「並外れた嗅覚を生かしてカンボジアで地雷撤去に貢献しているアフリカオニネズミ〈マガワ〉に、英国の動物保護団体から金メダルが授与された」そうです。このアフリカネズミさん、どこが金メダルと評価されたのでしょうか?「人間であれば最長4日かかるテニスコートほどの範囲の地雷捜索を、約30分で終えられる能力の持ち主」で「1970年代の内戦期以降に最大600万個の地雷が仕掛けられたとするカンボジアで」、「4年間の活動でサッカー場20個分にあたる約14万1千平方メートルを捜索し、39個の地雷と28発の不発弾を見つけ」、「多くの人命を救った」そうです!「〈マガワ〉の体重は1、2キロで体長は70センチ。地雷を爆発させずに動き回れる重さで、金属探知機と違って金属の破片にも反応しない。爆発物に含まれる化学物質のにおいをかぎ分けることができ、地雷を見つけると、地面をひっかいて人間に知らせてくれる」そうです。〈マガワ〉の生まれ故郷タンザニアでは、「ベルギーの市民団体APOPOが、嗅覚の鋭いネズミを『英雄ネズミ』として訓練して地雷撤去に生かす取り組みを続け」られているそうで、「〈マガワ〉も約1年間の訓練を経て、16年にカンボジアのシェ厶リアップに派遣され」、活躍したそうです。〜なるほど訓練のたまものでもあったんですね。それにしても地雷600万個って!!
(下:2020年9月30日朝日新聞/ハノイ-宋光祐「地雷探し 金メダル、ゲットだぜ!カンボジアの『英雄ネズミ』4年間でサッカー場20個分捜索」より)
(下:2020年9月30日朝日新聞/ハノイ-宋光祐「地雷探し 金メダル、ゲットだぜ!カンボジアの『英雄ネズミ』4年間でサッカー場20個分捜索」より)
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