・・・少し早いお盆の墓参りの日に、名古屋から大阪の途中にある最古の大王の墓といわれる、箸墓古墳に寄ってきました。
昨年、初めて、この古墳に行った時に、意外と名古屋と大阪間の自動車名阪道の寄り道にしては、短時間に行けることを知って、今回も、昼飯を食べるついでに寄ってきました。
宮内庁管理の皇族関連の墓と云う事で立札には「孝霊天皇皇女倭迹迹日百襲姫尊 太市墓」と名称が書いてあります。
倭迹迹日百襲姫命は第七代孝霊天皇の娘で記紀の崇神紀十年の条に有名な箸墓伝説が記されている。倭迹迹日百襲姫命は大物主神の妻となるが、大物主が実は蛇であることを知って驚き、箸が陰部に刺さって死んだので、彼女の墓を箸墓古墳と云うと伝わっている。
古墳を横から撮った写真が上の写真です。古墳の全長は280mで、後円部が左の高い部分で、写真右の少し低い前方部に、上の写真の参拝所がある。
何時、来ても、誰も訪れる人がいない場所です。
この古墳は古代大和政権の最初のころの大王の墓であることは間違いなく、上の記紀伝説を信じると卑弥呼の墓ではないかと考えてしまうが、古墳の調査がなされないとわからないことです。
墓の周りに多く咲いていた花の写真を撮りました。
昼食は古墳のそばの三輪そうめんの店でそうめんと寿司と葛のデザートのランチセットを食べてきました。