大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

大同は「北魏書」で有名~書を通じた文化交流を深めよう

2015年08月17日 21時56分57秒 | 日記

20日、大牟田文化会館で開催されます「日中友好書道展」が注目されています。中国六朝時代の「北魏書」という珍しい書体の作品が展示されるそうです。「大同市はかって北魏の都のあったところで、雲崗石窟をはじめ、多くの文化遺跡が遺って」います。書法上ではその書体の独特さから「北魏書」と言われます。大牟田美術協会書道部長の山口さんは「野性的で力強い」とその特徴を評されています。(ウキペディアによりますと、現在の楷書の起源となった書体の一つで「六朝楷書」とも呼ばれるそうです。)

今回来られる杜鵑さんは「中国国内の数々の書展で入選・入賞されている方で大同市書道協会副主席としても活躍されているそうです。又、「大同の文化遺跡を発掘、整理、研究する大同市魏碑研究院の院長」もされています。魏碑の発掘調査など面白いお話も聞きたいですね。杜さん一行は「大牟田の書道愛好家の人たちとぜひ交流したい」と話されています。日中代表者による揮毫や北高生のパフォーマンス等書を通じた交流にも期待が寄せられています。

(下:2015年8月15日有明新報・河野美緒「大同市の書家迎える 北高生パフォーマンス 20日日中友好書道展」より)

 


中国残留孤児~墓前に平和を祈る

2015年08月16日 23時22分57秒 | 日記

70年目の終戦記念日。各地お盆の墓参りの日でもありました。お参りしますとご先祖様がいらっしゃっての自分―その存在を実感させられます。もし、先の大戦で~~だったならば、今ここにこうしていません。戦前・戦後と、苦労した先人への感謝、二度と戦争を起さない、平和を大切にしてゆく祈りにも思いがこもります。

福岡では日本に帰国された中国残留孤児とその家族により、「中国帰国者之墓」(福岡市西区)への墓参と共に平和祈願祭が開かれました。「1994年に建立された墓には、帰国後に亡くなった残留孤児ら47柱の遺骨が納められている」そうです。木村琴江会長は「幼いころ、飢餓で痩せこけていた命を、中国の養父母が助けてくれたという思いは70年たっても忘れません。戦争に反対し、平和を維持します。お墓の前で誓います」と中国語で話されたそうです。

(下:2015年8月16日西日本新聞「中国残留孤児 平和祈る 墓前で祈願祭 県外の参列者も」より)

 


事実書けない、書かない~報国報道の実態

2015年08月15日 21時23分29秒 | 日記

西日本新聞「戦後70年」の連載<報国のペン 戦争と西日本新聞>が始まりました。

<報国のペン>とは「先の戦争にペンで加担した『報国報道』」のことで、「西日本新聞も例外でなかった」事実に対し、「当時を振り返り、これからの報道にどう向き合うか、考える糧としたい。」という趣旨のもと始められているようです

第一回は、「事実書けない、書かない」の見出しです。星野記者が50年近く保存し長男に託された「戦中の取材ノートや日記10冊あまり」から分かることなどが紹介されています。そのほか、2面を使って特集が組まれています。「戦争の実相報じず 戦意高揚を後押し」の大見出しで、当時の新聞記事とその問題点が解説されています。その内容は、今もそうだったの!?と思わず声が出ます。

特集で取り上げられていることは

①    満州事変~「中国の仕業」疑わず

②    2・26事件~1面トップは「空白」

③    原爆~全滅でも「被害は僅少」

④    真珠湾~開戦を歓迎

⑤    沖縄戦~島民の「献身」を強調

⑥    終戦の日~土下座写真 演出だった?

ここでは「関東軍の謀略であった」ことが戦後明らかとなった「満州事変」について、――当時、どう報道されたのか?をしっかり見ておきたいと思います。

(下:2015年8月15日西日本新聞10面「戦後70年」一部より)


海外戦没者~戻らぬ遺骨まだ多く

2015年08月14日 19時43分34秒 | 日記

明日は終戦の日。各地で戦没者追悼や慰霊の祈りがささげられます。戦後70年の今日、海外で戦争により亡くなり、まだ帰国できてない遺骨が113万柱あるそうです。

先日の新聞にはその遺骨数ごと地図で紹介されていました。

(下:2015年8月4日朝日新聞久永隆一・中村靖三郎{戻らぬ遺骨なお113万柱  海外戦没者収容強化法案は難航」より)

地図を見ると海外戦没者がとり残されている場所が本当に広いことがわかります。

どうしてこのように重要で、何より大事な法案がこれまで放置されていたのでしょうか?70年の時間は海外戦没者にとって長く孤独で悲しい時間だったはずです。「安保法案」を強行して、「収容強化法案」が引っ込まされるというのは先の戦争の反省が足りないせいではないでしょうか?

 


古賀大牟田市長~次期市長選不出馬、引退表明

2015年08月13日 21時04分31秒 | 日記

「大牟田市の古賀道雄市長(71)は4日、記者会見し、次期市長選(11月15日投開票)に出馬せず、引退すると表明した。現在3期目で、『権力の座に長くいると腐る<権腐10年>という格言ある。弊害が出ないよう区切りをつけたい』と理由を述べた。後継者については『指名する考えはない。斬新なアイディアを持つ私より若い世代に期待する』と語った。」

(下:2015年8月5日、西日本新聞より)

福岡版には短い記事でしたが、筑後版には古賀市長の考えや心境なりが詳しく掲載されていました。読みますと、7月に決定した「世界文化遺産登録」や大牟田市財政再建への取り組みなど、大変な課題に成果を上げることができた満足感も感じられる内容でした。

「市長選には今のところ、誰も立候補表明していない」とあります。地元では活発な動きがすでに始まっているのではないでしょうか?

それにしても、2018年にも首相をしていたい……。と言う人がいますが~山口県から150年節目の首相を出すため~これなんの冗談?