兄弟会旅行に行ってきました
行き先は熱海、結局全員は集まれなかったけど総勢9人で
熱海に泊まるのって何年ぶりのことでしょう。
”お宮の松”と”貫一&お宮”はそのままだったけど、その周辺は
時の流れを感じました。
何年か前までは、お正月は必ず全員で実家に集まったものですが
長年、迷惑をかけっぱなしだった長兄夫婦に申し訳ないという気持ちと
それぞれの子供たちも巣立ち、各々実家となったことで
集まると言えば、法事の時くらい
来年は母の7回忌がありますが、まだ1年半ほど先の話ですし
以前も書きましたが、一番上の姉は喜寿を迎え、長兄は後期高齢者に
冗談ではなく、明日元気でいられるかどうか保証はないし、なんて
話も出たりしたので、<そうだ、みんなで旅行しよう>
脚が悪いからベッドじゃなくちゃダメ、とか、夜中に何度もトイレに起きるからとか
まあいろいろご要望はありましたが、条件を満たす宿泊先をさがすのが私の役目となり
そんなこんなで当日まで誰かが具合悪いとか言ってくるんじゃないかと心配しつつ
無事、全員が集合出来ました。
過去には何度か、女同志での旅行はありましたが、こうして兄たちまで参加するのは
初めてのこと
長兄夫婦が兄弟の中心として、しっかりと実家を守ってくれていたおかげで
私たちも安心してこれまでこられたことがなにより幸せ
昔に比べてずいぶん弱くなったお酒を飲みながら、今は亡き両親の話で盛り上がり
気がつけば周りの人たちはほとんどいなくなって
「いいところにお嫁に来れてよかったね」兄嫁に言った私の言葉ですが
お互いの安否は常に気にしつつも、普段は知らん顔ですが、
会えば気さくに話ができる、それで十分です。
母の話になった時、やはり娘と息子の見方は違うんだと改めて思いました。
母を批判することを言う私や姉に対して
「あれでもいろいろ大変で苦労したんだぞ」と、かばったのは
最後まで一緒にいてたいへんな思いをした長兄でした。
亡くなってもまだ、私たちに多大な影響を与えている母は、やはり偉大です。
改めていろんなことを思い、考えさせられる旅行でした。
次回、いつになるかわからないけど、またみんなで集まれたらいいね
そのためならいつでも”幹事”引き受けるからね