昨日は退院後初めて外食、ついでに買い物にも行ってきました。
もちろん娘が連れて行ってくれたのですが、一人で出掛けるのはまだまだ先のことです。
スーパーでの買い物は杖をはずしてカートにもたれかかっての移動でしたが
もうすっかり杖歩行に体が慣れているらしく、カート移動は疲れます。
杖のほうが姿勢良く歩けるし、心配なはずなのにほっとします。
では続きです。
8月6日(水)
術後2日目、朝から慌ただしく看護師さんが現れる
体中隅々まで清拭してもらう
そして、体中の管が抜けた
ちなみに体中の管というのは、右手甲に抹消点滴、左手首に動脈ライン
両脚傷の横に排液チューブ、排尿チューブ(バルーンカテーテル)
そして背中に痛み止めの硬膜外チューブ
これだけのものが一気にとれてようやく自由に、それと同時に
車いすに乗ってトイレに行かなくてはいけない
片脚の手術なら反対側が使えるけど、両脚だからトイレ移動にはずいぶん気を遣いました。
それでも車いすは11年前にもさんざんお世話になっているので、こういういい方もおかしなものだけど
まさに昔取った杵柄、もうすっかり慣れたものです。
食欲は相変わらずないけど元気です。
午後、ベッド上でウトウトしていると理学療法士の濱田先生登場、
そういえば、2度目の貯血の日の午後、リハビリセンターに行って様々な検査を受けたとき
先生こう言われました。
「術後早い時期にお迎えに行きますから、がんばって手術受けてください」って
ほんとに来ましたよ、まだ2日しか経ってないというのに
「今日は僕が押しますけど、明日からは一人で来てくださいね」
懐かしいリハビリセンターに到着、無事終わってここに来れたことに感謝
確かベッドサイドでリハビリって書いてあったはずだけど、まだ2日目に何をする
まずリハビリ用ベッドに横になると、軽いマッサージ、そして片方ずつ膝を曲げる
こんなに曲げていいのでしょうか?思わず力が入る
続いて車いすで平行棒の前に移動、立ち上がって平行棒を持ち背筋を伸ばす
「はい、そこで両手離して、気を付け!」
えええ~~怖いよう~ 「大丈夫、すぐ掴まっていいから」
なんだかふらふらして落ち着きません。
今日のところはこれで終了、明日はバーを持って歩行開始だそうです。
ほんとに大丈夫かしら?
部屋に戻ってすぐ、今回の最初の見舞客、元同僚のSさんです。
6月に手術をした、私が勝手に戦友って思っているご主人は、術後2か月
最近は車にも乗ってるし、近所の買い物は自転車で行ってるって
すご~~い 大丈夫なの?
戦友も頑張ってる、私も頑張らなくちゃって思いました。
Sさんはこの日から退院するまで6回も来てくれて、1度はご夫婦で寄ってくれました。
習ってきたばかりだけどと言って、目の前で見せてくれたマジック
一人で見るのはもったいなかったわ
どこまでも明るい、たくましい母さんです。もちろん優しさもいっぱいの人です。
夕方熱が出たので解熱剤をもらう、術後はどうしてもね、仕方がないです。
それでも心配してくれてる皆さんにメールを送る
返事には一様に、安心したこと、こんなに早くメールが来るとは思わなかったこと
みなさん驚きの声でした。
まだ寝返りどころか横向きにもなれなかったこの時期、
それでも1日1日元気になっていく事が実感できたころでした。