「大分県臼杵市が地元に伝わる民話の主人公、吉四六(きっちょむ)さんの妻「おへまさん」を市民の理想像に掲げて策定された【男女共同参画基本計画】に疑問が出」されているそうです。出したのは一人の大学生、どういった内容でしょうか?
「臼杵市は【男女共同参画基本計画】の〈基本的考え方〉の章で、総合目標を『臼杵女性(おへまさんたち)の知恵と世話焼きが光る元気充実のまち』と設定。おへまさんに関しては、『美人ではないが、安心感を与える容姿』などと表現し、キーワードとして〈内助〉〈我慢強い〉〈器量良し〉などを列挙した。市民の理想像は男女問わず〈おへまさん〉とも記」されていたそうです。
「同市出身の大学生、伊藤沙綾さん(21)は実家に届いた男女共同参画に関する市のアンケートをきっかけに、基本計画の内容を把握。ショックを受け、危機感から意見書をつづり、21年3月、市に郵送」されたそうです。
伊藤さんの「意見書では、〈内助〉は女性が男性の補助的な役割を担う性別役割分業的な考え方であること、〈器量良し〉は容姿について述べているなら明らかに問題などと指摘。〈男は仕事、女は家庭〉に同意しない割合を27年までに50%にするとの目標に対しても、『低すぎる』と申し入れた」そうです。
「市の反応は鈍かったが」、「9月の市議会の一般質問でも取り上げられ」、「市もようやく動き、〈内助〉や〈器量良し〉〈安心感を与える容姿〉などの文言の削除を決定した」とのことです。
「伊藤さんは『少しでもいい方向に動いてよかった』とする一方で、『そもそも行政が市民の理想像を掲げること自体に違和感を覚える』と話」されています。〜なるほど、古い時代のモデルではズレますね。それだけでなく市がモデルを設定すること自体がどうなのかと問題にされています。多様性が問われている時代です。大学生、市政の姿勢を動かしました!がんばりました!
(下:2023年1月6日 西日本新聞-丹村智子「臼杵市ズレた【男女共同】 目指せ〈内助〉〈器量良し〉な吉四六さん妻!? 大学生指摘 参画計画修正ヘ」より)
「戦禍のウクライナから3歳の娘を連れ、姉を頼って福岡県田川市に避難したエカテリーナ・チャプリンシカさん(31)さんが広島を訪ね、ロシア語で核兵器の恐ろしさを伝える動画を制作、交流サイト(SNS)で配信を始め」られたそうです。「きっかけは、核の使用をちらつかせたプーチン氏の言動。ロシア国内では『容認』の声も聞かれるようになり、『好戦的な世論に押され、本当に使うかも』と不安に駆られた』」そうで、「被爆地の悲劇を、ロシア人こそ知ってーー」と動画を配信されています。
「ロシア語の字幕も添える動画編集は娘を寝かしつけてから夜中に作業し、約1週間で完成。動画投稿サイト〈ユーチューブ〉とフェイスブックで配信」されてるそうです。
「当初の反応はウクライナ人ばかりだったが、12月になってロシア国内からとみられる感想の書き込みが増え、『核で脅すとは卑劣』『ウクライナは強大国なのに・・・』などプーチン氏に批判的なコメントが寄せられるようになった」そうです。
「『同胞を殺したロシアは憎い。でもそこに生きる一般のロシア人の良心を信じたい。平和を願う気持ちはみんな同じだから』。取材でそう語ると、涙が頬をつたった」とのことです。〜ほんとに辛いですね。避難生活大変でしょうに、こうした取り組み、、、「被爆地の悲劇『今こそ学ぶ時』」というエカテリーナさんの思い、ロシアの人々の良心にきっと響くと思います。
(下:2023年1月4日 西日本新聞〈核なき時代を〉欄-吉川文敬「田川に避難のウクライナ人、動画配信『ヒロシマ』ロシアに届け 被爆地の悲劇『今こそ学ぶ時』」より)
鳥インフルエンザの状況は更に悪化しています。
