横浜田舎物語

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”イルカ”ライブ

2010-06-08 | ライブ
開港祭の翌日のことです。

”イルカ”さんのライブに行ってきました。

実に30年ぶりです。


    


来年はデビュー40周年ということで、今年から来年にかけてライブツアーが
始まったようです。

彼女は1950年生まれ

”アラ団”仲間ですね。

長男”冬馬君”にはお子さんがいますからこれも一緒のおばあちゃん

お孫さんは12歳だそうですよ。

会場は川崎市教育文化会館、ず~っと昔、川崎球場によくプロ野球を見に来ましたが
この辺りはそれ以来、懐かしい場所です。

街並みがきれいになりました

川崎、特に駅より海方向側は昔ながらの建物が多く、競輪や競馬場もあることから
ダーティーなイメージだったけど、そのギャンブルもしっかり市民権を得てきましたし
すっかり、すっきりとした大都会に変身していました。

午後6時半からノンストップで2時間余り

立ちっぱなしで大丈夫なの?と同級生をいたわるような気持ちになってしまうのは・・

バックバンドはピアノ、ギター、そしてテナーサックス

このテナーサックス奏者にびっくり

なんと保坂俊雄さんという御年81歳の現役プレーヤー

イルカさんの本名は”神部としえさん”ですが旧姓は”保坂”
そうなんです。テナーサックスは彼女の実父

お父様はその道では超が付くくらい有名な方、ジャズバンドの花形奏者でもあり
あの美空ひばりさんのバックで指揮をとっていたこともあったとか

とても81歳とは思えない若々しさでサックスはもちろんのこと、パーカッションも
担当されてました。

3年前、最愛の夫であり、仕事上でもかけがえのないパートナーだった”神部和夫氏”を
難病で亡くしましたが、一人息子の神部冬馬君もシンガーソングライターとして
お母さんを支えているようですし、こうしてお父様も一緒に頑張ってらっしゃる姿に
胸がいっぱいになってしまいました

歌声は昔と変わらない、というより、もともと歌唱力はある人ですが、
その人生経験からか、より幅が広がって聞き応え十分のステージでした。

多才な人ですから、絵本の出版は有名な話

そして、現在はIUCN国際自然保護連合の親善大使の任命を受けているとのことです。

今回発売されたNewアルバムも「森羅万象~イルカ セレクトベスト~」

その中には「みんな 同じ 生きているから ひとりにひとつずつ大切な命~」
というフレーズのある『まあるいいのち』 生命保険会社のCMに使われてますから
知っている方も多いかと思います。

今回のステージもオープニングからこの大合唱で始まりました。

彼女の地球や生き物に対する想いが心に響く素晴らしいライブでした。

最後に、イルカさんは知らなくてもこの歌なら誰もが知っている『なごり雪』を
全員で合唱、盛り上がりました


観客は4.50歳代から私のような60歳代の方が圧倒的なので、スタンディングもないし
ポップス系のライブにしては落ち着いて聞くことができました。

開演前はほとんど立ち寄る人のなかったCD販売コーナー、帰りは大盛況でした。
やはり、本物を聴いた後、その余韻を自宅でも楽しみたいと思う方が多いのでしょう。




そういう私も、Newではなく2枚組のベストアルバム買ってしまいました

大好きな『雨の物語』『海岸通り』『あしたの君へ』等々
いっぱい知ってる曲入っているし、カラオケでは定番です

今もこれを書きながら、パソコンから流れている曲を聴いています

そして、アルバムを買った人にはうれしいおまけが

生イルカさんとの握手会

握手会ってよくテレビでアイドルの人たちがやっているの見ますけど
もしかして人生初、体験かもしれません。

しばらく待つと、ほとんどすっぴンのイルカさんが出てきました。

持って生まれた才能のあるイルカさん、これからも頑張って
ご主人の分も長生きして活躍してくださいね

2歳しか違わない、同じ時を生きてきた友人のような気持ちでこれからも応援しています。

すてきなステージをありがとう

コメント (6)
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