大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

 遺品が語る戦争の実相を紹介

2019年08月18日 05時20分25秒 | 日記
  「福岡県小竹町で《兵士-庶民の戦争資料館》を運営する武富慈海さん(70)が終戦記念日の15日、著書『ふれてください戦争にー遺品が語る戦争の実相ー』(燦葉出版社)を出版」されたそうです。どんな遺品が紹介されているのでしょうか?例えば「<認識表>の項目では、『軍人各人に持たせる身分表示の鑑札』として形状を説明。『ヒヤリと冷たい感触はまさに死の予告。兵隊たちは〔地獄行き鑑札〕〔靖国神社入場券〕などと読んでいた。」と記されているそうです。又「<義眼>の項目では、戦闘で左目を失明した男性が、皇后陛下(当時)からガラス玉の義眼を下賜された経緯を紹介」されているそうです。「本は資料館40年の集大成。いつ戦争の時代になるか分からず、誰も無関心ではいられない。特に若い人は未来を考えるうえで、遺品が語ることに耳を傾けてほしい」と武富さんは話されています。ヒヤリと恐くなるお話が多いようですが~。
(下:2019年8月12日西日本新聞-高木昭彦「『戦争語る遺品』後世に 私設資料館40年 紹介本出版」より)