「農林水産省は(1月)3日、千葉県と福岡県で高病原性鳥インフルエンザの感染が新たに確認され、今シーズンの国内発生事例数が23県の計54例となり、過去最多を更新したと発表」されています。「これまでの最多は2020年11月頃〜21年3月の計52例」だったそうです。
「福岡県は3日、エミューを飼育する古賀市の農場で鳥インフルエンザの疑いがある事例が発生し、陽性を確認したと発表。県は農場のエミュー約430羽を殺処分。農場から半径10キロ以内で飼育されている鳥などの搬出を制限した」とのことです。「エミューは食肉用などに飼育されており、県は野鳥を介して感染した可能性が高いと見ている」そうです。
「高病原性鳥インフルエンザが今シーズン最も多く確認されているのが『養鶏王国』の鹿児島県」で、「既に12養鶏場で発生し、一段の感染拡大に警戒を強める」とのことです。「ウイルスの侵入原因とされる越冬ツルの大量死が異例の事態を象徴している」と注目されています。「多くの渡り鳥 が飛来する出水市では22年12月下旬時点で、死んだり衰弱したりして回収されたツルが1300羽を超」え、「過去最多だった20年度の10倍以上で、これまでに156羽から鳥インフルエンザウィルスが検出されている」そうです。「鹿児島大の小沢真准教授(ウィルス学)は」野生のツルからツルへの感染、そして~養鶏場へのウィルスの侵入などの動きに注意喚起されるとともに、「『死骸を食べた他の野生生物が新たな感染を引きおこす可能性があり、死骸の回収が重要だ』と訴えられています。〜鳥インフルエンザ以上に怖いウィルスの発生がある?出水の越冬ツルは大事な観光資源だったのに、どうなる?なんてどころじゃない!のでしょうか?
(下:2023年1月4日㊧西日本新聞-古川大二「鳥インフル過去最多に 今季54例目 福岡のエミュー農場で確認」㊨毎日新聞「鳥インフル最多54例 拡大源 鹿児島でツル大量死」より)
火災防止を願う伝統行事【臼かぶり】が9日夜、大牟田市の三池本町祇園宮であった」そうです。「この日は白装束に身を包んだ20〜60代の氏子約20人が挑んだ。重さ30〜80キロの臼を両手で持ち上げ、体を反らせて豪快に(後方に)投げ飛ばすと、見物客から拍手と歓声があがった」そうです。
「地元の児童らもバケツの水をかぶって参加した」とのことです。えっつ!児童も参加って、今年初めてでしょうか?バケツだったら腰を痛める心配ないでしょう。「その一人、矢野雅明君(11)は『全身がびしょびしょになって楽しかった』と笑顔だった」そうです。〜「びしょびしょ」が楽しかったんですね!寒くなかったでしょうか?頑張りました!!インフルエンザもコロナも防止になれば良いですね!
「祇園宮の中野義治・神社会長は『コロナ禍でも無事に開催できてよかった。地域の大切な行事として守っていきたい」と話されています。
(下 :2023年1月10日 朝日新聞-外尾誠「火難よ去れ 豪快にえいやっ 大牟田【臼かぶり】」より)
『福岡県だより』2023年1月号が配布されました。「福岡県のブランドのいちご〈あまおう〉が20周年」を迎えるそうです。(5ページ)〈あまおう〉は「福岡県が6年かけて開発し、平成15年の本格販売開始」されたそうです。それから「18年連続で販売単価日本一を達成するなど、国内外から高い評価を得ている」とのことです。
「今田美桜さんが博多あまおう大
使に就任された」そうで、一層評判を呼ぶでしょう。
〈あまおう〉の名前の由来が紹介されています。いちごの特徴「あかい、まるい、おおきい、うまい」の頭文字で出来てるそうです。なるほどですね~。甘い苺の王様と思ってました。
11ページには〈いちご・あまおう〉が当たるクイズがあります。締め切りは1月31日(火)です。
(下:2023年1月号『福岡県だより』5ページ、11ページより)