・・・私は長年、鋼に関わる開発関係の仕事をしていたので、アイデアを形にして、ものを作るのは得意なほうです。
しかし、今のものを作る状況は家にある手工具のみで、且つ、一人で作るという環境なので、工作のやり方には、かなり工夫を要しました。
・・・上の図面はフリーハンドで書いた工作図です。
基本的な考え方は、部材の接合は道具がいらないタッピングビスを使うことにしました。
タッピングビスは工作には工数がかかりますが、今の環境で自由にやれるので、このやり方を採用した。
「タッピングビスで接合した例」
・・・上の写真は取付用の枠と扉の鋼板をタッピングビスで取り付けたところです。
ビスは4mmのものを使いました。
…上の写真は、扉を閉めた時の空気取り入れ口を作ったものです。
部品は板から、ディスクグラインダーで切り出したものです。
鋼板の穴はディスクグラインダーと金鋸であけました。
・・・扉の取っ手は6mmの長ボルト棒を切断・曲げをして作りとりつけた。
枠に使ったアングル鋼 50x3.5mmはDIT店で必要な長さで切断して購入してきました。
・・・出来上がりの私の感想は枠の直角度が少しずれていますが、窯の組み立て上は差支えない程度の誤差で、ほぼ設計構想どうりの仕上がりでした。