「ニュージランドの牧場風景」
・・・仕事をしていて人生の先が見えはじめてきた頃は「・・・いずれ、仕事から、離れたときは 何を心の支えに生きていけるのか」と、ずいぶん考えたものでした。・・・・・
私の場合、趣味は数を数えると両方の手の指の数に到達するほどあるが、社会のつながり、生きがい等までを考えると、何を生きがいとしとて、生きていけるのかと、第二の人生、うまくいかないような気がしていました。
定年後の人生についての本なども、その頃よく読みましたが、結局、納得できないままに、私は第二の人生に突入しました。
・・・今は仕事を辞めてそろそろ三年になります。
今の状況から、その頃と比べて、第二の人生の生きがいについてチェックしてみました。
・・・私の第二の人生の基本的な考え方は「好きなことをして人生を楽しむ」 でした。
好きなことをして、人生を楽しむということは、全体が獏としてはっきりしない。
しかし、今までの三年を振り返ると、暮らして来た様は、まさしく好きなことをして暮らす毎日でした。
今も、そうです。
朝起きて、やりたいことを始めると楽しく時間を過ごす、それが終わると、またそれに関連して課題ができてきて、これもやりたいと次の日に、やっている範囲が広がっていくと、次から次へと、続いていく毎日の課題を追いかけながら、日々過ごしている。
「飛行機から見たニュージランドの山々」
・・・今日の新聞に登山家、野口健さんの言葉として載せていた。
内容は次の通りです。
「…一つ何かに取り組むと、そこから次に課題が見つかるんだよね。
僕には冒険心がある。
それは知りたいという気持ち。
テレビで見た世界が正しいとは限らない。
世界を自分の目で見て何かを感じることを大切にしたいんだ。
自分の夢をかなえるきっかけは世の中にいっぱいある。
そのチャンスを逃さないで、・・・」
・・・自分で何かをやりたいという気持ちが、それを追い求めることが、その人の夢につながっていき、またその人の、生きがいにつながっていくと思いました。
私もどうして生きていくことがベストか、常に迷っていますが、野口さんの言葉を読んで私の生き方も、好きなことをする毎日が、ある意味夢を追いかける毎日なのかなと思いました。