豪雨-朝倉 『不安だが割りきるしか』高齢で新環境 家再建できず 」より)
(下:2019年8月4日西日本新聞-横山太郎「仮設退去見えぬ安住 九州豪雨-朝倉 『不安だが割りきるしか』高齢で新環境 家再建できず 」より)