宗像市で「第16回日本の次世代リーダー養成塾」(塾長-中西宏明経団連会長)が開かれたそうです。7日には恒例となっているマレーシアのマハティール-モハマド首相(94)の講義があり、「プラスチックごみ問題や核兵器について触れられ」ました。マハティール首相は「プラスチックを開発した時、人類は偉大な技術を発明したと信じた。しかし生物分解できずに半永久的に残るごみが人類や生物の生命を脅かす存在になっている。」「原子力という科学技術が人を殺すことに向けられたことで、広島と長崎に原爆が落とされた。人を殺すために技術を使う人々は、文明化されていない。」「選択肢は、未来のリーダーである皆さんの手の中にある。『政府予算は兵器開発に使わず、社会をよくすることに使おう』と若い世代こそが意見表明をしてほしい」と語りかけられたそうです。
(下:2019年8月8日西日本新聞-今井知可子「『科学技術 使うのは人』宗像市で《次世代リーダー養成塾》マハティール首相が講義」より)
(下:2019年8月8日西日本新聞-今井知可子「『科学技術 使うのは人』宗像市で《次世代リーダー養成塾》マハティール首相が講義」より)