・・・雨がひどく降った翌日の早朝六時ごろ、ジョグの為に家を出ると、東の空にはまだ雲が少しあって、朝日が少し見えていました。
街中を走っていると、珍しく南の空に虹が見えました。
マグドナルドの看板の上から雲の切れ間まで虹がかかっていました。
三十分ほど走って高台まで行っても虹が南の空に鮮やかに見えていました。
今までの私の経験では、旅行中に広い草原の、視界が開けたような場所で虹を見ることがあっても、街中の建物の間に虹を見ることは私には珍しかったです。
きっと、虹を見るためには、陽の光のさす角度と、水蒸気の漂い具合、見る人の視野の角度などが、うまく一致することが必要で、今回のように、地上の低い位置から、観る人の視野の角度から考えると、早朝の太陽の低い位置の角度からの光が良いのかもしれません。